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キャンピングカー購入時のチェックポイント(新車編)

キャンピングカーのネットキャンパー

キャンピングカー購入は慎重に

 キャンピングカーの購入を検討する場合,普通車と違い居住スペースは後から製作されたものであるため、しっかりチェックしておかないと後から思わぬ修理費用が必要になることがある。
 メーカーのカタログや説明を見ても,居住スペース,エンジンのパワー,トレッド幅などの宣伝が多く、下地処理などに関する説明が非常に少ないのが現状。見える部分はどうにでもできるが,見えない部分が耐久年数を大きく左右するといっても過言ではない。

下回りを必ずチェック

 特にキャブコンで多いのがトラックボディのフレームに独自設計のアングル材などを溶接加工しているもの。
 ボディ下から覗いて見ると収納や各種器具の取りつけのための後から溶接された鉄材が見える。
 あるメーカーの溶接しているアングルを見ると新車にもかかわらず,赤錆が発生していたり、溶接部にきれいなビードが出ていない溶接もあるのが現状。溶接は要チェックです。そのビルダーの技術と仕事に対する姿勢が分かる。
 赤錆の出た状態や溶接が雑な状態であれば、錆びると鉄はもろくなり溶接も不完全だと音がが発生する原因になったり,折れることも考えらる。新車だからといって過信しないで必ず下廻りを確認すること。見えない部分だからこそしっかりチェックが必要である。車体を切断・溶接している形状のものは特にそ切断面,溶接面の処理をチェック。

キャブコンの接合部のチェック

 キャブコンの場合,コーチ部とキャビンの継ぎ目がある。本来のキャビンの天井および後面の一部を切り取りこの部分に居住スペースになるFRPで作成した”部屋”をつなぎ合わせている。キャビンは鉄,コーチ部はFRP。この2つを接合するのに溶接は当然不可能でありリベットで接合し,パテで埋めたりして接合する。この部分が綺麗に仕上がっているメーカーと非常に雑なメーカーがあり、シーリング材の塗布の仕方も目立たないように綺麗に仕上がっているメーカーとそうでないメーカーがある。仕上がりが雑であれば雨漏りや音の発生につながる。
 キャンピングカーには多くの接合部分にシーリング処理をしている。そのシーリングがしっかりしていないと雨漏りや異音の原因になってしまう。接合部分のチェックを念入りに。

オルタネーターとタイヤがアップグレードされているかチェック

 サブバッテリーの走行充電装置などを装備している場合,オルタネーターをアンペア数の大きい物に取りかえられていることが理想。
 タイヤは重量に対応するタイヤに交換されているかなど要チェック。
 案外タイヤはトラック納車時の純正品がそのまま取り付けられている場合があり、架装後の重量に対応していない場合がある。

外装のチェック

 後からFRPで製作されたコーチ部は,表面がゲルコート仕上げとなっているものがある。
 あるメーカーのものは,このゲルコートのまま販売しており,キャンプ地で見かける同社のキャブコンは変色しているものも多く存在する。これを綺麗な状態に戻すためにはその上から塗装を施すしかない。
 塗装やFRP成形も含めて,チェックの方法はキャンピングカー背面に移動し、ボディ側面を斜めの角度から前方に向かって見て見る。FRPが波をうっているもの,塗装のつやのない部分(塗装の吹きむら)があるものなどがある。
 FRPの波うっているものについては,成型技術、吹きむらについては塗装技術が十分とは言えないと考えるべき。 

配線のチェック

 ジェネレーター(発電機)や保安部品・サブバッテリーなどなどの電装品は必ずハーネス(配線)がある。
 これらの装備は、キャンピングカーを製作したビルダーが後から配線した物がほとんどであり、ハーネスの太さや車体フレームなどへの取りまわし・結線などが丁寧に施されているか,あとからメンテナンスしやすくなっているかなどをチェックする。
 例えば床下に製造過程で見えない部分に配線が取り回しされている場合でハーネスに不具合が生じた場合,ハーネスの引きなおしが非常に困難となる。車内、下回りなどの配線を確認し、配線がバラバラになりどの配線かわからないような雑な配線の車両は要注意。
 良い配線は、配線を保護するためのコルゲートチューブに配線を入れて、きちんと綺麗に固定されていることや、配線に番号をうち、どの配線かどの装備に接続されているかが明確で、その車両の配線図が用意されている車両は安心である。