トレーラー牽引時の運転操作は慣れてしまえば簡単ですが,初心者やバックの経験が少ないオーナーににとってバックはやっかいな操作です。慣れるまで思うようにトレーラーの方向が変わらないことも・・・・・これが原因で交通渋滞を招いたり,トレーラーをぶつけてしまったり・・・
これからトレーラーの購入検討されている方やトレーラー初心者の方は,まずトレーラーの曲がる原理をしっかり頭にたたき込んで正確なハンドル操作を身につけましょう。
トレーラーが曲がる原理


キャンピングトレーラーの牽引時には,ヘッド車(赤)とトレーラー(青)とをスチール製のカプラとヒッチボールと呼ばれる連結装置で接続しています。ヒッチボールはヘッド車側に固定取りつけされているもので,テニスボールを一回り小さくしたくらいの丸い形をしています。このボールにかぶせてロックするものがカプラ(トレーラー側)です。ヘッド側はボール状になっているため,自由に連結部分が動くことができるのです。
右図赤矢印の部分がカプラです。
トレーラーの直進  5m前後のトレーラーの場合,普通の道を前進する場合,ヘッド車が通ることができればほとんど問題なく通ることができます。しかし,細い道や急角度の曲がり角については注意が必要です。
 急角度の曲がり角など特殊な道以外,内輪差はほとんどでないと考えて大丈夫です。
 直進については,案外簡単に運転できます。この際,常にサイドミラーを使い,カーブ時にはトレーラーの位置を確認しながら,路肩のとの位置関係を見るように心がけましょう。
 しかし,牽引免許を必要とする5mを超えるような2軸のトレーラーなどについては,かなりの内輪差がでます。
トレーラー牽引時のハンドル操作
(バック時)

 バックしながらトレーラーを左に曲げようとする場合,ヘッド車のハンドルを右に切ります。ハンドルを切るほどトレーラーの曲がる角度も大きくなります。
トレーラーの方向変換イメージ
トレーラー牽引時の操作ポイント @ 方向転換する場合は,ヘッド車を左右に振るスペースを確保する。
A 駐車場に駐車する場合は両サイド・前後に駐車中の車がない場所を選ぶ。(四方を囲まれた状態だと出れない場合や,何度も切り返しをしないと行けない場合がある。)
B 細い道で対向車とすれ違う場合は,バックできるよに余裕をもって通常より手前で停車し,左側(路肩)に多少のスペースをあけておく。
C 常にサイドミラーでトレーラーの位置を確認する。
牽引時の注意! トレーラー牽引時,高速走行をするとスネークダンスと呼ばれる現象が起こることがあります。これは,トレーラーが空気抵抗により左右に蛇行し,ヘッド車もそれの影響を受け,ハンドル操作が困難になったり,できなくなったりします。これは,ヘッド車とトレーラーのバランスの問題やトレーラー自体の問題,過重の問題などがあり,一概に言えませんがあまりにも速い速度で高速走行をすることは,危険です。また,スネークダンス現象が起きたときには速やかに減速します。一気にブレーキングするとジャックナイフ現象(トレーラーとヘッドがナイフをたたむときのように曲がって操縦不可能になる。)が起こることもあります。


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