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バス事故 - 冷静に判断しましょう

群馬県で起きた高速道路での衝突惨事で犠牲になられた方々やそのご家族の方々には本当にお気の毒でした。 我々RVを運転する者に取っても人事では無く、私もテレビやラジオ等の報道に関心を持って見聞きしています。

しかし、アナウンサーや評論家が余りにも無責任な現実離れをした意見を言い、もう少し常識を持って報道をして貰いと憤慨しています。 

1日の制限距離
現在長距離バスは1日に670Km以上は2人の運転手が乗務する規定になっているそうですが、あるテレビ番組ではこの距離は長過ぎるのでもっと短くする必要があると話していました。 又、一人の運転手が8時間運転をするのは無理とも報道していました。 距離は疲労や事故原因にそれほど関係せず、むしろ運転時間の方がより関係あると思いますが、8時間の運転が無理と考える人は運転の素人(職業運転手では無い)で、若し長距離バスの運転手やトラックの運転手に〝あなたは8時間運転すると安全に影響を起す様な疲れをしますか?”の質問に対して疲れると答える人は先ず居ないと思います。

あるバス会社への取材として、その会社では2人の運転手を乗務させて200Km毎に交代して運転をすると報道、見ている人に今回の事故を起こした会社の場合に2人の運転手を乗せていなかった事や2時間毎の交代が出来なかった事が原因であるかの様な印象を与える報道をしていました。

休憩を取る事はよい事である事には間違えありませんが、多くの職業運転手は4-5時間の連続運転をしても、又一般的な健康状態でしたら1日12時間程度の運転をしても疲労を起すとは考えられません。 私も長時間、長距離を走りますが、問題なのは眠気とトイレです。 最近は犬を連れて旅行をしますので、3-4時間程度走るとレストエリアに止まり犬をトイレに連れて行きますが、私は運転席に座って待っています。 立ち通しですと疲れて座りたくなりますが、運転中は座って居ますので疲れる事はありません、丁度1日中座って本を読むのと同じです。

不慣れな目的地?
多くの報道で、事故を起した運転手は初めての目的地で不慣れであった事を指摘していますが、全く意味の無い、運転に関して知識の無い人の意見だと、私には思えます。 職業運転手(運転に慣れている)であればどの様な場所に行ってもそれに対応出来ると思います。 恐らく、多くの職業運転手が感じている事だと思いますが、事故原因となる事で怖い事は道幅、不慣れな土地等の静止物では無く、無謀運転をしている車、未熟運転者、自転車や歩行者等の移動物体です。 

外国の有名旅行社の観光バスでも、一人の運転手が国から国へと長時間バスを走らせます。 勿論、1日の休憩時間や数週間続く旅行の場合は休養日を取らなくては成りませんが、朝から夜まで相当の長距離を走りますし、事故や工事で迂回をする事もあります。

今回の事故を起したバス運転手は“一人で運転をするのは不安であった”と言っていると多くのメデイアが報道していますが、この事を根拠に二人の運転手が必要であった、又は事故に繋がったと結び付けるのは単純過ぎると思います。 誰にでも色々な、不必要な、現実離れした不安がありますので、事故を起した後にその様な事を思い出したり、何気無くこの様な言葉を口にするかも知れません。 例え、200Kmの目的地に行ったとしても同じ言葉を口にしたかも知れません。

安全や平和と言う言葉を振り回して現実的な解決策を考えずに発言する人達が居ますが、テレビ、新聞、ラジオ等は根拠に基づいた責任ある報道をして貰いたいもので、根拠無しに不合理にする事無く、若し法律等を変更する場合は常識を持った専門家の意見を元に、バスやトラック運行会社に無意味な負担になる事無く、現実的、科学的に調査しての変更を期待します。


蛇足:
制限最高速度は現実離れをしています。 殆どの場所(一般道)で制限速度が低過ぎる為に場所に依っては100%に近い人が常に違反をして走っています(私の経験)。 此れは国民の法律を守る意識を薄らげる意味でも良くありませんし、安全性、即ち皆が制限速度を超えて走る中で制限速度を守って低速で走る事は事故を招くと言う意味でも危険です。 恐らく此れも、現実を考えずに単に低速に設定すれば安全だとの常識外れの結果だと思います。 事故を減らす為、日本を良くする為にはこの様な部分を見直す事も非常に大切だと思います。

コーン・ホール・トス に関して

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以前書きました様に、コーン・ホール・トスはお手玉を穴の開いている台に向けて投げる遊びです。
http://www.youtube.com/watch?v=nqrWDmAXKXM 
http://www.youtube.com/watch?v=zje8FZNdRqY

先週土曜日にこの遊びに使用する台とお手玉を作って、翌日から2泊のキャンプに行く甥と姪の家族に渡しました。 帰って来た甥と姪の話に依りますと、大人は勿論幼稚園児の子供達も大いに楽しんだと話していました。

作り方は至って簡単でしたので、説明致します。
• 台を2個
1. 60cm幅のベニア板をホームセンターより購入
2. 上に示した寸法にベニア板を切り、ジグソーで穴を開ける
3. 縁をねじ又は釘で留める
4. 足を付ける(回転式又は差し込み式)
 
• お手玉を赤4個、青4個
お手玉は1個1ポンド(454g)ですので、コストコから8ポンド入りのポプコーン用トウモロコシを購入して8等分にすると規定の量(重量)となる。
1. 厚手の布生地を2色(赤と青又は白と青)購入
2. 生のトウモロコシを8ポンド(約3.6Kg) 購入
3. 布を1辺18cmの正方形に切る
4. 図に示した様に、1辺の中央を約1/3残して、残りを端から7‐8mmを2回縫いする
5. ひっくり返して、中を外に出す
6. 1ポンド(454g)のポプコーンを作った布袋に入れる
7. 袋の開いている辺を2回縫いする(赤、青合計8個)

考えてみれば、地面に丸を書いて其処を目掛けて石を投げても同じですが、正式の コーン・ホール・トス を遊んでは如何でしょう?  芝生の上でも遊べますし、キャンプ地での誰でも遊べるゲームとしては最高です。

参考:
台の4辺の縁は重くなりますし収納にも不便になりますので、工夫して(例えば曲り難い板を使う)、足は石やキャンプ用品を代用したら良いと思います。 但し、板の場合縁が無いと子供が乗ると折れます。

次回は得点方法を含めた遊び方を説明します。