普通車と違い,キャンピングカーは様々な装備がされています。メンテナンスさえきちんとすれば当然長持ちします。下にあげているメンテナンスについては,ごくほんの一部であり,一般的なものです。ご自分のキャンピングカーについては,マニュアルをご覧になるか販売・製造元へお聞きすることをお勧めします。

水タンクのメンテナンス  キャンピングカーを毎日使用する方は除いて,月に数回の頻度で使用される方で,水をタンクに入れっぱなしの場合,水の腐りと水タンク内のヌメリに注意しましょう。タンク内の殺菌には哺乳ビンの殺菌剤が有効であるとか・・・またヌメリを取る台所用の薬品もありますが,塩素系はタンク内のパッキンなどを劣化させる恐れがありますので使用説明を熟読して使用したほうが無難です。
 長期に渡って使用しない場合は,水タンクを水抜きドレインから抜いておくことをお勧めします。
トイレのメンテナンス  ポータブル,マリントイレとも共通してトイレを清潔にしておくことは言うまでもありません。
 汚物を入れたまま放置しておくと異臭,パッキン類の劣化,バクテリアの増殖,蛆虫の発生につながります。
 トイレのタンクもいつも清潔な状態にしておきましょう。様々な消臭剤も市販されておりキャンピングカーのトイレにも有効なものもあります。しかし,これもパッキンなどを痛めないものの使用をしなければなりません。
ベッド・床のメンテナンス  キャンピングカーの室内は温度も高く,使用頻度も少ないため特に布地の部分にはダニが発生しやすい環境になります。最近は抗菌の布を使用しているキャンピングカーも発売されています。
 食べ物の粉やこぼしたあとなどは完全に取り去っておきましょう。また,掃除機をまめにかけることもお勧めします。
シャーシのメンテナンス  外国製キャンピングカーや国産トラックベースのキャンピングカーを所有されている方はシャーシ(特に足回り)へのグリースアップをしましょう。ホームセンターなどでもグリースガンが販売されていますので,それを購入してグリスニップルから注入しましょう。グリースが切れると異音の原因となります。
 特に舵取り装置部分にグリスアップ用のニップルがありますので,確認してみてください。
エンジンのメンテナンス  キャンピングカーを1ヶ月に数回しか乗らず,エンジンもその時だけしかかけない場合,エンジンシリンダー内のオイルが下がり(オイル下がり)っていることが考えられます。
 久しぶりにエンジンをかけ,いきなりスタートする場合,シリンダーとピストンにとっては決してよいとは言えません。(いわゆるドライスタートです)。使用しない間も定期的にエンジンをかけることは,エンジンにとってもバッテリーにとってもよいことです。
 また,エンジンオイルもこまめに交換しましょう。特にトラックベースは通常の空荷時と違い常にシェルや各種装備など過重されている状態です。重い分,エンジンも高回転になっています。さらに,トランスミッションへも負荷が発生します。エンジンオイル,ミッションオイルの交換は少し早めに!
発電機のメンテナンス  発電機のエンジンが4サイクルの場合はオイル交換を,2サイクルの場合はオイルを足す。いずれにせよ,オイルの量をこまめにチェックしておきましょう。また,発電機については,夏場は使用頻度が低く,冬場は使用頻度が低い場合,冬場でも発電機を回し,ある程度の負荷をかけ(ルーフエアコンなど)暫く回しましょう。また,プラグの焼け方もこまめにチェックしましょう。
エアコンのメンテナンス  自動車のエンジンに取りつけられているエアコン,ルーフエアコンともに言えることですが,定期的にエアコンを作動させ冬場でも回しましょう。特に自動車エアコンの場合,エアコンガスの中にオイルが含まれており,冷媒ガスが循環することによってエキパンやクラーコンデンサーなどの継ぎ目のOリンクへ適度なオイルで湿り気を与え,Oリングの劣化を防止しガス抜けを防ぐことができるのです。
冷蔵庫のメンテナンス  冷蔵庫を装備しているキャンピングカーの場合,扉を開くとスチール製の部分があります。
 ここの錆びを防ぐために使用後は冷蔵庫内のものを全て出すのは当然ですが,出した後しばらくドアを開きっぱなしにします。しばらくすると,水滴が発生しますのでそれをティッシュなどできれいにふき取り庫内と外気の温度が同じになる(水滴が発生しなくなるまで)まで扉を開けておきましょう。
トレーラーのヒッチのメンテナンス  トレーラーの場合,ヘッド車にはヒッチボール,トレーラー側にはヒッチメンバーを接続する装置がありますが,ボールとカプラ部分は牽引時常に力が加わり常に動いています。接続部のほか慣性ブレーキの伸縮する部分へのグリースアップを行いましょう。
トレーラーの電源カプラのメンテナンス  トレーラーの電装品,走行充電などヘッド車とトレーラーとがカプラで接続されています。
 カプラのオス・メスともに酸化や汚れによる接触不良が内容にきれいにしておきましょう。接触不良を改善する商品として接点復活剤などがありますので,有効に活用しましょう。
 また,カプラに接続しているハーネスを止めている部分がネジの場合は緩み,断線がないかチェックしてみましょう。カプラのカバーを外すとハーネスが緩んでいる場合やハーネスが切れかけている場合もあります。
コンロ・オーブンのメンテナンス  特に塩物を調理した後のコンロ・オーブンについては,念入りに拭き掃除をしておきましょう。
 調理中に飛び跳ねた塩や塩分によりコンロやオーブンに錆びが発生します。
 言うまでもないことですが,調理後はコンロ・オーブンだけでなくその周辺の壁なども拭いておきましょう。

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