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遠心分離式(Centrifugal)オイルフィルター  その3

遠心分離式フィルターの油圧の取り出し場所はオイルポンプ直後、即ちポンプと既存フィルターの間が理想的ですが多くの場合取り出し口が無くて難しいと思います。 従って既存フィルターを通過後の取り出し口と成ると思います。

既存フィルターに到達する前の取り出し場所を遠心分離式フィルターに使いますと、大きな異物が取り除かれた後既存フィルターを通過しますのでフィルターの目詰まりを遅らせる事が出来ます。 しかし、既存フィルターをマニュアル通りに交換する場合は全く関係しないと思います。

私は既存フィルター通過後の取り出し場所を使用していますので、堆積されたタール(異物)は全て既存フィルターを通過後に溜まった物で驚きです。 即ち、遠心分離式フィルターを使わない場合は、此れらの小さな粒子は(既存フィルターが目詰まりを起こすまで)エンジン内を循環する事になります。

私のエンジンドレインプラグには磁石(金属異物を取り除く為)が付いていませんでしたので、ホンダアキュラの磁石付きプラグ(同じネジサイズ)に交換(10年前?)しました。 しかし、マグネットに何も付着しません。 

疑問:
•  ドレインプラグに付着する磁気を帯びた異物は既存フィルターを通り抜ける小さな粒子なのか?
•  既存フィルターを通り抜ける小さい粒子がドレインプラグに付着するのか?
•  磁気を帯びた異物がドレインプラグに到達する前にフィルター(遠心分離式フィルター)に吸い込まれる確立はそれ程高い(100%に近い)のか?

考えてみれば、特別問題のあるエンジンで無い限り磨耗に依る金属粒子は非常に小さいのは当然なのでしょう。


参考:
購入を決めた場合は25 SEモデル(他に同じ様な大きさが無い場合)をお勧めしますが、購入の必要性に関しては、“無くてはならない物ではありませんし、状況によっては無駄”だと思います。