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オイルプレッシャーセンサー

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エンジンにとってオイルは非常に大切で、人間の血のような物です。 其の為、芝刈り機、ジェネレーター等に使われる小型エンジンにはオイルプレッシャーセンサーが付いており、油圧が無くなるとエンジンが停止するようになっています。 芝刈り機のオイルが少い状態で斜面を刈りますと油圧が感知されずエンジンが停止し、反対方向に刈ると停止しない場合があります。 

次のビデオはジェネレーターのエンジンにオイルプレッシャーゲージを取り付けたものです。 オイルプレッシャーゲージが圧力を表示した後にエンジンが始動しています。
http://www.youtube.com/watch?v=d_rM9YVehLs&NR=1

キャンピングカーに使用されているデイーゼルエンジン(例えばキャタピラー製)の中にも油圧が無くなると止まるエンジンがあり、この様なエンジンは始動するまでに数秒間の回転が必要です。 エンジンのかかりが悪い故障と勘違いして、質問をしている人が時々居ます。

私の友人(黒のオデッセイに乗っている)でデイップステイックにオイルが付かない状態でも、“オイルが無くなれば警告ランプが点灯する”と言って平気で乗っている人が居ますが、危険で、信じられません。  警告ランプが点灯してからは車を走らせる訳には行きません。 

オイルは潤滑の他に温度を下げる役目も果たしますので、(規定量より多過ぎると泡立って危険ですが)、最低線以下になら無いようにする事もエンジン、その他を長持ちさせる為に大切だと思います。