
| 車検について |
| キャンピングカーの車検というと特殊な感じがするが、実は普通車と全く同じ。 制動装置・舵取り装置・ライト・ウインカー・・・・などなど・・・・ 冷蔵庫やレンジなどは全く車検対象外である。つまり、冷蔵庫が壊れていたり、ガスコンロに点火できなくても全く問題無いのである。しかし、装備されているものをむやみに取っ払ってしまうと構造要件に適合しなくなる・・・となるともちろん、キャンピングカーとしての登録が不可能になってしまう。 また、トレーラーの場合、一度車検が切れてしまうと継続車検を受けることができない。この場合は、車重の再計測をしなければならいない。新車時に750`ぎりぎりのものにいろいろ装備を追加している場合は750`を超えてしまう恐れがある。特に750`のトレーラーは車検を切らさないようにしないとやっかいである。 |
| 税金について |
| 普通車と同じく、自動車税と重量税がかかる。特に重量税については、当然その車の重量により決まるので、重いキャンピングカーは当然税金もその重量に比例してかかってくる。 一方、自動車税は地方税になるので、その地方によって税額が違う!おかしな話だが、その地方によりかなりの差があるのが事実だ。また、自動車税については、キャンピングカーに対する優遇措置見直しによりキャンピングカーオーナーにとっては、痛い措置である。 |
| 免許について |
| 普通免許は全長12メートル、全幅2.5メートル、全高3.8メートル以下、重量は8トン未満、乗車店員が10名以下までが運転できる。 トレーラーに関しては750`以下なら普通免許で運転できる。クラスAのキャンピングカーに関しては、ホイールベースの長いタイプは内輪差・ホイールベースの短かいものはオーバーハングに注意しなければならない。トレーラーの運転については経験上それほど難しいものではない。しかし国産普通車で牽引する場合、ヘッド車よりもトレーラーの方が幅が広い場合が多く、車幅をしっかり身につけなければならない。また、バック時の練習は言うまでもないが、最初はかなりむずかしい。 |
| メンテナンスについて |
| キャンピングカーについては車種により異なる部分が多く一概に言えないが、水(入れたままにしておくと当然腐る!)、冷蔵庫(特に冷凍室に残った氷)などであろう。また、バッテリー、オイル関係、ブレーキパットなど室内の装備品以外は普通車同様自分やれる範囲内である。結構パットの減りは早いので走りこんだらパット厚をチェック。また、シーリング周りは定期的にチェックし、ひび割れやはがれをチェックする。見た目にはしっかりシールされているようでも剥離している場合もあるので要チェック。特にアメリカのシーリングは数年でヒビが入るので、思い切ってシーリングをはがし、国産品のシーラントでシーリングを施す。 エンジン系のトラブルやコーチ部分の電気的なトラブルなど自分で直せる部分もあるが、最終的には購入元に相談するしかないこともある。やはり、キャンピングカーを購入する場合は自社工場を完備している対応の早い販売元で購入することが一番である。 また、エンジン付きの自走式キャンピングカーはエンジンのメンテナンスも当然必要である。毎日通勤でキャンピングカーを使っている人は少ないとおもうが、一ヶ月に1、2度しか乗らない場合、当然エンジン内ではオイルが下がってしまっていると考えたほうがよいだろう。エンジンをかける前に暖機運転をしてエンジンを労わることをお勧めする。また、長期にわたって使用しない場合はバッテリーのターミナルを外しておくことで、バッテリーの老化を防ぐことができる。(しかし、ナビ・時計・ラジオなどリセットされるものもあるので、再設定する必要がある) |
| トレーラーとの接続について |
| トレーラーにももちろん保安部品がある。テールランプ、ブレーキなど・・・ 連結は大半のトレーラーはヒッチボールというボール状のものにカプラというボールを覆う鉄のカバーをかぶせ、それをロックする。また、テールランプ関係は、カプラを接続し、それぞれウインカー・テールランプ・ウインカー(左右)・バックランプの配線をする。この配線をする場合、トレーラーのハーネス(電気の線)の抵抗を考えないといけない。具体的には、トレーラーにもよるが、トレーラーのハーネスの中には1.0以下の貧弱なものがある。この状態では、ヘッドから充分な電流が流れずブレーキを踏むと電圧降下が起こりウインカーがボーッとついてしまうことがある。この場合はハーネスの交換・ヘッドの最後部まで電源を引き、リレーを入れるなどそれなりの対策が必要である。 |
| 雪道の運転について |
| キャンピングカーを所有するとスキーや雪山へのキャンプに行きたくなるのが世の常である。雪道で気になるのはスリップ雪上での走行能力。キャンピングカーの場合は重いので、普通車ほどスリップはしない。(車種にもよるが)チェーンをまけば、そこそこの山も難なく登れる。また、トレーラーの場合は、ヘッドが四駆だとある程度安心だが、2WDだとちょっと不安。特に雪道での上り坂はヘッドの能力がそのまま出てしまう。2WDの場合はチェーンだけでは非常に厳しい。何せ750`(以上)の重さがかかっているのだから。さらに、下り坂においては、750`のトレーラーがヘッドを押してくる。自動車の特性上、前輪の方がブレーキの効きが良い。これにより、急激なブレーキングはジャックナイフを起こすばかりか、トレーラーに押されてヘッドも滑ってしまう。急な雪道での下り坂の運転のコツは、トレーラーのブレーキをあらかじめ少し引いておき、ヘッドのフットブレーキに合わせてサイドブレーキを手で引きながら降りる。(個人の責任で行ってください)平坦な道になったら、トレーラーのブレーキを元に戻す のを忘れないように。また、どうしてもヘッドが滑る場合、ヘッドのタイヤの空気を若干抜く。そうすることで、雪道への設置面積を増やし、グリップ力を高める。滑る面を抜けたら空気圧をスタンドなどで正規の圧力に入れることを忘れずに!(これも個人の責任において行ってください) |
| 居住性について |
| 国産キャンピングカーの場合、よく雑誌などで収納やダイネットの広さなどが取り上げられ各社のキャンピングカーの比較が掲載されている。しかし、当然車体の長さが似たり寄ったりなので室内の広さはさほどかわらない。装備の配置などを各メーカーとも必死に考えているようであるが・・・。 また、トレーラーにおいては、普通免許で運転できるものとなると750`以下。それをクリアーしたものとなると5メートル前後のものになってしまう。トレーラーは最近でこそ国産が登場してきたが、ほとんどがヨーロッパまたは、アメリカ産のものである。自走式の同サイズのキャンピングカーと比較した場合、エンジンやキャビンがない分広い。 また、国産の場合、駐車場の問題や道幅の問題、コストの面などからどうしてもコンパクトな設計になってしまい、どこのメーカーも似たり寄ったりでサイズで比較した場合、数十cm単位である。一方、アメリカ産の場合は大きいものから小さいものまでメートル単位でサイズが違うものがある。国産でもアメリカ産のビッグサイズに匹敵するものの生産を期待したいものである。 |
| コーチ部のエネルギー源について |
レンジ・ボイラー・ヒーター冷蔵庫などなどコーチ部分に設置されている器具・機器はエネルギー源はほとんどがLP ガスである。国内では法律も関係しているので5`ボンベが取り付けられているものが多い。大きいガスボンベを積む場合、高圧ガスなどと車の前後に表示をしなければならない。容量などの細かい決まりがあるのでボンベを載せかえるときは要チェック。20キロボンベを積めるスペースがあるからといって,載せかえると法律に触れることとなるので要注意。しかし,この場合は,陸運局の管轄ではない。また、ガスの充填は最寄のLPガス販売店で詰め替えてくれる。5`で2500円前後でその場で詰め替えてもらうことができる。ガス店により価格に差があるので数点必ず当たることをお勧めする。 ガスの残量は外側から見えないため、一体どれくらいガスが残っているのか分からない。LPガス残量系などといったものが6000円前後で販売されている。それをボンベとホースの間に取り付けるのもひとつの手であるが、測定時の温度・高度などによりボンベ内の圧力が違う場合,表示も若干誤差が発生するので100%信頼できるものではない。LPガス屋さんが教えてくれたのだが、両手でボンベを持って左右に降ってみる。慣れると残量が分かるらしいが・・・・ |
| 駐車場料金・高速道路料金 |
| クラスAほどの大きさになると普通車2台分の駐車スペースが必要になる。さらに、横縦ともにぎちぎちのスペースに入れると出れないことも・・・・スキー場の駐車料金などはその駐車場にもよるが、バスの料金を容赦なく徴収するところ、普通車の2台分の料金を徴収するところなど様々である。スキー場などでは、キャンピングカーは敬遠されがちである。 一方、高速料金は、いくら8メートルを超える中型バスのようなものであっても、なぜか普通料金である。これは、8ナンバー(キャンピングカーのため)種別は1である。一方、トレーラーを牽引していると、トレーラのタイヤの数(1軸か2軸かによるが)中型車料金である。種別は4である。 |
| ヒッチメンバーとヘッド車について |
| トレーラーを牽引する場合、ヘッド車との接続が必要になってくる。ヘッド側には、ヒッチメンバー&ヒッチボール、トレーラー側にはヒッチホール(カプラ)が必要になってくる。最近でこそ、HONDAが純正ヒッチメンバーの販売を開始したがやはり日本は欧米諸国に比べると格段に遅れている。ヒッチメンバーに関しては日本車のRV用のものが専門業者から製造されており、それらはほとんどボルトオンで取り付け可能である。また、国産RV用に外国の製造元が製造したヒッチメンバーもあるが・・・・値段が高い! 自作のオリジナルの場合は、陸運局で強度などの申請をしなければならないので面倒くさいが・・・市販品と比較して約6分の1の金額。また,トレーラーは,陸運局でヘッド車(牽引する車)を登録しなければならない。一台のトレーラーに対して複数台のヘッド車を登録することも可能。トレーラーの車検証には,ヘッド車の型式が明記されることになる。つまり,トレーラーを所有する場合,ヘッド車と対で登録することが必要になる。このことからもお分かりだと思うが,ヘッド車を買い換えた場合,新しいヘッド車の登録を陸運局に持ち込みヘッド車の変更届けが必要となる。 |
| トレーラーのブレーキについて |
保安部品の代表的なものにブレーキが上げられる。無人のトレーラーもブレーキがかかるのだ。一体どうやってブレーキをかけるのか。ヘッドがブレーキをかけると、慣性の法則にしたがって、トレーラーがヘッドを押してくる。そのとき、右図の青い部分にカプラからつながっている黒い部分が入り込む。その時、梃子の原理で赤い部分がヘッド側に移動する。その梃子を利用してブレーキワイヤーを引いているのだ。この青い部分は油圧式やスプリング式のものなどがあるが、通常ラバーゴムなどのカバーで覆われている。他にも電気のものなどもある。 |
| 電圧について |
| アメリカやヨーロッパ製のキャンピングカーやキャンピングトレーラーに装着されている電化製品(冷蔵庫・電子レンジなど)は当然、その生産国の電圧で使用することが前提である。例えばアメリカ製冷蔵庫だと120V仕様である。しかし日本はというと100Vである。20V差があるのである。しかし、日本仕様として輸入されているキャンピングカーの中にはアップコンバーターを入れ、120Vが出力されるように変更されているものもある。しかし、アップコンバーターが入っていない場合120V仕様の3ウエイ冷蔵庫にオートキャンプ場や家から外部電源を引き冷蔵庫の電源を入れると・・・・・入る場合も多々ある。 特に3ウエイ冷蔵庫に限っていうと家庭用の冷蔵庫と違いモーターで駆動するコンプレッサーは付いていない。つまり全く冷却方式が違うのである。120Vを100Vで使っても冷蔵庫の冷却能力は多少落ちたとしても冷蔵庫の故障にはつながらない。また、家のコンセントをテスターで計測してみるとよくわかるが、100V+αVの電源が流れていることがわかる。(場所によって異なるが・・)逆に100V仕様のものに120Vを流すと電子回路などが焼け、故障につながることも充分あるので要注意! |
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