排気効率UP!シボレーP30ヘダースの取り付け

 アメリカンクラスAで多く使用されているシボレーP30シャーシ。
 シボレーP30シャーシの場合もフォードF53シャーシ同様、純正のマニホールドはシリンダーから排出される排気はエキゾーストマニホールドとほぼ垂直であるため、排気効率が悪くパワーロスが発生します。このマニホールドを社外のヘダースに変更することで排気効率がUPしパワーUPが期待できます。
 本コンテンツは、シボレーV8 454エンジンのエキゾーストマニホールドを社外品に変更した事例です。
ヘダースの取り付け
 キャンピングカーシャーシ用ヘダース。
 エンジン取り付け部分がなめらなかカーブになっており、排気がスムーズに排出されることが形状からも想像できる。
  純正のエキゾーストマニホールドのボルトを取り外す。ボルトを折らない様に少しずつ潤滑スプレーを吹きつけながら緩める。  購入したヘダースにヘダースラップを巻き、プラグコードへの熱による損傷の予防を行い、ガスケットを入れ取り付ける。
 左右のヘダースを取り付けた状態。これを純正マフラーに接続するYパイプが必要。  このヘダースには、、Yパイプの設定がないため、Yパイプは3インチのパイプをベンダーで曲げ、溶接し自作。   オキシゲンセンサーの取り付けも必要なため、国産のナットにタップを切りなおし、純正取り付け部と同じ厚みに削る。 
 マフラーとYパイプ、ヘダースをボルトナットで接続する。  オキシゲンセンサーを取り付ける。  
ヘダース交換後の使用感
 抜けが良さが体感できます。また、若干、V8サウンドも変化します。
 特に低速時のトルクが向上したように感じます。
 これにK&Nフィルターへの交換により吸気能力もUPしています。
※ ヘダースに交換=確実にパワー&燃費向上する・・・ということではありません。製品や仕様によって、異なります。
※ ヘダース、触媒、マフラーなどを組み合わせて交換した場合、抜けが良すぎてまれに逆効果になることもあります。

作業時間 作業難易度(5段階)
(5が難易度が高い)
作業のポイント 実用度(5段階)
(5が実用度が高い)
トータル
約12時間
○ Yパイプの設定があるヘダースであれば作業時間が大幅に短縮します。
 マニホールドの間にクーラントセンサーやオイルゲージなどがあるため、破損しないように注意すること。
○ フランジサイズ=3インチを使用

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