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“4800Km”のオイル交換は頻繁過ぎ!

此のところ3,000マイル(4,800Km)オイル交換は頻繁過ぎである事が報道されています。 2000年以前は3,000マイル交換をよく聞きましたが、デトロイトの専門家達も状況は2000前後に大きく変わり、エンジンの精巧さ、オイルの質の向上、更にはエンジンのコンピューター制御により、5,000マイル以上、10,000マイルのオイル交換周期が一般的になったそうです。

この事に関してはユーチューブで多くのビデオを見る事が出来ますが、参考に次の3本を添付して於きます。
http://www.wusa9.com/news/consumer/article/154790/37/Jiffy-Lube-Changes-3000-Mile-Rule-For-Oil-Changes

http://www.abc15.com/dpp/lifestyle/family/do-you-still-change-your-oil-every-3000-miles-you-may-not-need-to

http://www.kcra.com/video/30350255/detail.html

テレビ、新聞でも色々書き立てられています。
http://www.autoblog.com/2011/12/16/california-launches-campaign-against-3-000-mile-oil-changes/

http://www.csmonitor.com/Business/The-Simple-Dollar/2012/0206/Skip-the-3-000-mile-oil-change

http://www.ocregister.com/news/oil-157025-ocprint-change-miles.html

http://autos.yahoo.com/articles/autos_content_landing_pages/586/the-3000-mile-oil-change-myth/

此れらの意見に反対している人や会社は少なく、オイル交換を専門に行なっている会社は少なからず客が減る事に戸惑っている様子です。 

私は相当前(20年?)から乗用車は10,000マイル(16000Km)毎に交換しています。 又、私のキャンピングカーは10年以上経ていますが、マニュアルには15,000マイル(24,000Km)毎と記載されていますので、時にはエンジン修理等で早く交換した事もありますが、最近は少なくとも15,000マイルは走っています。 遠心分離フィルターを使用していますので、デイーゼルエンジンですがオイルは黒くなりません。

オイル交換距離の判断はエンジン又は自動車製造メーカーのマニュアルに記載されている数字に従うのが一番確実ですが、若し記載されているれより頻繁に交換しているようでしたらその理由や必要性を考え直す必要があると思います。

エアーフィルター交換

ファイル 363-1.jpgファイル 363-2.jpg

シャシーメーカーに問い合わせた処、“エアーフィルターは毎年交換を薦める”との事でした。 余りにも頻繁な気がしてマニュアルで確認したところ、2,500マイル(4,000Km)毎にクリーン、7,500マイル(12,000Km)毎に交換と記されていました。 

今回はK&Nフィルターに交換しましたが、一生交換の必要は無く、3年又は300,000マイル(480,000Km)毎にクリーンとの事ですので、乗り続けさえすれば値段の高い分は簡単に取り戻せます。

幾つか覚えておきたい箇所がありましたので次回フィルターをクリーンする時(3年後?)に自分で参考に出来る為と、ネットキャンパーのメンバーで私と同じフィルターをお持ちの方がいらっしゃいますので、今回のフィルター交換に関して少々書き留めておきます。

必要工具:
• 7/16 ボックスレンチ、オープンエンド 何れか1本
• 9/16 ボックスレンチ、オープンエンド、ソケットレンチ、何れか2本
•マイナスドライバー
•ペネトラント(錆付きを除去用)オイル


写真は下部から上を向いて写した物です。

取り外し工程:
1. 作業開始前(1時間、1日?)に6個のナットにペネトラントオイルを付けて錆付きを和らげる
2. ナット#1とナット#2を緩めてホースクランプが動く状態にしておく
3. ナット#3.#4、#4、#5、#6を緩めボルトも取り除く
4. フィルター固定用クランプのクリップを緩める(先にナットを取り除いてから行う事)
5. フィルター横のゴム製の太いホースを外す  マイナスドライバーを管とホースの間に差し込むと簡単に緩んで抜ける
6. フィルター後部の蛇腹状(布?)のホースを外す  マイナスドライバーで傷を付けない様に徐々に抜く

取り付け工程:
1. K&Nフィルターに固定用クランプを差し込む  この時にクランプの方向を間違えない事
2. フィルター後部の管に蛇腹製(布?)ホースを差し込む(ホースクランプと金属板の差し込みを忘れない事)
3. ホースは簡単に入るので、抜けない様にホースクランプを適度に締める(後ほど緩める)
4. フィルター横の管にゴム製ホースを差し込む (ホースクランプを忘れない事)
5. フィルター本体固定用クランプを所定の位置に近づけボルトを差し込る (ナットは締め付けない)
6. 布製ホースとゴム製ホースのクランプナット#1、#2をホースが動く程度に緩める
7. 5.に戻ってナット#3.#4、#4、#5、#6を取り付けて締め付ける
8. フィルター固定用クランプのクリップを、2本のホースの位置を見ながら締める
9. 6.に戻って両ホースクランプのナット#1、#2を締め付ける
以上で取り付け完了


前回、私はフィルター横の吸入管の部分にシリコン接着剤(硬化しないもの)を塗りましたが、吸入(負圧)ですので漏れ難く、必要は無いと判断しました。 フィルター後部は当然何も必要はありません。

参考:ターボからエンジンまでは漏れが無い事が非常に大切で、空気漏れの為に力不足の問題を経験した人が沢山います。