★キャンピングカーと輸入

 キャンピングカーには様々な装備が搭載されています。例えば3ウエイ冷蔵庫,ジェネレーター,ルーフエアコンなどなど・・・・これらの大型の装備の他に,ドアのラッチ,家具類のモールディング,ポーチライト,蛍光灯,ルーフベント,ウォーターホース,排水用品などの小さなパーツなどで構成されています。
 これらの装備やパーツなど輸入品がほとんどといっても過言ではありません。逆に言えば,国産でこれらのものの製造をしているところが極端に少ないのです。
 これらのパーツに何らかのトラブルが生じた場合や消耗してしまった場合,新車で購入した場合を除いて部品を入手するのが困難な場合があります。オーナーの大半が仕方なく,購入元に相談しているのが現状ではないでしょうか?また,キャンピングカーアクセサリーとして国内でもオーニングやルーフベントカバーなどの各種アクセサリーパーツが数少ない国内のキャンピングパーツ業者で販売されていますが,非常に高価な値段が付けられています。例をあげると,ルーフベントカバーなどは国内では当たり前のように1万円以上で販売されていますが,全く同製品の現地価格は2千円代で販売されているものもあります。国内で販売されいる価格と現地価格を比較すると2〜10倍以上も高い価格がつけられている商品もあるのです。
 個人輸入すればほとんどの場合,国内で販売されているパーツよりもかなり安く購入することができます。輸入・・・と聞くと経験のない方には一見難しいと思われがちですが,それほど難しいものではありません。日本の法律で輸入品に関する様々な規制があります。例えば代表的なものとしては麻薬類の禁止,霊長類の輸入禁止などなど・・・
 しかし,車のパーツはそれらの難しい規制もなく通関も問題なく通ると考えて大丈夫です。
 現在円は1$=120円前後です。一昔80円台まで円高が進み輸入が盛んに行われた時期がありました。円高は輸入のチャンスです。
 輸入をすることで輸入の楽しみも味わえ,また,国内で法外な値段で売られているものを格安で購入することができる!これは,輸入しない手はありません。
 輸入は一部の貿易商だけのことではありません。一般の人でも趣味で個人輸入が可能なのです。
 また,輸入だけではなく直接製造元へ機器の詳細についての説明を送ってもらったり,ビデオを送ってもらったりも可能です。また,トラブルの時には直接アメリカの製造元へ質問しています。製造もとの解答は正確で国内業者では得ることが出来ない貴重な情報源になります。
★円とドル
外国為替相場・・・・ニュースなどで毎日報道されているものです。これは,アメリカの1ドルが日本のお金に換算していくらに相当するかというものです。為替相場は政治情勢や国内事情により毎日変動します。毎日為替相場をチェックしていると案外相場の上下が分かってきます。(新聞にも毎日掲載されています。)

少し頭を働かせてみましょう 1$=100円と1$=110円 どちらが日本人が買い物をする場合有利でしょう?
具体的には・・・・・
@アメリカで10$で販売されているものを1$=100円の時に購入すれば10$×100円=日本円に換算すると1000円です。
Aアメリカで10$で販売されているものを1$=110円の時に購入すれば10$×110円=日本円に換算すると1100円になります。
@はAに対して通常”円高”と言います。当然@の方が同じ商品を購入する場合徳なのです。
上の例から分かるように円高が進めば進むほど輸入するには好条件になるのです。
★輸入の流れ・・・・
@ほしい商品をインターネットや雑誌などで探す。
A見積もり依頼をアメリカなどのパーツ販売店に出す。その際,TAX(税金)やSHIPPING(梱包手数料・送料)なども一緒に出してもらう。
B注文をする。注文をする際,クレジットカードで決済する。支払いの方法としては,国際郵便為替などの方法があるが,これに思った以上の換金手数料がかかり安く購入できるメリットが半減してしまう。
C商品が国内の税関を通るときに通常日本では乙中業者が通関を代行してくれる。これに対してインボイスという書類が送られてくる。(こないこともある)このインボイスの用紙に従い,税金を最寄の銀行で振り込む。このことにより,税関まで輸入者が出向く必要もなく,通関手続きなどの書類の作成もいらない。通関は難しいものではありません。
D商品を受け取る


簡単な方法はショッピングカート方式のHPで購入する。但し日本へ輸出していない業者も多数あるので注意が必要。
★さらに安く・・・・
 
商品代・税金などは安くならないとしてもさらに安く輸入する手があります。それは,共同購入。例えばルーフベントカバーを10人で購入した場合,単品で輸入する場合と送料の違いが発生します。当然単品で輸入すればそれに対しての航空運賃がかかりますが,10個まとめて購入すれば1個あたりの送料に換算すると単品で輸入する場合と比べて安くなるのです。
★まずは価格調査
 
ほしい商品をアメリカのインターネットで調べてみましょう。アメリカのホームページも見ても国際電話料金はかかりませんのでご安心を・・・・英語に自信がなくても大丈夫です。ホームページには写真入のものもありますので自分がほしい物かどうか確認ができるのです。
 探し方のコツは、海外の
 商品が見つかったらその表示されている金額に昨日の為替相場をかけてみましょう。(これにTAX・SHIIPPINGがかかりますが概算の金額が分かります。)国内で販売されているものがいかに高い値段が付けられているかが分かります。
 インターネットの普及に伴い,気軽に海外のホームページを見て買い物ができる時代になってきました。一昔は,国内業者が販売している独占とも言える高価な価格のままで購入するか海外へ出向いたときに購入するなどといった方法しかありませんでしたが,現在では誰もが気軽に安い価格で輸入できるのです。
★注文書のひな型
和 文 英 文
@はじめまして。
A私は日本人です。
B私はアメリカ製のキャンピングカーを所有しています。
Cその名前は▲です。
D詳細は以下の通りです。
Eシリアルナンバー 123456
F型式 WNG-S1234
H製造年 1993
Gこのキャンピングカーに適合する以下の商品の見積もりをお願いしたい。
H1,水ポンプ
I2,オイルフィルター
J上記2点の見積もりをお願いします。

K福岡県大野城市平野147-1 
L旅車好造
MFAX 092−941−22??

@How do you do?
AI am a Japanese.
BI have the motorhome manufactured in America.
CThe name of the motorhome is ▲.
DAs for the details, it is as the following.
ESerial number 1123456
FPattern-type WNG-S1234
GManufacture age 1993
GI want to ask for the estimate of the parts of the following to conform in this motor home.
H1. Water pump 
I2.Oil filter
JAsk for the above two parts of estimates.
K147-1 Hirano ohnojo-city Fukuoka JAPAN
LSukizou Tabiguruma
MFax (81)09294122??
上の雛型は簡略なものです。詳細な内容を明記し,デジタルカメラがある方はここに取りつけたい・・・やこの部品・・・というような写真を添付すると間違いが少なくなります。
M番のファクッスの前の(81)は国外から日本へ電話をかける際の国番号です。(日本国内共通)
★輸入金額と国内業者販売価格
 
輸入すれば安く購入できるということは何度も触れてきましたが,決して商品自体が安いわけではありません。何と比較して安いか???
 
それは国内で販売されている輸入商品(自動車関連以外の様々な舶来品も含め)があまりにも高いのです。
 
良く考えてみてください。海外から輸入する商品もアメリカに住んでいればその値段で購入できます。輸入すればさらに関税やSHIPPINGといったものが加算されます。それらをトータルで考えても国内で売られている輸入商品よりも安い・・・・のです。ということは,国内で販売されている商品がやはり高いといわざるおえませんね。  
★輸入実践例
 見積もりとを取り,注文してから約10日。全ての商品が届きました。
2月2日付けでアメリカを発送したとの連絡をアメリカの注文した会社より連絡があり,まつこと約1週間,2月8日付けで商品が届きました。梱包は3個口。今回は比較的大きなものが多かったので箱のサイズもビッグでした。
到着は約1週間。
こちらがルーフベントカバーの梱包された箱です。衝撃吸収の紙や発泡スチロールなどが入っているため結構な容量になっていました。
マックスエアールーフベントカバーでこれを国内の販売店で購入すると1万円以上!何と高いところでは1700円で売られている! 冷蔵庫の排気口のカバーです。
ドアのステップ用のスイッチです。このスイッチ自体水が浸入しやすく,接点不良を起こします。対策としてはコーキングで水が浸入しないようにするとOKです。 ホイールカバーです。サンフライヤーの純正として使用されているカバーです。現在のものが結構くすみ,傷があるので新品と交換です。
ホイールカバーとルーフベント冷蔵庫の排気カバーなど請求書と実際の品物との検品です。 トイレのブラックタンクからほんの少しづつ漏れていたので,排出部分のシャッターをアッセンブリーで交換です。
上から輸入深刻控・蔵・入承認申請控(大阪税関関西空港税関からの書類)

真中は輸入許可書(大阪税関関西空港関税からの書類)


下は請求書(アメリカの会社からの書類)


早速取り換え・・・・
ルーフの冷蔵庫のカバーはネジ4本のみで固定されています。カバーを取り外し新しいカバーに交換です。旧カバーは,劣化が進み外しているとパリパリ割れてしまいました。





ルーフベントカバーの取りつけは,カバーを正確に取りつけるために左に一杯寄せたところで線を引きます。次に右に一杯に寄せたところに線を引きます。その2本の線の中央がちょうど真中になります。上下も同じ要領で位置決めします。あとは,シーリング材をたっぷり塗り,ステンレスの鉄板ビスでねじ込み完了です。本来の取り付けはアルミ製のステーが同胞されているのでそれを使用します。
★輸入のススメ
 一昔は,キャンピングカーのパーツでも日本国内の数少ない業者を雑誌などで探し,そこへ電話して高い値段の舶来品を買う・・・・。国内で販売業者がないので当然価格競争は起こりません・・・・アメリカのパーツは高い!!これが当たり前でした。しかし,インターネットの普及で海外のキャンピングカーパーツ販売店から直接購入できる環境ができたのです。上で述べたようにアメリカのパーツは高いのではなく国内の販売価格が法外に高いのです。アメリカのパーツは安いのです。
 過去に国内大手販売店で冷蔵庫の見積もりをしたところ工賃を込むと100万を超えると言われました。常識をはるかに超えた非常識見積もり価格。このような業者が国内に存在するのです。
 キャンパーの皆さん,自分たちでメンテナンス・修理パーツは輸入・困ったキャンパーがいたときにはお互いに助け合いましょう・・・これらのことを基本にお金のかからないキャンパーライフを満喫しましょう!
 
★インターネットで海外の情報を探すのは得意ではない方のために・・・・・
 海外の情報を探すのにインターネットは苦手!とおっしゃる方には他の方法で情報を得ることができます。
 それは,公共機関を利用します。公共機関・・・・・とは,アメリカ大使館やアメリカ駐日商工会議所へ問い合わせキャンピングカーのパーツを販売しているところを教えてもらうのです。ここは日本語が通じますので英語ができなくても安心です。

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