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ウエイ・ステーション(Weigh Station) - トラック重量チェック

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アメリカやカナダの高速道路を長距離走りますと頻繁に“Weigh Station”(写真上)と書かれたサインを見ます。 カルフォルニア州だけでも相当数のウエイステーションがあります。
http://www.dot.ca.gov/hq/traffops/trucks/weigh-stations/weigh-sta-map.pdf

ウエイ(計量)ステーションとは商用のトラックを計量して道路税を徴収したり、制限重量を越えていた場合は罰金を徴収したり、その他運行に必要な書類を携帯しているか、車や運転の安全を守っているか等を調べます。 

道路を走る最大重量は80,000ポンド(約40トン)で、此れより重ければ重量オーバーの許可証が必要となります。 

州に依って異なる様ですが、若し規定積載量をオーバーをしている場合は応援を呼んで積荷を減らさなければなりませんが、野菜や果物、その他で遅れては困る場合は罰金を払わなくては運行を続ける事が出来ません。

以前(15年?)は全てのウェイ・ステーションでトラックが計量盤の上で一旦停車をして計量をしていましたが、最近は(低速で)走行しながらの計量が出来るウェイ・ステーションが多くなりました。 

予め許可証を得てウエイ・ステーションを通過出来る方法もあり、更に、電子管理がされているウエイ・ステーションでは1マイル程度前にETCと同様の方法で安全運行履歴やその他のデーターを発信し、問題が無いトラックはそのまま高速道路を直進、その他はウェイ・ステーションに入る仕組みの場所もあります。

ウェイ・ステーションの様子は次のサイトに出ています。
http://archive.freep.com/article/20130805/NEWS06/110110008/State-s-14-weigh-stations-100-officers-battle-overloaded-trucks-from-chewing-up-Michigan-roads

ウエイステーションに似た、州と州の境の近くあるインスペクション・ステーション(写真下左)もありますが、州の境に無い場合も少なくありません。

高速道路脇にある、通常トラックストップと呼ばれるトラック用のガソリンステーションには殆ど必ず計量版が設置(写真右下)されていて、$10弱で自動計量をしてくれます。