キャンピングカーの場合、普通車と比較するとバック時の後方が確認しにくい!!もし、ぶつけてしまったら・・・・結構自分でもやれる!仕上がりは根気次第!!
キャンピングカーのシェルの部分は、国産・外車を問わず一番外側をFRPで形成しているものがほとんどである。(トレーラーなどはアルミもあるが・・・)FRPは身の回りにある車の鉄板とは違い、強化プラスチック系である。専門的な知識と技術がいるのではないかと思ってしまうが根気さえあればプロ顔負けの仕上がりだって可能。溶剤などが手に入りにくいが手に入れば根気良くやること。
1.補修個所を壊す!!
白い部分=補修個所
もし、ぶつけてしまったら、第1は、溶剤の確保。それができれば、割れ&ヒビの部分をペンチなどで毟り取るように広げる。このとき、毟り取った部分に繊維が荒くでるようにする。割れた部分の繊維をカッターやはさみで切り取ることは、タブーである。荒ければ荒いほどよい。これは、補修する繊維とからませ強度をあげるためである。勇気がいるが美しくかつ頑丈に仕上げるためである。
2.補修準備とFRP貼りつけ

青い部分=ガラスマット
繊維が荒くでたところで、もし、裏側に手が入る部分なら裏からダンボールやベニアなどをガムテープで張りつける。
次にガラスマットをその補修部分の大きさにカットし、それに溶剤を浸し張りつける。この時のポイントは、1で毟り取った部分と補修するマットをからめるように貼る。また、この時ボディーにたれないように気をつける。たれた場合はアセトンなどですぐにふき取ることを忘れずに。そのまま放置すると固まって取れなくなる。貼りつける作業で気をつけなければならないのは気泡である。マットを貼るときに気泡が入ると、研磨作業のときに割れたり、気泡の部分だけが弱くなったりする。気泡が入った場合は必ず出すこと!
気泡を出すローラーも売っている。
溶剤は、FRP主剤と、硬化剤を指定の比率で混ぜ攪拌する。この比率もきちんと守るようにすることがポイント。
3.ガラスマットを貼り重ねる 2で張りつけたFRPが少し硬化をはじめたらさらに同じ大きさのほどのガラスマットをカットし、張りつける。このとき空気が入らないように注意する。この時も、2と同じく空気が入った場合は必ず出すこと。この作業をもう1〜3回繰り返し、FRPの厚みをつける。かなり強度も増す。貼り過ぎないように注意すること!マットが補修するボディ面より低い部分はパテで補えるが、高いと固まったFRPを研磨するのが大変である。
4.FRPを研磨 3までの工程のFRPが完全に固まったところで、60〜100番くらいのペーパーで荒削りをする。このとき、ゴム手袋を着用する。そうしないと、繊維が手に刺さって数日痛い思いをする。そして、ある程度フラットになったところでパテを塗る。これは、ホームセンターで売っているポリパテで充分。指定の硬化剤を混ぜ、指定の時間放置して固まったら400〜600番くらいのペーバーで研磨する。研磨する場合は必ず当て木をすること!完全にフラットになるまで研磨をし、低い部分があれば、もう一度パテを塗り、フラットになるまで繰り返す。電動サンダーがあると作業時間の短縮になる。
5.パテとサーフェーサー塗り

灰色=サーフェイサー
フラットになったところで、今度は仕上げパテを塗る。これもホームセンターで販売しているものでOK!ペーバー傷が見える部分全てに薄く塗るのがポイント。乾いたら600〜800番くらいのペーパーで研磨する。完全につるつる、しかもフラットになるまで何度でも繰り返すこの仕上げが最終的な塗装の出来に関係するので、慎重にしかも繊細に!完全にフラットに研磨できたところで、下地処理剤(サーフェーサー・ホームセンターで売っているカースプレーの中に必ずある)を吹き付ける。このとき、補修した部分だけではなく、補修部分よりやや広めに吹き付ける。(例えば補修部分が直径20cmとしたら、サーフェイサーを直径25cmくらい)また、外側に行くほど薄く吹き付ける。このサーフェーサーの塗装を2〜3回、繰り返す。乾燥したら600番〜800くらいの耐水ペーパーで研磨する。
6.塗 装

黄色=ボディと同色の塗料
説明上黄色にしています


青=ぼかし剤
キャンピングカーと同じ色のボディーペン(ホームセンターなどで売っている缶スプレー)で塗装する。塗装する場合は破損部分よりも広く塗り、破損部分から遠ざかるほどぼかし気味に吹き付ける。(左上図)そのぼかした境目はクリアーまたは、ぼかし剤を使い旧塗装面との境をやや広めに塗る(左下図)。塗料は、ホームセンターの色見本をかりて、太陽光のあたる外に持ち出して、実際にキャンピングカーの色と比較する。その中で一番近いものを探す。この場合、目線の角度を変え、真上・斜めから見て色を比較する。もし、近い色が無い場合は塗料屋さんで、色を作ってもらう。しかし、この場合はコンプレッサーで吹き付けるしかない。それと作ってもらった場合は2液性のものが大半であるため。コンプレッサーは小型のものでもOK!しかし、若干面倒。できれば、缶スプレーで一番近い色を見つけるのがベスト!また、近い色の場合は補修個所を中心にして外に向かって薄く吹き付ける。これが塗装のぼかしである。ぼかし剤またはクリアーを塗装する理由は、もともと色が違う塗料を塗るのだから、塗装した境界線がでてしまう。それを目立たないようにするために外にいくほどぼかし気味で塗装する。ぼかし気味で塗装するということは、外にいくほど塗装が薄いということである。この時点で色が近ければほどんど目立たないほどになるが、ワックスをかけるうちにそのぼかした部分(薄い塗装部分)が削られ、塗装面の境界線がはっきり出てしまうこともある。そうならないように、塗装の薄い部分にクリアーまたは、ぼかし剤を塗りぼかしている部分を保護するのである。
7.最終仕上げ 塗装して、1日置いたところで、塗料のミスト(ぶつぶつ)をコンパウンドを使い取り去る。最初は、あら目を使用し、徐々に細めにする。つやがボディと同一になるまでひたすら磨く。
必要な材料 ポリパテ・仕上げパテ(細め)・ペーパー(60・100・600・800の耐水ペーパー各2枚程度)・FRP溶剤・硬化剤・塗料・ぼかし剤または、クリアー・ダンボールまたは、ベニア・ガムテープ・コンパウンド(荒目&細目)
これは、オーソドックスな補修のやり方である。破損個所によっては、修理方法は異なるためよいよい方法で修理することをお勧めする

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