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サーペンタイン ベルトに関して、 その2 - 種類、選択法

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A.  サーペンタインベルトの表示:
乗用車(ピックアップトラックを含む)のガソリンエンジン用サーペンタインベルトは山数は6個(溝5個)、フォード製PSD、ダッジのカミンズ等のデイーゼルエンジンは山数8個(溝7個)が一般的で、溝間のピッチは全て一定です。 

既に触れました様にサーペンタインベルトにはメーカーその他によりサイズの表示が色々あり、複雑です。 次のコードは異なるメーカーの互換性のあるサーペンタインベルト表示法の1例で、全て6山(溝5個)で2465mm=246.5cm=97.0インチの長さです。

6PK2465、 5060970、 K060970、 25-K060970、 4060970、 970K6

此の他にもサイズと関係の無い部品番号、例えば上と同じベルトサイズのGM(ジェネラルモーター)の番号は88986814で販売されています。

6PKはメートル表示の6山を示し、その他はインチ表示で多くの場合“K”は6山を示し、数字の一部が長さを示しています。

B.  サーペンタインベルト互換性参照表:
次のサーペンタインベルトメーカーのサイトは互換性確認の参考に出来ると思いますので添付します。
一般ガソリンエンジン用 (Dayco)
http://crossbelts.com/serpentine/6ribkseries.html

デイーゼルエンジンを含む
http://www.ellum.ch/forum/Ranger/BeltInterchange.pdf
http://www.goodyearep.com/ProductsDetail.aspx?id=3128&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_content=Automotive&utm_campaign=Serpentine


C.  サーペンタインベルトに関する知識:
使用しているサーペンタインベルトの健康状態を調べる事は大切で、ビルトの6個(8個)の山を横切る割れ目や一部の欠落部が目に付けば交換が必要です。

使用しているベルトにサイズの印刷が残っている場合は書き留めておくと時間を掛けて調べたり探す必要がなくなりますが、大方の場合消えていますので上のサイトを利用して調べる必要があります。 次のDayco(ベルト製造会社)のサイトは非常に良く出来ていています。
http://www.accessdayco.com/Auto.aspx

注:  キャンピングカー、特にP30の場合はパネルバンの裸シャシーを利用したもので、部品の中には“モーターホームを除く”の注意書きがある部品は少なくありません。 サーペンタインベルトは良い例で、長さを実測して正しいベルトを特定するのが確実です

次のグッドイヤーのサイトにはメートル表示とベルトの長さの表示が出ていますので、互換性参照表で他のメーカーの表示を特定する事も可能です。
http://www.goodyearep.com/ProductsDetail.aspx?id=3128&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_content=Automotive&utm_campaign=Serpentine

ベルトをプーリーに掛けるのは簡単そうですが意外と複雑で、多くの方がベルトの掛け方が分からなくなった経験をお持ちだと思います。 此れもプーリーとベルトパターンを簡単に書き留めておくと取り付け時の時間短縮になりますが、分からなくなった場合は次のサイトが便利です。
http://www.freeautomechanic.com/belt-routing-diagrams.pdf
(車のモデル名よりベルトイラスト番号を調べ、84頁ー88頁にて確認)

サーペンタインベルトの価格は同じサイズの物でも大きな差があり、一般の部品店で$40前後で販売されているベルトが、デーラーのGM純正ベルトですと$80以上です(一例)。 

参考に成りそうなビデオを添付して於きます。
サーペンタインベルトの音の問題解決
http://www.youtube.com/watch?v=sli3FnPfdQ4&feature=related
宣伝ビデオ
http://www.gates.com/microvat/Gates%20Micro%20V%20AT%20Belts%20English/player.html
http://www.youtube.com/watch?v=vJtiK_pIYsk


サーペンタインベルトに関して更に専門知識を知りたい方は次のサイトをご覧下さい。
http://bbs.6jc.cn/pdf/usa/SAE%20J%201459-2001.pdf
http://www.mecheng.osu.edu/vibrations/files/jmd_sep05.pdf

本日は、内視鏡による結腸ガン検査の為に病院に行って来ました。

今回は、検査前日朝から固形物は禁止で、朝に1ガロン(3.8リットル)の下剤が入った薬を用意してその半分(1.9リットル)を飲み、昼食に色の付いていないジェリーを1カップ食べただけで、後は夜まで残りの下剤を飲み続けました。 

寝る前には更に2錠の他の下剤を飲み、その後は喉が渇いても水は禁止との事でした。

検査は麻酔で寝かされている間にアッと言う間に終了、全て平常と告げられて昼前(11時)に戻って来ました。

早めの昼食に納豆をかけたご飯を食べ、午後からグリースを買って来て気になっていたキャンピングカーのグリースアップを始めました。 丁度ドライブシャフトに注入中に“病院から電話”と呼ばれて“ガンでも見つかったのでは無いか?”と急いで電話に出ましたら、医者は“体調はどうか?、目まいがする様な事は無いか?”との検査の後の状況を心配しての電話でした。 

体調は普段と全く変わらず順調でしたので、ドライブシャフトにグリースを注入し、弛んでいた配線をタイラップで留め、早めに終えました。

普段は風呂に入ってビールを飲みたいとも感じるのでしょうが、アルコールは禁止されていましたので全く飲みたい気にはなりませんでした。

今回は全ての箇所にグリースが驚くほど大量に入りました。 前回高速道路(3週間前)を試験走行した際に少々足回りの緩さを感じましたが、グリースを注入した事で元に戻ったのでは無いかと思うと同時に、磨耗が進んでいなければ良いと思います。

短期間で車の買い替えをする場合はオイル交換同様グリースアップも行なわなくても大して問題は無いのですが、長期間運転し続ける場合は怠る事は出来ません。