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ドライブシャフトへの定期的グリース注入は非常に重要

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ネットキャンパーのQ&Aでデフの異音に関しての質問を読んで、以前フォーラムでドライブシャフトの損傷問題に関して読んだ事を思い出しました。 4年前の其の記事を見つけましたので添付致します。 尚、其の当時この記事を読んで他にも多くのU-ジョイント問題が討論されました。
http://www.rv.net/forum/index.cfm/fuseaction/thread/tid/17692389/srt/pa/pging/1/page/1

この方は新車を購入し11850マイルで運転中にドライブシャフトが外れてしまいました。 定期的(5000マイル毎)にデーラーでグリースを注入していたにもかかわらず起った故障でした。 

この方の書き込みは:
• 若しグリース注入を怠っていたとしても、11850マイルで壊れることは信じ難い。
• マニュアルに依ると、5000マイル毎のグリース注入を怠ると問題が起る可能性があり、起った場合は保障は効かないとあるが、私は領収証を保管してある。
• モーターホームを買ったのであって、スペースシャトルでは無い。
• 大して距離を走っていないモーターホームが若し整備不良によって問題が起ったのであれば、陸運局(DOT=Department of Transportation)は大型運送トラック同様モーターホームに対する安全管理の考え方を変えないとならない、大型運送トラックより更に厳しく。

他のメンバーの主な書き込みは:
• 9500マイルの時にドライブシャフトを落して100マイル牽引させられたが、私も5000マイル毎にデーラーで整備を行なった。 今は僅かのドライブシャフトの振動にも注意する。
• 6は区切りが良いので6ヶ月又は6000マイル毎にグリースをしている。ワイフはキチガイだと思っているようだが、旅行中毎日1時間掛けて下回りを(オイルや水のチェックとは別に)点検している。 しかし、此れでも故障を完全に防ぐのは不可能だ。
• モナコ(モーターホーム会社)はドライブシャフトのグリースを5000マイル毎に行なうように注意している、他のオイル〔エンジンやトランスミッション〕交換時期はもっと長い。
http://www.monacocoach.com/service/addendums/drive%20shaft.pdf
• 若しRVの故障無し又は低整備を考えているのだったら、RVingから足を洗った方が良いのでは、RVには整備が不可欠。
• DPと異なり、クラスCはバンを改造したものでピックアップトラックと同様の整備で済み、乗用車と其れほど変わらない。 クラスAのガスエンジン車も同様で、乗用車のような整備で済む。
• デーラーの整備のやり方に問題がある
• 此れらの故障は自分で整備を始める良い理由だ。 やり方を覚えさえすれば、自分で行なうので完全な整備が保証される。難しい事では無いし、オイル漏れなども見付ける事が出来る。
• 故障した当時、私のマニュアルには5000マイル毎とは書いて無かったが10000マイルでU-ジョイントを交換した。 しかし今のマニュアルには5000マイル毎となっている。
• 私は7500マイルでU-ジョイントの振動が起った為交換した。 ライドハイトが1インチ(2.5cm)高過ぎた為であった。
• 私の場合は6000マイルの時にデーラーでグリース等の整備をしたが、7000マイルでU-ジョイントの問題で振動が出た。 メーカの保証期間で無料でU-ジョイントを交換してくれた。

という事でドライブシャフト、即ちU-ジョイントのグリースは非常に大切な事は確かですが、今読み直すと此れはDPのドライブシャフトが短い為の特有の問題で、クラスCやクラスAのガソリン車には問題が起っていないようです、即ちクラスCやクラスAのガソリン車の問題は1つも書き込まれていません。 しかし、どのようなキャンピングカーであれ、マニュアルに従って定期的にグリースをすることは欠かせません。

参考:
日本語ではグリースニップルと言いますが、英語ではザークフィテイング(Zerk Fitting)、グリースフィテイング(Grease Fitting)、又は日本語同様グリースニップルと言いますが、ザークフィテイングが一番一般的のようです。 男性はご存知と思いますが、ニップルとは乳首の事です。

RVKen