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ハブベアリングは・・・・

ファイル 239-1.jpgファイル 239-2.jpg

 写真の缶は、リアアクスルのハブアウターベアリングを洗浄した後の写真である。グリースの汚れもあるが、洗浄した後の液体を指で触るとざらざらしている。目に見えるレベルではないが確かにざらつきがある。
 通常ハブベアリングには、ブレーキダストや粉塵などは入らないように設計されているが、キャップが甘い場合やキャップに充分なシールが施されていない場合このようなケースが発生する。
 確認してみると、どうもリアアクスルのハブのキャップの密着が良くない。
 ベアリングを清掃し、新しいベアリンググリースを専用の工具で詰め込む。
 キャップには、液体シールを塗り組み込みを行う。
 整備工場によっては、ベアリンググリースを車検ごとに詰め替えてくれるところもある。または、ユーザ側からベアリングのグリスアップを・・・とお願いすることも可能である。もちろん、車検は割高になるが・・・。