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アメリカの高級RV: その4 マラソン製 モーターホーム内部

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モーターホームの長さ制限は州に依って異なり、東部には40フィート制限の州が幾つかあり、ワイオミング州の様に60フィートの州もありますが、カルフォルニア州を含めて殆どの州は45フィート(13.7m)です。  アメリカの各州の間で相互協定があり、モーターホームが合法的に登録されて居れば国内の何処の州にも乗り入れる事が出来ます。 

国立公園内のRVパークやナショナル・フォーリスト・キャンピング・グラウンドは40フィート級のモーターホームの駐車スペースが無い所もありますが、アメリカには多数の民間RVパークがありますので、全長45フィートのモーターホームは多少の不便はあっても走行は勿論駐車にもそれ程問題は無い様です(RVフォーラム等の一般的な意見)。 

参考:各州のアチコチにあるナショナル・フォーリストには殆ど必ずRVパークがあります。 場所に依っては大型RVは入れないない様な所もありますが、各ナショナル・フォーリストの中の異なる場所にRVパークが点在していますので、全国には数千か所のRVパーク(サイト数は10か所程度の小さい場合もあれば200を超す場所もある)があると思われます。http://www.forestcamping.com/dow/list/nflist.htm

現在、マラソン社で製造されているモーターホームは全て45フィートのプリボースト製のシャシーが使われ、溶接されたステンレス製のモノコックボディーの為、機能、耐久性、価格共にフレートライナーやスパルタン製のシャシーが使われたモーターホームとは次元が異る様です。

マラソン製のモーターホームには他社の高級モーターホームの様に沢山アレコレ詰め込まれて居らず、収納キャビネットも少なく、広々としてユッタリとした感じで、更に最先端のコントロール装置でドアーやカーテンの開閉は自動、電化製品や装飾品の出し入れもボタン操作や遠隔操作となっています。 一般の高級モーターホームは生活が出来るモーターホームである事に対してマラソン製はホテルのスイートの様なリラックスが出来るモーターホームと言った感じで、恐らく、旅行中は料理はせず、食事は高級レストランに行く人も多いのでは?  実際、ホテルの駐車場で高級モーターホームを見る事があります。 食事をしているのでしょうか?

上の写真のH3-45 マリブー(ダブル・スライド)は価格の低い方のモデルで他のモデルに比べてやや質素に見えますが、それでも豪華です。

続く。

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