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ご臨終・・・・

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 昨日フォルクスワーゲンビートルが突然エンジンがかからなくなったとの連絡を受け現場へ向かう。
 状態を確認すると
①1時間ほど駐車してエンジンをかけようとしたら一瞬だけアイドリング状態からエンジンが停止し、その後始動しなかった。
②エンジンが始動しなくなる直前にノイズが聞こえた。
③バッテリー、ガソリンともに不足している状態ではない。
とのこと。
 これらの情報から、取り急ぎすぐに確認できる場所からチェックを行なう。エンジンをクランキングするが、初爆も全くない。
 感覚的には、燃料が来ていない感じを受け、後部座席のシートを外し燃料ポンプ上の三角形のカバーを外す。その後、音と振動を確認するが全く音も振動もない。さらに、キーのオン、オフを繰り返すがモーターが動いているような感じがない。
 さらに、フェールポンプヒューズを確認すると、案の定15Aヒューズが切れている。これらの複数の状況から、燃料ポンプ不良の可能性が高いため、キーをオンにした状態で、木片でポンプ上部を叩きつづけてみる。
 モーターが動かない場合、衝撃をあたえることで動き出すことがまれにあるからである。
 これを繰り返すうちに、キーのオン、オフに連動して”コクン・・”と振動と音がするようになってきた。
 しかしながらエンジンが始動しないため、燃料パイプを外し燃料が出るか確認するが全く出ず。
 燃料ポンプは、完全にご臨終であるという結論に達してレッカーを呼ぶ。保険会社のロードサービスで無料で我が家まで移送ということになった。ちなみに、フォルクスワーゲン日本に燃料ポンプの部品代金を確認すると、4万円とのこと。これに取替え工賃がかかり、○万円とのこと。たかがポンプごときでこの出費は痛い。
 輸入すれば安いはずという信念のもと・・・昨晩のうちに適合しそうな燃料ポンプをインターネットで探し、最も安い価格の業者へ適合について質問を出していた。
 すると、今朝返事が来ており100%適合するとの回答であったため今朝オーダーを入れる。
 ポンプだけの交換は面倒なので、燃料ポンプフェールセンダーアセンブリー丸ごと購入・・・・送料まで入れても12000円弱。
 やはり外国製部品は、輸入に限る!