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ヘッドライト点灯、カープールレーン

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此の写真は先に添付しましたゴミ箱トラックとほぼ同じ時間に撮影したもので、夕方4時頃です。 

ヘッドライト点灯
ご覧のように殆どの車がヘッドライトを点灯して走っています。 この日は雲があって点灯している車の数が普段よりも多いとは思いますが、高速道路では晴天の昼間でも1/3程度は点灯して走っていると思いますし、最近の車はエンジンを掛けるとヘッドライトが点灯する車も増えています。

カープール違反、最低$341の罰金
“カープール”と言う言葉は日本語になっていないかも知れませんので説明しますと、同方向に向う人同士が集まって一台の自動車に乗る事を言います。 通勤の場合は多くの人が交代で自分の車を使いますが、中にはお金を払って自分の車は使わない人も居ます。

左下に$341の数字が見えますが、此の標識はカープールレーンの法規を違反しますと$341の罰金が科せられるとの表示です。 カープールレーンには幾つかの種類がありますが、この場合は高速道路の一番センターラインに近いレーンの事でダイヤモンドレーンとも呼ばれ、路面に菱形の表示がされています。 

カープールレーンシステムは約10年前に始まり、運転手を含め2人以上の人が乗っていれば此のレーンを走行する事が出来ます。 交通渋滞緩和と同時にガソリン消費を少なくするのが目的で始まりました。 大きな企業の駐車場は、丁度東京デズニーランドのように数万台の車が駐車出来る広さの為、遠い所からですと30分程度歩く場所もあります。 しかし、カープール利用者には優遇措置があって、専用駐車場は近い所に設置してあります。

カープールレーンを一人でも走れる例外があります。 トヨタプリウスのハイブリッド所有者は燃費が良いと言う事で、申請して得たステッカーを車体後部に付けて2人以上の車と同様にカープールレーンを走ることが出来、多くのプリウスがカープールレーンを走るのを見ます(カルフォルニア州の場合)。  しかし、最近は他社からも多くの種類のハイブリッドカーが出て来て、此の制度は来年から廃止になると聞いています。 

(若し日本から行った場合)カープールレーンに関して注意しなくては成らない事は、
• 運転手独りで入ると違反です
• オープンカープールレーンと呼ばれる、何処からでも出入り出来るタイプも最近は出来て居ますが、一般のカープールレーンの場合は出入り出来る所が決まっています。 即ち、車線が点線の部分からは出入り出来ますが、実線の所からは違反です。 通常1マイル程度毎に点線の部分があり、上の写真に写っている標識がある部分が出入り出来る場所です。

カープールレーンが出来た頃の話ですが、助手席に人形を置いて捕まった人、“妊娠しているので2人と見なすべき”と、訴訟を起した人も居ました。

超ロングリムジンの場合は、一人で運転していてもカープールレーンを走っても(中が見えないので)捕まらずに走れるようです。
RVKen