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オナンジェネレーター マイクロライト4000

オナンジェネレーター マイクロライト4000のマニュアルは次のサイトに出ています。
http://www.cumminsonan.com/www/pdf/manuals/981-0503.pdf

マイクロライト4000のキャブレーターに関して8-11 → 8-18に相当詳しく説明されています。

昔は自動車や草刈り機等のキャブレーターをよく分解しましたが、最近はキャブレーターは触った事がありません。 フューエルインジェクションになった事と、草刈り機等の小型エンジンはガソリンの添加剤が良くなり問題を起こす事が少なくなったのかも知れません。

キャブレーターの大敵は古いガソリンです。 軽油に比べてガソリンは変質し易く、キャブレーター内に長期間入っているガソリンは必ずと言って良い位問題を起こします。 キャブレーターを分解して黒ずんだガム状の物質を全て取り除き、フロート位置やジェット等を仕様通りに調整すれば機能する筈ですが、大切なのはきれいな所で作業して異物が混入しない様にする事と、小さなスプリング、ベアリングボール、ジェット、ネジ等を無くさない事です。 昔、スプリングを弾き飛ばして見付からなくなり、ボールペンのスプリングを使用した事があります。

キャブレーターは高価ですので、本体を購入するよりオーバーホールキットを購入して分解修理をした方が安上がりです。 オーバーホールキットには色々な種類が有り、ガスケットだけの物もあれば、ジェット、スプリング、フロートの底のバルブまで含まれている物もあります。
それほど使用していないジェネレーターでしたらワザワザ修理キットを買わなくてもガスケットペーパーを買って自分で作る事も出来ます。 

ガスケットペーパーを切り抜く場合、キャブレーターに接触する面に薄くオイルを塗ってガスケットペーパーに押さえ付けると接触面が変色し、切り抜き形状が分かります。

修理に自信の無い方はキャブレーターを取り外し、分解する前に内部に残っているガソリンを流し出してキャブレータークリーナー(スプレー缶)で固まっているガム状の物質を溶かしながら取り除き、それでも機能しない場合は分解してみては如何でしょう?