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乗り心地に関して、 その5 快適に滑らかに走るには

誰にでも出来る改善方法があります。 それは道を選ぶ事です。

アメリカの道は広くて快適な道が多いと思っていらっしゃる方もあると思いますが、それは大間違いです。 場所に依ってはエアーサスペンション付き高級バスコンバージョンでも速度を落とさなくては走れないガタガタの高速道路があります。

次のサイトに何処の高速道路がガタガタで酷いかの意見が寄せられています。 多くは大都市近くを走る幹線道路で、避けて走る事も可能ですが、場所によっては大きな遠回りになったり、一本道で選択の余地が無く、我慢をして走る事になります。
ワシントン州のシアトル近辺、ルイジアナ州、カルフォルニア州のアチコチ、テキサス州、ペンシルバニア州、オクラホマ州等、当然ながらカナダ北部やアラスカ地方には非常に悪い凸凹道があります。
http://www.rv.net/forum/index.cfm/fuseaction/thread/tid/25541897/srt/pa/pging/1/page/1

凸凹道を走ると乗員の苦痛もありますが、キャンピングカーの故障や寿命への影響が心配です。

道路状態は大型トラックの通行量にも因りますが、州の財政状態が大きく影響します。州境を越すと急に道路が良くなったり悪くなったりする事があります。 上のサイトで報告されていますが、オレゴン州は道が非常に良くて、レストエリアの設備も整っています。

高速道路にはアスファルト製とコンクリート製がありますが、問題のある道の多くはコンクリート製の道です。 コンクリート製の道は新しい時は良いのですが、古くなりますと段差が生じてとんでも無い凸凹道になります。 理由はコンクリートが割れない様に、又は直線状に割れる様にエクスパンションジョイントと呼ばれる等間隔(10m-30m)の繋ぎ目や切れ目が入れてあります。 年月が経ちますとこのエクスパンションジョイントに段差が生じ、重いトラックがこの様な場所を走りますと重量が周期的に道路に加わり、段差は益々大きくなったり段差の区間が延びて行きます。 酷い所は3cm前後の段差が10m-30mの周期で何十キロも続きます。

アスファルト道路で凸凹がある所もありますが、アスファルトの場合は修理が効きますので直ぐにアスファルトを盛って修理をする為、長時間苦痛に感じる凸凹が続く所は少ない様に思います。 又、コンクリートの両輪同時の周期的ショックに比べてアスファルトの凸凹はやや滑らかな為楽です。

日本の道は整備が行き届いて居る様に思いますが、コンクリートの道はあるのでしょうか? コンクリートの段差が生じた道はあるのでしょうか?