◆メーターDIYの経緯
 アメリカ仕様またはアメリカから輸入したキャンピングカーはそのままの状態で日本に入っていることが多い。具体的には取り扱い説明書、各スイッチに表示されている説明用のシール、メーターなどがアメリカ仕様になっている。
 特に取り扱いに関する内容は一つ間違えるとトラブルや故障の原因にもなりえる。またメーターはマイル表示のままのものが多く、メター板には小さな文字でキロ表示があるものがあるが正確さに欠ける。
 そこで、今回マイル表示のメーターの文字盤をキロ表示に変更することを決意!
 さらに、どうせなら文字盤を白にしてホワイトメーターにしようと思い、製作したレポートです。
 今回の製作車:ウイネベーゴ・リアルタ平成1995年モデル(ベース:フォルクスワーゲン・TR-4(バナゴン))

◆メーターの取り外し作業
@ハンドルの取り外し Aウインカーとワイパーレバーの取り外し Bメーター本体の取り外し
  
 バナゴン(T-4)はハンドルを取っただけではメーターは抜けないようになっている。ウインカーとワイパーのレバーを外さなければレバー中央の丸い部分がメーターと干渉し抜くことは不可能。メーター自体は上部がはめ込みで下部2本のネジで固定されているのみ。
◆型取り作業
 取り外したメーター。
 クリアーカバーと本体は2本のビスのみ上部、下部ともにはめ込みになっている。国産と比較したらビスの数が圧倒的に少ないのには、驚いた。しかし、作業簡素化には大いに役に立つ。
 スキャナーでは針を抜く作業が必要となりリスクが大きいため今回はこのデジカメで行うことを決定。 
 できるだけ垂直な状態でデジカメでメーターを撮影。
 角度が狂うと文字に歪がでるため少しずつ角度を変え何枚も撮影する。
 これの画像をパソコンに取り込み、最もよく撮影できている画像をドロー系のソフトに貼り付けその輪郭に沿って線を描く作業を開始。
◆型づくり
 ドロー系アプリケーションを使用することで、左の画像ではわかりにくいが綺麗な線で仕上がっている。
 これを何度もインクジェットで印刷を繰り返し、その印刷した紙を切り抜きサイズの微調整を行う。

◆文字板製作法の検討
 DIYといってもある程度の仕上がりではないと子どもの工作レベルのメーターでは当然満足できない。
 ということで、美しさと耐久性を優先して仕上げることを目標に製作にとりかかるが製作法について以下の方法で試みた。

製作の条件


@ホワイトメーター台と文字などにつやがあること。
A変色しなく、耐久性があること。
B裏に糊面があり、既成メーターの板との密着がよいこと。
C針を抜かず製作すること
Dコストをかけずに完璧に仕上げること

@ レーザープリンター
 + 
カッティングシート
 上の型に色を着けカラーレーザープリンターを使い、白いカッティングシートに印刷する方法。
 カラーレーザープリンターであれば日光による退色がないため、車のメーターの文字に適している。
 カッティングシートは耐久性のある屋外用のものを使用すれば光沢・耐久性の面でも信頼できる。また、背面が糊面になってるため、メーター板との密着も良い。これらのことから第1候補として考えていたが実際にやってみると、印刷後台紙から剥がし、貼ろうとするときにレーザープリンターで印刷した部分がすこしはがれた為このこの方法は却下。 

A レーザープリンター

ポリエステルタックフイルム
 これも印刷による方法で考え方は@と同様。ただ、素材がかわっただけであるが、このフイルム自体がつや消しで良い感じだがレーザープリンターを通すとくすんでしい白の鮮やかさがないため満足できずこの方法も却下。

B レーザープリンター

レーザー用ラベル用紙

(ラベルコーディングフイルム)
これもB同様、つやがなく満足できないため却下。また、この手の用紙は日焼けによる変色が考えられる。
C インクジェット

フォトクォリティーペーパー

(ラベルコーディングフイルム)
印刷はいうまでもなく非常に綺麗である。しかし、フォトクォリティーペーパー自体の厚みがあり、カッターでカットしてみるがトリップメーターの小さな四角や針の受けの1ミリほどの穴を丸くカットすることが無理である。少々がたがたになっていても妥協するなだまだしも、これを100%正確に切るためにははやり人間では無理と判断。
 またこのインクジェットは日光により退色してしまうのとフォトクォリティーペーパー自体が茶変してしまうので長期の使用は無理。のため却下!
・・・となると機械のでカットする方向へ必然的に思考が移る!
 
D カッティングマシーン

カッティングシート
 細かい文字などでカットが大変である。しかし、歯のセッティングや圧力を微調整することで1ミリ程度の円でも綺麗にカットできる。さらにトリップメーター部の四角も1mmのずれもなくカットに成功!しかも文字部もカラーカッティングシートのためつやがある。
 これぞ求めていた究極の仕上がり。この方法で製作に取り掛かることに決定。
 またデーターをパソコンに保存しておけば何枚でもカッティング製作可能である。
 ある意味では大量生産型とも言える画期的な方法である。


◆台紙のカット

 メーター板の外枠に沿って、白のカッティングシートをカット。早速メーター板に貼ってみるとしたの文字がかすかに透けている。よく見ないと分からない程度であるが、これも許せないため、黒のシートを同様にカットして白の下に貼る。これにより文字の輔がなくなった。ここでは、枠のみのカット。これに文字を別色でカットし重ね貼りをする。

◆文字部のカット
 文字部のカットについてはネットキャンパーカラーの紺色を使用。白と紺のコントラスを考えたものである。
 文字に付いてはセッティングで細かい文字でも綺麗にカットできているが、その周りの不要な部分を取り除こうとすると、その文字がついてくる・・・・。この状態では文字が歪んでしまう。そこでこのカットしたシートをアプリケーションシートに貼り付け裏返し、余分な部分を剥がしていく、そうすることで文字部だけがアプリケーションシートに残る・・・はずだったが、うまくアプリケーションシートがホールドしてくれない。いろいろと試した結果さらに強い粘着力の透明シートを購入。この1mmの世界の文字をはがすのには、粘着力が強すぎても弱すぎてもだめである。
        
◆ホワイトシールの貼り付け
 針を抜かずまして、シートに切れ目を入れずにこのシートを貼り付ける・・・・至難の技ではあるがそれも工夫により可能である。
           
◆完成
                     
 左がマイル表示のノーマルの状態。右がキロ表示のホワイトメーター。製作時間は様々な材料選びも含めて約20時間。しかし、時間をかけ、試行錯誤の中で出来上がったキロ表示&ホワイトメーターの仕上がりには大満足である。


夜間
ライトスイッチをオンにした状態
(ノーストロボ)


◆ダウンロード

 下の画像ファイル(実寸大)をダウンロードできます。分割ダウンロードは色づけ加工が行えるようにBMP形式(非圧縮のためファイルサイズは大きめですが)にしていますのでダウンロード後”ペイントを利用して色の変更をすることも可能です。但しBMP形式はファイルサイズが大きいためダウンロードに時間がかかりますので一括ダウンロードの自動解凍形式をお勧めします。
色なし文字板ダウンロード

●リアルタ
●バナゴン
●T-4
●VWヴェント
などに適合します。
クリックするとダウンロードできます。
加工できるようビットマップファイルにしていますので多少時間がかかります
●メータ左ファイル
●メーター中央ファイル
●メーター右ファイル

★一括ダウンロード
(LZH形式

★一括ダウンロード(自動解凍形式
色あり文字板ダウンロード

●リアルタ
●バナゴン
●T-4
●VWヴェント
などに適合します。
クリックするとダウンロードできます。
加工できるようビットマップファイルにしていますので多少時間がかかります
●メータ左ファイル
●メーター中央ファイル
●メーター右ファイル

★一括ダウンロード(LZH形式)
★一括ダウンロード(自動解形式)

◆上の一括ダウンロード(自動解凍形式)でダウンロードの画面が表示されない場合は、マウスをあわせて【右クリック】→【対象をファイルに保存】をクリックしてダウンロードを行ってください。
 ダウンロードやファイルの解凍に関してについて分からないときは、トップページに戻って【キャンパーのためのパソコントラブルシューティングにお書き込みください。】



◆このページに関するDMへのお問い合わせはご遠慮ください。個別のサポートはできかねます。
キャンピングカーオーナーのための情報共有として製作したものです。ダウンロードした画像を活用してください。
お、本画像データーの著作権放棄はしていません。本画像データーを他ホームページで流用したり、これを利用した営利目的行為を行ったり、業者のダウンロードは一切禁止します。
 DIYによってメーターを改造しそれが原因で事故が発生しても当方では一切の責任を負いません。

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