記事一覧

免許証の取得方法 補足

ファイル 38-1.jpg

免許証の取得方法をお読みになった方は、余りにも日本と異なり簡単なので事故を心配したり、更にアメリカの運転手は下手で危険だからアメリカに行った時は運転しない方が安全と心配しているのではありませんか? 反対に、アメリカでの運転はこのくらい易しいとも考えられます。 実際、無理をしなければ、“S”や“クランク”を知らなくても運転出来ます。 日本の積もりで、30cm程度の間隔で速度を落とさずすれ違うと相手は不快感を感じ怒る人も居るでしょう。 大都市では大丈夫ですが、地方では注意した方が良いと思います。

前回のビデオでは説明されていない部分がありますので補足します。

運転技術取得段階:
前回、運転年齢に関して、“(1)運転の練習を始める事が出来る年齢、(2)仮免許、又は条件付の運転免許、(3)一般運転免許” があると書きました。 これに関してもう少し詳しく説明します。

18歳以下の場合は州に依って異なる厳しい規則があります。
仮運転免許証での運転
• 21-25歳以上の運転免許所持者の同乗が必要
• 仮免での運転経験は30-50時間〔州により異なる〕
• 仮免許証を1年以上保持の義務〔ジョージア州〕


条件付運転免許での運転
• 多くの州で、深夜から早朝の運転を禁止〔通勤、通学を除く州が多い〕
• 暗くなってからの運転を禁止〔アイダホー州〕
• 17歳以下は2人以上(1人OK)の乗客を乗せては成らない〔コロラド州〕
• この間の違反には厳しい罰則

その他色々の条件があります. 25歳以下の自動車保険は非常に高く、また高校生の場合は友人同士では運転出来ない為、カリフォルニア州での統計によりますと高校生の運転免許取得数が減っているそうでうす。 以前、若い社員が“コルベットに乗っていて、1ヶ月$700(当時少なくとも7万円)払っている、車の支払いより保険料の方が高い”と話しているのを聞いたことがあります。 保険料は車種によっても異なり、スポーツカーは高く、キャンピングカーは安くなっています。 理由は、使用する頻度や車種による事故の統計から計算されるからです。 又、同じ車に乗っていても住む地域によっても異なります。 日本も同じかも知れません?

少しは現実的に成って来ましたか?
RVKen


参考:
殆どの州で、最大12.2mの大型クラスAキャンピングカーを普通免許証(クラスC免許と呼ぶ)で運転をする事が出来ます。 退職後、クラスAを購入する人は少なくありません。 キャンピングカーフォーラムで“怖くて運転中はホワイトナックル(白いコブシ)”だとの書き込みを目にすることが時々あります。 ホワイトナックル(白いコブシ)とは怖くて強く握り締める表現に使います。 運転を楽しむのでは無く嫌うとは気の毒な話です。

お願い:
しばらくお休みを頂きます。