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ブレーキオイル交換間隔

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ブレーキオイル(Brake Fluid)の交換間隔(Flush Interval)に関しては色々の意見があります。 以前はオーナーマニュアルに毎年交換と書いてあった事を記憶していますが、私自身はその様な交換の必要は無いと思って乗用車の場合は無視、キャンピングカーは必要性を感じた時に行っていました。 (私はブレーキローターを外した時(3年目)と必要を感じた時(7年目?)に交換)

ホンダのマニュアルを調べてみましたらDOT3(化学合成オイル)を使用、1台は2年毎ともう一台は3年毎の2種類があり、又アメリカ国内ではGM車もフォード車も交換間隔を指定していない様で、ヨーロッパでは2年毎が一般的な様です。 

私のキャンピングカーの場合もブレーキオイルはDOT3ですが交換間隔は指定されていません(デフオイルは1年毎)。

ネットで交換期間の意見を調べてみましたらマチマチで“100,000マイル、200,000マイルを交換せずに走って来たので交換の必要が無い”と唱える人もいますが、反対に毎年交換を唱える人も少なくありません。 ブレーキの専門家(らしき人)は毎年交換又は少なくとも2年毎に交換を奨励しています。 

交換の理由に関しては、ブレーキオイルが水分を吸収してブレーキ時にオイルが沸騰する事でブレーキ効果が減少する説明が成されて居ますが、私はそれよりも錆や錆による漏れが心配です。


ブレーキオイル交換の方法に関してはウエブサイトで色々詳しい説明されていると思いますので省略しますが、私は手動式トランスファーポンプ(バキュームポンプ)を使って抜き取りました。 お勧めしたいのは透明のビニールチューブの使用です。 理由は吸引中に茶褐色に変色した古いオイルから透明な新しいオイルに変わる事が分かる事と、酸化物粒子等の異物が飛び出して来るのが見えるからです。 ポンプを使って吸い出すにしろ、圧力を掛けて押し出すにしろ、管内から出来るだけ多くの異物を流し出す為にブリードバルブを1回転ー2回転位開きある程度高めの圧力を掛けて勢い良く出す事も重要だと思います。

掲載した一連の写真はブレーキオイルのタンクの様子です。 左上はタンクの周りを既に拭いた後で写した写真で、写す前は更に酷い状態でした。 右上は残っていたオイルを拭き取った状態です。左下は新しいブレーキオイル(DOT3)を足した状態で、ほぼ透明です。 

此れを見ますと、2年毎にブレーキオイルの交換をした車(私のキャンピングカーと同様の場合)としない車では、年月が経つと整備費に大きな差が出る事が想像出来ます。 今後キャンピングカーのブレーキオイルは2年毎、乗用車は5年毎を考えています。 乗用車の場合はタンクがプラスチックで出来ていますのでタンク内での錆は起こりませんが、近い内に2004年型トヨタのブレーキオイルの交換をして様子をみてから決めます。

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