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スペアー部品に関して その2

前回、何れは必要になる可能性のある部品をリストしましたが、此れらの中には予め購入して旅行に出掛ける際にキャンピングカーに乗せて置いた方がよい部品と家に保管しておいた方がよい部品があります。

車の年齢、走行距離、状態、ガソリン/ジーゼル、走行場所、長距離/短距離、運転の仕方、走行頻度、保管状態、部品の入手し易さ、部品の保管寿命、その他で大きく異なりますので一概に何とも言えませんが、一応、考え付く基準を書いてみます。

1. 出掛ける際に乗せて置いた方がよい部品
キャンピングカーは兎角重く成りがちですので最小限にする事も大切です。
• 壊れる可能性が高い部品
• 入手に時間が掛かる部品(店に在庫しない、特殊サイズ部品)
• 軽くて小さい部品
• 行き先に依って必要な部品
• 自分で簡単に取り付け可能な部品

部品の中には入手に日数を要する部品があります。 例え専門家を雇っても部品が手に入らなければ修理に時間が掛かります。

2. 予め購入して家に保管した方がよい部品
• 壊れる可能性が高い部品
• 予め購入すると安い部品(ネットでの購入等)
• 手に入れ難い部品(製造中止の可能性等)
• 長期間保存しても痛まない部品
• 将来使用する確立の高い部品

昨年旅行中にスターターを交換しましたのでネットで新しくスペアースターターを$120前後で購入しました。 部品店で購入すれば恐らく$240前後、デーラーでは$700前後します。 昔、保障期間中にスターターのピニオンギヤーが出っ放しになり潰して仕舞った事がありますが、スターターモーターはエンジンメーカーで取り付けられた物以外は保証が効かないとの事で、予め$700前後払わされた事があります(最終的には払い戻して呉れました)。

例として携帯する部品を書きますが、私は部品店から遠く離れた地方も走りますので故障しても自力で動ける様にしています。
• ベルト類(サーペンタインベルト、V-ベルト)
• スターターモーター
• オルタネーター
• フューエルポンプ
• バッテリー
• サスペンションエアーバッグ
• バックミラー
• スペアータイヤー
• 電気部品(フューズ、リレー、全ての電球、イグニッションスイッチ、キー、電線、その他)
• フィルター類(オイル、燃料)
• 液体(エンジンオイル、トランスミッションオイル、ブレーキオイル、ベアリング用マシンオイル、冷却水、蒸留水、ステアリングオイル、ACフレオンガス、その他)
• 小物(ネジ類、ホースクランプ、針金、屋根補修用テープ、その他)
• カーナビ(GPS)
• 電気テスター、必要工具一式

参考:
アメリカ車のエンジン並びにシャシー(駆動部)部品は例え純正部品が製造されなくなっても社外部品が多く出回っていますので、時間は掛かっても全く手に入らなくなる事は少ないと思います。 1970年代以降の部品はまず心配する必要はありません。