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合成エンジンオイルに関して

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日本ではエンジンオイルの値段が非常に高く、特に雷火さんの様に40リッター前後も必要な場合は合成オイルを使用すると1度に数万円に成ってしまうと思います。 従って、信頼の置けるメーカーのデイーゼルエンジン用オイルであれば安いものでも構わないと私は思います。 

ガソリンエンジンの場合も同じで、高いオイルを長い間使うよりは安いオイルを使いエンジンメーカーの指示通りに定期的に交換する方が良いと思います。

合成オイル使用に関しては色々の意見があります。 私の意見に鍵って間違っているかも知れませんが、書いてみます。

私は合成オイル(5W40)を使っています。 決して長持ちするからではなく、ある経験から合成オイルを使い続けています。 其の経験とは:

先日、“牽引車”のタイトルで燃料漏れの為デーラーに牽引された事を書きましたが、修理後順調に走っていましたが、急な長い山道を下っている際急にエンジン警告音がなり始め、頻繁に通り過ぎる長距離トラックで危険ではありましたが、ヤットの思いで停車しました。 

エンジン温度が125度Cに上っており、エンジンを切ると更に上るのでエンジンを再び始動させましたが、益々は上昇しました。 仕方なく焼き付き覚悟でエンジンを止めてベッドを上げ、エンジンルームを調べました。 想像していた冷却水問題ではなく、ファンベルトが切れていました。 前日、燃料漏れが有った際、ファンベルトは燃料を浸み込んで劣化し、其の為に切れて仕舞いました。 

スペアーのファンベルトに交換し、大事に至らず帰途に付く事が出来ましたが、もし、この時に合成オイルを使っていなければエンジンに何らかの問題が発生していたかも知れません。 この時最後に確認したエンジン温度は135度で、更に上昇していました。

参考:
“10000マイル(16000Km)以上走行した後、エンジンが馴染んでから合成オイルに交換する必要性”を読んだ事が有りましたので、私は10000マイルの時に合成オイルに交換しました。 その後、上に書いた理由で合成オイルを使い続けています。 現在オイル消費は殆どありません。
RVKen