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インバーターに関して

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インバーターはバッテリーに蓄えられた12V(24V)DC(Direct Current=直流)電気 を家庭で使用する電気と同様の100VAC(Alternate Current=交流)に変換する電気機器で、RV(小型船舶)内で100VACの照明、テレビ、電子レンジ、トースター、掃除機等の家電製品を使用する際に必要となります。 

コンバーター:
似た言葉でコンバーターがありますが、此れはインバーターの反対に100VACから12VDCに変換する電気機器で、家庭、キャンプ場、ガソリン(プロパン、デイーゼル)発電機等の100VAC電気で主にバッテリーの高速充電用として使われます。

インバーターとコンバーターの電圧
コンバーターの中には単に周波数を変換する物や、電圧を変換するだけの物もあり、又、インバーターもコンバーターも使用するバッテリーに依り異なる電圧(12V、24V、48V)がありますので、購入する際には確認する必要があります。  

インバーターの周波数:
AC(交流)電気は直流と異なり電気の進む方向が逆になり、60ヘルツの場合は1秒間に60回変化します。 アメリカは全て60ヘルツですが日本は東日本が50ヘルツ、西日本は60ヘルツとなっています。 パルス(周波数)の数が影響するモーターやタイマー(時計)が使用されている器具は異なる周波数の電源を使用しますと周波数に応じて早くなったり遅くなったりするものもありますが、両サイクルに適応出来る物もあります。

インバーターの波形:
交流電気はサインカーブで、即ち波上に電気の流れる方向が変化し、インバーターがバッテリーからの直流電気を忠実にサインカーブの交流にした場合を正弦波(Pure Sine Wave=True Sine Wave)と呼び、之に対してノコギリの刃や角ばった波形の交流にした場合を擬似正弦波(Modified Sine Wave)と呼びます。 擬似正弦波のインバーターは安価でバッテリーの電気をより効率的に使用出来る場合もありますが、正弦波のインバーターを必要とする家電や電子機器もありますので、RV用としてのインバーターには正弦波インバーターを選択した方が良いと思われます。

必要なインバーターの大きさ:
インバーターの大きさはワット数、即ち出力容量で示されます。 何れの容量が必要かは次の事柄で決まります。
• 使用する最大ワット(W)数 
少なくとも、RV内で一度に使用する家電製品の合計ワット数が必要で、パソコン、携帯等の電子機器の使用や充電は500W以下ですが、熱を発生させる電子レンジ、トースター湯沸かし器等は1000W前後ですので、1500ワット-2000ワットのインバーターが必要となります。 

• バッテリーの容量(アンペアー時間=Amp-Hr)
インバーターはその容量(ワット数)に応じたサイクルバッテリーの容量(電流x時間=アンペアー時)が必要となります。 小さな容量のバッテリーににも拘らず大きな(ワット数)インバーターを取り付けてもバッテリーに十分な電気がありませんので、電気消費の高い電化製品は短時間しか使用出来ませんし、電圧を極端に低くしてバッテリーの寿命を短くして仕舞います。

重要 - 充電の度合い:
既に何度か書きましたが、バッテリーの充電の状態をSOC(State of Charge)と言い、満充電(100%)は12.8V、完全に使い切った状態(0%)は10.5Vです。

駐車中のRVで照明、TV、ウオーターポンプ、電子機器等に電源として使う場合はサイクル(デイープサイクル)バッテリーが必要で、使用出来る目安は50%(12.2V)で、それ以上下がらない様にして使うのが良いとされています。 無論、時には50%以下になる事があっても直ぐに壊れる事は無いでしょうが、度重なりますと寿命に影響します。    又、バッテリーの電圧が下がった場合は速やかに充電し、長時間低い電圧の状態にして於くのは良くありません。

サイクルバッテリーに対して、自動車に搭載されている、所謂エンジンバッテリーの場合の目安は90%と言われ、12.6V以下に頻繁に下げるとバッテリーの寿命は1年以下と言われています。

インバーターに必要な配線:
インバーターにはその容量により出来るだけ抵抗が少ない配線、即ち太くて短くする必要があります。
細い線を使用しますと抵抗が増してインバーターが機能しなかったり、場合に依っては過度の熱を発生して火災の危険もあります。
配線はインバーターのマニュアルに従う必要がありますが、シガレットライターソケットに差し込むタイプは200W-300Wが限度で、400W以上のインバーターには上のチャートを参考に十分な太さの線(ケーブル)を使って配線をする必要があります。