記事一覧

デーゼルプッシャー

ファイル 58-1.jpg

デーゼルプッシャー(DP=Diesel Pusher):
お金や駐車場所を無視して考えた場合、キャンピングカーに興味がある人であれば“多くの人”が欲しいと考えるタイプだと思います。 “多くの人”と書いた理由は、魚釣りやハンテイングにキャンピングカーを使用する人はスライドインキャンパーやクラスBを使う人が多いからです。 又、デーゼルプッシャーの多くは30フィート以上で、州立公園や特殊なキャンプ場で“27フォート以上お断り”や大型クラスA用のスペースが無い場所もありますので、デーゼルプッシャーを断念する人もいるかも知れません。 

フレッド(FRED=Front Engine Diesel):
デイーゼルプッシャーの利点は、エアーサスペンションの乗り心地と排気ブレーキです。 3-4年前からフレッド(FRED=Front Engine Diesel)と呼ばれる前部にエンジンを載せたデイーゼル車が、経済的な理由でポピュラーになっていますが、殆ど(全て?)がエアーコンプレッサーを搭載しておらず、エアーサスペンション無しのリーフスプリングです。 

部品購入先:
クラスB、クラスC、ガソリンエンジンクラスA等の多くの部品はピックアップトラックやバンと同じ部品が使用されていますので、例えば、エンジン部品、エアークリーナー、オイルフィルター、ブレーキシュー等は近所の部品屋さんから購入する事が出来ます。 しかし、デーゼルプッシャーは、ブログで書きましたように、エンジン、トランスミッション、シャシーが特殊専門メーカーで作られていますので、エンジン部品、エアークリーナー、オイルフィルター、ブレーキシュー等は近所の部品屋さんでは売られていません。 エアークリーナー、オイルフィルター、ブレーキシュー等の購入は、長距離を走るトラック部品専門店から買う事になります。 

部品の耐久性:
長距離を走る大型トラックは1年に100,000マイル-200,000マイル(160,000Km-300,000Km)走りますので、キャンピングカーで走る距離とは比較に成らず、整備さえしていれば其れほど故障は心配ありません。 特にエンジンが壊れる前に居住部が持たなくなると思います。 タイヤーもアライメント調整がされていて、空気圧不足や荷重オーバーが無ければ100、000前後は持ちます。 しかし、一般的に6年経てば20,000マイル程度でも自動的に交換する人が少なくありません。 バーストを起こすと外壁やサスペンション、ブレーキライン等に被害を受けて修理費が掛かる場合があるからです。 ミシュランタイヤによりますと、6年以上経ったタイヤーは常にひび割れ等の異常を点検して使用し、異常が見つからなければ10年は使用可能との事です。 ひび割れを防ぐ大切な事は、タイヤーの洗浄は薄い石鹸水を使用、出来るだけ訳の分らない商品を使用して磨いたり光らせたりしない事だと、私は信じています。 又、長期間使用しない場合はタイヤを覆い、直日光を当てないようにするのも大切なようです。 
RVKen