記事一覧

“ハウスバッテリー選択”

ファイル 597-1.jpg

新年明けましておめでとう御座います。 今年もよろしくお願いします。

暫くご無沙汰していましたので、“ハウスバッテリー選択”に関して書きます。

RVを安全、且つ快適に使用する為には高価な出費があります。 エンジンメインテナンス、タイヤ交換、駆動関係整備(トランスミッション、ブレーキ、アライメント等)が在りますが、快適さを保ち更に高価である事に関してはバッテリー(ハウスバッテリー)もあります。 

日本ではACDelcoのVoyagerバッテリーが非常に安く販売されているようですので、アメリカのサイトで是非を調べて見ました。 殆どが魚釣りボートに使用されている意見で、そして多くの人がVoyagerバッテリーに満足していました。

其処で、RVフォーラムに絞って調べて見ましたら、満足して居る人も居ましたが、ACDelcoのVoyagerバッテリーはマリーンバッテリーであって本来のデイープサイクルでは無いので、RVのハウス用には適していないと言う意見も沢山ありました(私もこの意見です)。

1990年代から2000年代初めのRVフォーラムの書き込みの中には満足して居る人の書き込みが多いのですが、最近は少なくなっています。 理由は入手が困難になっている為に余り多くの数のVoyagerバッテリーが出回っていないからかも知れません(以前は自動車部品店、デパート、その他多くの店で入手出来ましたが、最近はGMデーラーでも在庫せず取り寄せです)。

Voyagerバッテリーは価格が安い事もありますし、満足して居る人も少なくは在りませんので、電圧を余り低く下げない様に注意すれば6年前後(それ以上)使用可能で、経済的かも知れません。 しかし、Voyagerバッテリーはマリーンバッテリーであって、本来のデイープサイクルバッテリーでは無い事もしって於く必用があります。

尚、“Voyagerバッテリーは高電圧で充電”との意見がある様ですが、他の自動車バッテリー(スターターバッテリー)と同様に充電出来る筈です。 勿論、内部抵抗の少ないAGMバッテリーと比べれば、充電速度で多少は異なるかも知れませんが、14Vの充電器があれば十分な電圧差がありますので、充電可能な筈です。


参考:
日本の状況ではRVパーク(100VAC接続)の使用機会は少なく、ドライキャンピング(電源、水道、排水施設が無い)が多いと思われますので、ハウスバッテリーは非常に重要であると共に、私がアメリカで使用する状況よりバッテリーに取って可なり過酷なのは明らかです。 従って、バッテリー電圧を下がらせるのは当然で、時には25%(約12V)以下迄下げる事もあって当たり前です。 この場合、本来のデイープサイクルバッテリーでしたら打撃が少なくても、Voyagerバッテリーには寿命に大きく影響する可能性もあります。 1度、2度の場合は影響が出なくても、度重なると違いが出て来るのは当然です。 又、バッテリーは徐々に容量が少なくなる場合もありますが、突然内部ショートを起したり、オープン状態(道通が無くなる)になったりする事もあります。 爆発(容器が破裂して内部の硫酸液が飛び散る)を起す事例も少なくありませんし、私も経験があります。

デイープサイクルバッテリーにするかVoyagerバッテリーにするかの判断基準は総合的に考えてどちらが得かです(バッテリーを気にしながらRVを使用するのも余り快適とは言えません)。

どちらを選ぶか考慮する点は:
• 果たして過放電をさせない自信があるか?
• 快適さをどの程度重視するか?
• Voyagerバッテリーを4年x2回購入?
• 他の出費(1年に3000円?)を控えてデイープサイクルバッテリー(購入時の考え)?
• RVを何年キープするか?


どちらのバッテリー(Voyagerバッテリー、デイープサイクル)を選択したら得かは誰にも予測は付きませんが、総合的な可能性を考えて判断する以外には無いでしょう。


参考:
バッテリーの製造年月は、タイヤ製造年月同様、表示されています。 日本では異なるかも知れませんが、次のサイトを参考になさって下さい。 少なくとも6年、8年以上使用出来たら文句無しでは?
http://www.premierproductwarehouse.com/pdf%20documents/date_code_info.pdf