国産キャンピングカーには発電機+ルーフエアコンが標準装備のキャンピングカーはまだ少ないのが現状です。また、中には、屋根にルーフエアコンを積載不可能なキャンピングカーも存在します。日本のように湿度が高く四季の温度変化があり夏場の気温と湿度は耐えられないものがあります。しかし、コスト面や強度、バランスの問題から国内では標準装備が少なく、逆にアメリカンキャンピングカーは標準装備のものが多く存在します。また、ジェネレーターは非常に高価であり、ルーフエアコンも殆どがアメリカ製であり、苦肉の策として家庭用ルーフエアコンを装備されている方やキャンピングカーの専門誌であるオートキャンパーでも取り上げられていました。
 しかし、家庭用エアコンを自動車に積載状態で作動させるのは実際問題としてどうなのでしょうか?
 今回、ネットキャンパーとして
  三菱電機株式会社リビング・デジタルメディア事業本部  〒100-8310 東京都千代田区丸の内 2-2-3 様へ質問をしたところ、快く回答をいだだきました。以下はそのQ&Aです。


(1).キャンピングカーへ家庭用エアコンを取り付けた場合、考えられる不具合について
 まず走行中の振動、衝撃によって、構造体の変形、内部配管類の共振による折損で、ガス漏れ、取り付けネジのゆるみなどが発生することが懸念されます。
 また、発電機による電圧変動、電源波形のひずみなどで制御基板内のマイコンが誤動作を起こすこともありますので、安定した電源供給が望まれます。
 さらに、室内機側ではドレンパン内のドレンが波立ち、水漏れすることが想定されます。


(2).家庭用エアコンを車載し、故障した場合の保証について
 保証の範囲外となります。
上記のように種々のトラブルの発生が想定されますのでエアコンの保証書には「エアコンを船舶に搭載、車載にした場合は一切保証はいたしかねます。」とお断りをさせていただいております。


(3).ユーザーの自己責任において車載した場合の注意事項について
 上記1項の諸問題の予防対策をお客様でして下さい。
 また、故障が発生した場合修理はすべて有料となることを御承知おき下さい。

(4)三菱電機のキャンピングカーやアウトドア向け製品について
 当社製品にはカーオーディオやカーナビはありますが、
 特に、キャンピングカーやアウトドア向けに意図した製品はございません。
 上記のようなことからも家庭用エアコンをキャンピングカーに取り付ける場合は100%自己責任において行わなければなりません。
 また、停車中のみの使用であったとしても、取り付ける位置やドレンの位置などと車体の傾きを考えて使用しないとドレンから水が抜けなくなり車内に水があふれてくることも考えられます。
 そもそも100%固定で使用する環境に合わせて開発された家庭用ルームエアコンを常に振動や衝撃の加わる自動車に積載して使用するのですからオートーキャンパー誌にも表記されているように、壊れた場合のリスクを背負うことになります。

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