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ダンプステーション (汚水の捨て場所)

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ダンプステーション:
アメリカではブラックウオーターやグレーウオーターを捨てる場所の事をダンプステーションと呼び、通常上の写真の様な標識が使われています。 従ってダンプステーションのあるレストエリア、トラックストップ(大型トラック専用ガソリンステーション)、その他高速道路の出口等にダンプステーションを示す標識が出ています。
注意: 上のサインはRVパーク内のダンプステーションを示す場合もありますが、決してRVパークを示す物ではありません。 

GPS(ジーピーエス):
ジーピーエスとは日本で言うカーナビの事で、カーナビ又はナビは和製英語です。 アメリカではGPSが日本の様に普及しておらず日本より大分遅れています。 乗用車でカーナビが装備されているのは恐らく10%以下だと思われます。 RVや長距離トラックには乗用車より多く取り付けられていますが、殆どが汎用の後付け又はデーラーで取り付けられた物です。

トラック、RV用GPS:
トラックや大型RVは長さのみならず、高さ(トンネル)、重さ制限(橋)等で法律的に通れない道があります。 最近のGPSは高さや重さを入力しますと、通行出来ない道を避けて道順をプログラムしてくれる物が増えています。 

POI(ポイ)= Point of Interest:
ポイとは色々な意味で人々が興味を示す場所の事でGPSと一緒に使われる言葉です。例えばレストエリア、道の駅、マクドナルド、自動車部品店、ガソリンスタンド等の場所を示すリストの事を意味します。 多くのGPSはポイをインターネットやCDから入力する事に依って画面上にそれぞれを示すアイコンを表示させる事が出来ます。 又、それぞれの場所からの距離を設定して於きますとその距離内に近付きますと音声でアナウンスさせる事も可能です。 


ここで本題のダンプステーションに関して説明しますが、ネット上にPOI Factoryと呼ばれるサイトがあります。http://www.poi-factory.com/node/6837
このサイトには色々なPOIが集められていてそれぞれのGPSにマッチしたPOI データを入力する事が出来ます。 当然ながら、ダンプステーションもPOI Factoryに集められていますので、GPSに入力して於けば簡単に探す事が出来ます。 POI Factorの良いところはメンバーが常に新しいデータにしていますので、GPSにPOIを頻繁に入れ替えさえすれば間違えは少なくなります。 例: http://www.poi-factory.com/node/6643

POI Factoryの他にも無料のダンプステーションがCDに集められたPOIもあり、RVクラブのメンバーに提供されている場合もあります。

最高制限速度 時速136.8Km  その2

USA Today はアメリカ国内でよく売れている新聞で、日本を含む世界の各地で購入出来ます。 その昨年4月12日の記事に、“テキサス州とカンザス州で此れまで以上の速度で走れるかも - 合法的に”と書かれています。
http://www.usatoday.com/news/nation/2011-04-11-texas-speed-limit-85_N.htm

テキサス州では国内最高制限速度である85MPH時 (136.8Km/時) に上げられる予定で、カンザス州では同州の1000マイル(1600Km)の道路で制限速度75MPH (120Km/時) に上げられる事で州知事のサインを待っているとの事です。 

交通安全を唱えるグループも、過去の経験から速度が低くければ死者の数は減り、速度が増せば死者は増す事は分かっているものの、例え交通事故死者が増す可能性はあっても速度を上げる方の立場取ると話しています。

テキサス州では既に500マイル(800Km)で80MPHが採用されていて、今後の新しい高速道路に関しては85MPHを考慮して造られるとの事です。 

次のサイトは9月6日(約5ヶ月後)の同じ新聞です。
http://content.usatoday.com/communities/driveon/post/2011/09/highest-speed-limit-in-nation-takes-effect/1

此れに依れば、“国内最高の速度制限が効力を発っする”とあります。 州議会では反対意見は殆ど無く、車は85MPHの速度に対応出来るので高速で走っても問題が起こらない高速道路を85MPHにする予定であるそうです。 しかし、外部では反対意見も少なくない様です。

テキサス州だけでは無くネバダ州も町から離れた田舎の高速道路では75MPH(70MPHから)に上げられたそうです。