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回路計又はマルチメター(Multimeter)

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キャンピングカーの一般的な点検整備はオイル/フィルター交換、緩んだネジを締めたり等の機械的なものもありますが、旅先では意外と電気的な故障が多いような気がします。 ブレーキライト、車幅灯が点かなくなったり、スターターモーターが回らなかっったり、ヒーターファンが回らなかったり、エアコンが作動しなかったり、ゲージ類が作動しなかったり等の問題解決の糸口を掴むにはマルチメーターが必要です。

回路計又はマルチメターに関しては次のサイトで説明がされています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E8%B7%AF%E8%A8%88
安い物から高いものまで色々出回っていますが、我々がキャンピングカーの修理点検に使う目的であれば安い物で充分です。  安い物は、特に測定端子や測定端子に繋がれている線等が、壊れ易い事、そして故障回避回路や特殊機能が付いていませんが其れほど必要では無いと思います。  私は25年位前に約2万5千円払って思い切って買ったFluke製マルチメーターを使っていましたが、今年初めに遂に壊れて仕舞い、他の以前300円程度で買ったデジタル表示のものを問題なく使っています。 クランプ式電流計(温度計付き)も買ってはあるのですが、未だ必要となったことが無く、ツイ使い慣れたタイプの物を使っています。

マルチメーターを初めて使う場合は使用説明書を読む必要がありますが、中学校の理科の実験で学んだ程度の知識で充分役立ちます。 (故障回避回路の付いていない)マルチメーター使用で特に注意した方がよい事を幾つか書いておきます。
• 抵抗測定に設定して電圧を測定すると壊れる恐れがある
• 電流を測定する場合は設定を確認する
• 電子機器は壊れ難く出来てはいるものの、プラス―マイナスを間違えたり、抵抗測定に設定して電圧を加えると壊す場合もある

マルチメーター付随の説明書やキャンピングカー(自動車)サービスマニュアルの指示に従って使用すれば、心配をする必要は全く無いと思います。

電子機器でなければ、プラス―マイナスを反対にしても、数値の前にマイナスサインが表示されたり小さな赤いライトが点いて反対である事が表示されますが、全く問題ありません。

もし、未だ持っていらっしゃらない方は是非購入して、バッテリーの電圧や点灯しない照明がありましたら電気(電圧)が来ているかを調べてみては如何でしょう?

日本ではマルチメーターは幾ら位するものか今、調べてみましたが、安い物でも2000円前後しているようです。 しかし、探せば1000円以下でもある筈です。 私が現在キャンピングカーに備え付けて使用しているマルチメーターはhttp://www.harborfreight.com/7-function-digital-multimeter-90899.html ですので、消費税込みで300円以下です。 2-3年前に同じような値段で買いましたし、常にこの程度の値段で宣伝しているのを目にします。
RVKen