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■ ストップランプ不良修理事例 ■
 【症状】
 ブレーキを踏んでもストップランプ、ハイマウントストップランプなど全て点灯しない。ブレーキを踏むと、ブレーキ用リレーの音が足元から聞こえる。リレーへの電源は正常であると思われる。また電磁ブレーキにも電源が供給されており、これらのことから考えるとランプへのハーネスの断線が考えられる。本コンテンツは、ストップランプ断線の修理事例です。
@  ストップランプ、ハイマウントストップランプなど全てが点灯しなくなった。
 電球切れでもヒューズ切れでもないため
 ブレーキペダルを押さえた状態で、運転席がから確認できるようにマスキングテープで車体横に固定する。
A  ストップランプのソケットのハーネスの色と番号を確認し、同様のハーネスを後部のシャーシに固定されれているコルゲートチューブの中から探し出す。そのハーネスにワニ口グリップをつけテスターで検査する。 B  ブレーキペダルを踏んだとき、後部ハーネスに電圧が出ていないため、断線を疑う。
 運転席足元のペダル裏のスイッチ、ストップランプヒューズとその裏側のコネクターやリレーなどを確認するが異常ない。

C  配線の取り回しと配線番号を米ウイネベーゴサイトのワイヤリングダイアグラムで確認する。
 ペダルスイッチ〜リレー〜ブレーカー〜コネクター数箇所〜リア〜ソケットという経路で、フロントから茶色のハーネスで後部に引かれている。
D  車体中央部にある複数のコルゲートチューブから茶色の色を探し出しペダルを踏んだときの電圧の確認をする。中央部のハーネスに電圧がかかるのが確認できたため、ここまでは異常がない。 E  リアタイヤ後部で同ハーネスを探し出し、同じようにテスターで電圧を測定する。すると電圧が出ていない。ということは、車体中央部から後輪までで断線が発生していると推定される。

F  リアタイヤ付近にあるコネクター部のハーネスを確認すると断線が見つかった。このコネクターが原因でランプが点灯していなかった。
 この部分をギボシで作り直し接続するとランプ点灯。修理完了。
作業時間 作業難易度 作業ポイント 実用度
1時間 基本的なところからチェックをしていくこと。
ヒューズ、電球、ブレーカー、ソケットの接点、ブレーキスイッチなど
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