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トウド牽引に関して

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日本ではトウドに関して話し合う機会は少ないと思われますので少々思い付いた事を書いてみます。

先週ベースプレートを取り付けて初めての牽引でしたので気になりましたが、近所の駐車場で連結して確認後高速道路を走り始めましたら直ぐに忘れて仕舞いました。1.ベースプレートが外れたり不具合を起す事は全く心配していませんでしたが、2.ブレーキや尾灯の作動と3.牽引習性が気になっていました。 結果的には全て予期していた以上で満足です。

1. ベースプレート
市販されているベースプレートは非常に良く出来ていて、取り付けはヤヤ厄介な所もありますが、説明通りに行えば外れる心配は全くありません。 数社から販売されていますが、私はヒッチピンが外せるタイプを選択しました。 従って普段はトウドであることが殆ど分かりませんし前に飛び出している物がありませんので歩行者が足を打って怪我をする様な事もありません。

2. ブレーキ灯と尾灯
既に書きました様にトウド用の配線が必要です。 RV(米車)の多くの方向指示灯はブレーキ灯と兼用で日本やヨーロッパ車の様に分離した黄色のライトは付いていません。 しかし、多くの乗用車には黄色の方向指示灯が付いている為配線が複雑になります。 気を付けないといけないのは、最近の車はコンピューターが使われていますので、RVの電流がトウドに逆流してコンピューターを壊さない様にする事です。 前回は各線に電気部品店から購入したダイオードを入れて逆流を防ぎましたが、今回は市販されている専用ダイオードキットを使用しました。このキットはRVからの3本(左右のブレーキ、尾灯)の線とトウドの3本の入力、3本の出力の線の合計9個のターミナル付いています。 個々のダイオードを使いますと500円程度で、キットですと3000円と高くなりますが、出来上がりは簡潔で時間が掛かりません。 機能は全く同じですので時間の余裕がある場合はダイオード使用で充分だと思います。
http://www.radioshack.com/product/index.jsp?productId=2062591&CAWELAID=107597274

3. 牽引習性
車に依って牽引習性が異なります。 以前1990年型シビックを牽引した事がありますが、道路端の縦駐車から急ハンドルを切ったり、砂地等の柔らかい地面で急ハンドルを切るとトウドのハンドルが逆(反対方向)に向いて、その度降りて直さなければなりませんでした。 スズキのジムニーは非常に牽引習性が良いのですが、4駆のままですとカーブで抵抗がありスムーズに付いて来ませんので、必ず前輪のハブを自由回転にして走る必要があります。 此れまで牽引して来た1999年製のCRVは小型で軽くかったのですが、新しいCRVは大きく重そうですので牽引中に重量を感じるのでは無いかと思っていましたが違いは全く感じられず、燃費の違い(瞬間燃費表示器)も無い様に感じました。

日本でトウドをお考えの方はジムニーは牽引習性が良くて軽いので適していると思います。 若し軽自動車のジムニーのシャシーが別物でしたら同様の習性では無いかも知れません - 牽引経験がありません。

日本ではトウドに関する情報が少ないと思われますので、疑問の点がありましたら調べて説明致します。 法律に関しては全く分かりません。