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プレッシャーコンバーター (マスターシリンダー)に関して

ファイル 195-1.jpgファイル 195-2.jpg

2日前の書き込み - “問題(故障)は‘時間が解決して呉れる’ その2” の中で エアー抜きが完全でなかった為にプレッシャーコンバーターのブリーダーバルブを交換してエアー抜きをしたと書きましたが、此れに関して少々補足します。

本日エンジンを掛けてテストをした結果2個のプレッシャーコンバーターは共に正常に作動する様に成りました。 エアーは矢張りブリーダーバルブからでないと完全に抜けない様です。

プレッシャーコンバーターに関して:
一般自動車のブレーキマスターシリンダーと同様の機能ですが、プレッシャーコンバーターはブレーキペダルの踏み加減で空気圧(エアーブレーキ)が変化し、その空気圧がピストンを押す様になっています。 

自動車のマスターシリンダーの場合はマスターシリンダーに空気が入っていますと(正常な状態では空気無し)ペダルが床まで沈んで仕舞いますので直ぐに分かりますが、プレッシャーコンバーターの場合はエアーがピストンを押しますのでペダルの感触は正常と変わりがありません。 その為、空気圧室の後ろからピン(写真)が飛び出していて、ピストンの移動距離が外から確認出来るように成っています。 

正常に作動しているプレッシャーコンバーターのピンは約1.5cm飛び出し、空気が入っている場合は約5cm(私の場合)、 ダイヤフラムが破れている場合は空気が漏れてピンは移動しません(写真はピンが引っ込んでいる状態)。 

スパルタンシャーシーをお持ちの方(K-さん他)の為に補足しました。
尚、フレートライナーシャーシーの場合は異なります。