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配線カプラーを保護

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NCの修理故障メンテナンスサイトで、カプラーから入った水が配線を腐食した事が故障の原因であった事を書いて下さったメンバーがあり、私も以前から気になっていた箇所があり、早速点検しました。

過去の説明:
排気ブレーキを掛けますと吸気温度が非常に高く(150度C以上)なります。 此れは正常な様ですが、チョット長い下り坂では排気ブレーキを30秒も使うとエンジンコンピューターが高温異常を知らせる警告音を発しました。 直ぐに新車補償でエンジンデーラーに持ち込みましたが、簡単に直らずエンジンデーラーに“トランスミッションのコンピュターが原因である為トランスミッションデーラーに持ち込む様に”言われました。

DP(デイーゼルプッシャー)は通常、シャーシー会社(フレートライナーやスパルタンモーター等)がエンジン製造会社とトランスミッション製造会社からそれぞれを購入してシャーシーを製造、キャンピングカー会社(ウイニベーゴー等)がシャーシーを購入してその上に居住施設を製造します。 従って、DPはエンジン、トランスミッション、シャーシー、キャンピングカーの4社が関わっています。

私の排気ブレーキの問題はエンジン会社でもトランスミッション会社でも原因が分からず、最終的にはエンジン修理専門家、トランスミッション修理専門家に加えてデトロイトからトランスミッションの設計者を呼んで3者で問題を解決しました。 長期間掛かって何とか(完全な修理ではない)修理は出来ましたが、両社はお互いに相手の責任を主張して、私にも修理費請求が来ました。

この様にDP製造は4社が関係している為、故障責任を互いにナスリあって修理が長引く事がRVフォーラムにシバシバ書き込まれています。

前置きが長くなりましたが、この時に修理を終えて帰って来た際、トランスミッションに行く50-60本の配線はそれまであった電気テープは剥がされたままで、線が入ったカプラーも何の保護もされていませんでした。 後輪の後ろで泥水がかかるのは明らかな位置で、直ぐにガスの配管用ビニールテープを巻いて保護して置きました。

その後10年間、時々気にはなっていたのですが、一度も確認はした事がありませんでしたが、昨日カプラー問題を読んで直ぐに保護テープを剥がしてみました。 幸い完全に密閉状態になっていた様で、良い状態でした。 絶縁テープを巻き直して、その上から伸縮性の高いビニールテープ(高価)を巻きました。 次回の旅行までには防水保護(発砲スチロールタイプ)のスプレーをしたいと思っています。 随時写真を追加します。