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乗り心地に関して、 その4 エアーサスペンション

キャンピングカーの乗り心地が硬くて腰の痛みに堪えながら運転している人もあれば、補助のエアーサスペンションを考えている人もいます。

弱ったリーフスプリングをサポートして車高を上げる場合には補助エアーサスペンションは効果的ですが、乗り心地を良くする為には効果は望めません。 現存するリーフスプリング以上に持ち上げる力を強くする訳ですからより硬くなって仕舞います。

昔、乗り心地を良くする為にダットサントラックにエアーサスペンションを取り付けた事がありますが取り付け前以上に硬くなって仕舞った為に結局5本入っていたリーフスプリングの内の厚い(約15mm)スプリングをを含めた2本を抜いて走っていました。 車体は低くなり、キャンピングカーにはお勧め出来ません。一般の補助エアーサスペンションは直径が小さい(細い)為に空気圧は高く、硬くなり過ぎて乗り心地を悪くして仕舞います。

DP(デイーゼルプッシャー)には通常エアーコンプレッサーが装備されていてエアーサスペンションが付いていますが、乗り心地が悪い苦情の書き込みをしている人も稀ではありますが、居ます。

従って、エアーは必ずしも乗り心地改善の解決策ではありません。

前回の書き込みのコメント欄で、賢さんが既にヒントを出して下さいましたが、乗り心地を良くする為に先ず最初に確認する必要があるのは必要以上に高いタイヤ空気圧を使ってはいないかです。若し、現在使用している空気圧を安全な範囲で下げる事が出来れば乗り心地は必ずよくなります。

人に依ってはタイヤに記されている空気圧を使用している人が意外と多い様ですが、この数値は最大荷重を支える場合の空気圧であって、むしろこの空気圧(常温で)を超えては成らないと考える冪です。

参考:
乗り心地を良くした高級DP(エアーサスペンション)には直径の大きなエアーバッグが取り付けられています。 取り付け場所のスペースには限界がありますので、エアーバッグの数を増やす(面積を増やす)事で解決している場合も少なくありません。

次回はタイヤ空気圧に関して書く予定です。