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クラシックカーの 改造車

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日本では改造車を余り見る事が無いと思われますので、少々書き足します。  


写真左側は改造車、右側はオリジナル車ですが、共通点がある様に見えませんか?  

フォード モデルA:
写真上段は1927年‐1932年 フォード モデルA、又1932年‐1934年 モデル Bで、改造する車としては非常に人気が有ります。 ストックカー(オリジナルに拘った車)もありますが、多くは車キチガイ(愛好家)によって改造され大出力V8エンジンの搭載は勿論、シャシー補強又は交換がなされ、サスペンション、ブレーキ等は最先端の物が取り付けられています。

1990年代に知人が1932年型モデルAを購入しました。 オリジナルペイント、ワイヤーホイール、フラットヘッドと呼ばれるV8を搭載、後部のトランクを開くとランブルシート(Rumble Seat)と呼ばれる座席が付いていて、非常に程度の良い物でした。 1932年は特別な年で、モデルAからモデルBに切り替わった年でもありますが、アメリカで最初にマスプロダクションV8エンジンが登場した年でもあります。 
http://www.google.com/images?um=1&hl=en&rlz=1T4DKUS_enUS281&biw=1015&bih=550&tbs=isch:1&btnG=Search&aq=f&aqi=g10&oq=&q=ford%20model%20a

http://www.google.com/images?um=1&hl=en&rlz=1T4DKUS_enUS281&biw=1015&bih=550&tbs=isch%3A1&sa=1&q=ford+model+a+hotrod&btnG=Search


リンカン マーキュリー
1949年‐1953年型のマーキュリー(写真中下段)も改造する車として人気があるようで、多くは屋根を下げた異様な形です。 以前、改造車が沢山集った会場でどのようにして窓枠の角度を一定にしながら屋根を下げるのかを質問しましたが、(企業秘密?)誰も教えて呉れませんでした。 恐らく、屋根を“十”字に切り、前後と左右の中央部に平板を足すのでは無いかと思います(此れは私の想像?)。

此れらの車にはエアーサスペンションやエアーシリンダーが取り付けられていて、車高を上げ下げ出来る様になっている物も少なくありません。 シリンダーやエアータンク付は前輪後輪を飛び跳ねさせる事が出来、 1.5m程度ジャンプ出来る物もあります。

路上でみる改造車は全て正規のナンバープレートを付けて走っていますので、登録は日本の様に厳しく無いと思われますが、彼らの技術は非常に高く登録には何の問題も無いのかも知れません。
http://www.google.com/images?um=1&hl=en&rlz=1T4DKUS_enUS281&biw=998&bih=522&tbs=isch%3A1&sa=1&q=1949+mercury&btnG=Search&aq=f&aqi=g10&aql=&oq=

RVKen