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パトロールカーの蛇行運転

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今日は高速道路で珍しい事を目撃しました。

金曜日の為車が多く走っていましたが、新しく広くした6車線の地域で流れは順調で時速70マイル(110Km)程度で走っていました。 急に、私の前方の中央線寄りでパトロールカーが屋根の上の赤青の警告ライトを点滅させるのが見えました。 パトロールカーの前方にも多くの車が走っていましたが、パトロールカーの前後にスペースが出来始めるとパトロールカーは速度を上げて高速車線〔一番左側の車線〕から低速車線(一番右の車線)までの6車線を蛇行運転し始めました。 私は以前同じ経験をした事がありますので大体予想が付きました。 しかし今回は違いました。 パトロールカーの後の我々は時速55マイル〔85Km〕程度で走り続けました。 後から見ていますと、猛スピードで車線を横切っているのが見えます、パトロールカーは恐らく時速60マイル〔95Km〕以上で蛇行運転を続けたと思われます。

我々はパトロールカーに合わせて55マイル程度の速度でしばらく走り続けて予想が外れたと思い始めた時、パトロールカーは徐々に速度を落とし始め、最終的に6車線の中央に停まりました。 其の時は、集団の前方に居た我々全ての運転者には理由が分りました。

勿論、居合わせていなかった方には分らない事ですが、誰かが綿入りの大きな布団を落して綿が道路一面に約100mに渡って散乱していました。 何処からか道路掃除用のバキュームカーでも来るのなら時間が掛かりそうだと考えていましたら、お巡りさんはパトロールカーを降りて足早に大き目の綿を3-4個拾い集めて道路脇に捨てて、1分程度で警告灯を消して走り去って行きました。

考えてみると、相当数の車が走っていましたので、後方の車が警告灯が見えないで追突をするのを避ける為に高速で蛇行運転を続けた事に気が付きました。 それにしても今回の蛇行の速度は物凄い速さでした、大分楽しんだ事でしょう、我々にはやりたくても出来ない警察官の特権です。
RVKen