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増加しているラウンドアバウト

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ラウンドアバウトは時間と経費節約と言う観点で見直され、増加の傾向にあります。

ラウンドアバウトには、信号機の交差点に比べ、次の様な利点があります。

基本的な違い:
• 信号機の代わりに“Yield=譲歩”のサイン
• 必要な場合だけ停止をする

事故の安全性
• 衝突事故が39%減少
• 負傷事故は76%減少
• 死亡事故は89%減少
• 速度が遅い
• 衝突角度が小さい
• 事故が起こるポイントが少ない(30から8に減少)
• 歩行者にも安全 

見掛けは異なっても使い方は同じで簡単
• 徐行してラウンドアバウトに接近
• 車が来ていれば譲歩(停止)
• 車が来ていなければ進入(停止の必要無し)
• 出たい所で出る
• 大型トラックも通行可能

経費削減
• 信号機設置費用無し
• 信号機の保守点検費用無し
• 信号機用電気代無し

自然にやさしい
• 停止時間が少なく、アイドリングが短い為エミッション問題減少
• 信号機が無く見た目にやさしい

ビデオ(ミゾリー州陸運局製作)
http://www.youtube.com/watch?v=X0RcTWEBtYM

日本でラウンドアバウトを成功させるには“Yield=譲歩”の交通サインの導入並びに運転者の意識が不可欠だと思います。 

交差点で事故を減らすには、一旦停止、並びに徐行は大切です。 しかし、 “Yield=譲歩”があれば事故は更に減ります(互いが譲歩すれば事故は起こらない)。 

日本にも“Yield=譲歩”を導入しては如何でしょう?
その後でラウンドアバウトを考慮しては(“Yield=譲歩”無しでは機能しない)?


参考:
最初と最後に“MoDOT”のマークがありますが、 “Mo=Missouri” はミゾリー州、“DOT =Department of Transportation”は陸運局です。