nやってみよう!ルーフキャリア取り付け
 あると便利なルーフキャリア。キャリアがあればオプションを追加することで国産のルーフボックスなどの取り付けが可能となる。このページではルーフキャリアの取り付けについての説明をします。
 実際に取り付けされる場合は,取り付け法などはそれぞれの説明書をよく読み屋根の材質,フレームの有無などを確認し,慎重に行ってください 
ルーフラック到着!
 国内を数社さがし,協賛企業であるグリーンライトさんへ問い合わせをすると,社長曰くオムニスターが絶対にお勧めとのこと。またグリーンライトさんが提示している価格は手頃な価格であったため,即オーダーしました。
 このキャリアはアメリカ製のそれと比べ幅が広く,パイプ径が太いのが特徴です。輸入も視野に入れ検討しましたが,現在の日本円が弱いご時世,ざっと計算しても割高になってしまったため輸入は断念。
 右写真は梱包を開けた状態。L型のアルミパイプはコーナージョイント。
仮組み
 全体のパイプとフットを取り付け借り組みを行います。
 コーナージョイントはガタが全く無く,非常にがっちりとしています。
 ルーフラックを借り組みした状態で,メジャーを使い前後左右の位置を合わせ,フットの取り付け位置にマスキングを行います。
 フットの取り付け位置には出来ればフレームがあることが好ましい。それは,フットを強力に固定できるからです。
 フレーム探しは,超音波の反射で見分ける器具などが販売されいますが高価なため,今回は磁石を使いました。
 屋根は,FRP層やその下にあるベニア材,発砲スチロールなどがあるため,普通の小さな磁石では手ごたえを得ることができません。フレームを探す場合などは強力磁石が有効です。強力磁石はスピーカーの裏でも代用できます。スピーカーをある程度力を抜き持ち,左右前後に移動していくと強い力で引っ張られるのでフレームが太ければ太いほどその力は大きく分かりやすくなります。

フットの固定 
 フットの固定はドリルで穴を開け,リベット留めるタイプです。アメリカ製はタッピングビスが主流ですが,固定法においてもお国柄の特徴があらわれています。リベットのピンは,このセットに同胞されていたものです。
 また,車輌の屋根中央部が丸みをもち,高くなっているためフットが長すぎてしまいます。切断&アルゴン溶接も考えましたが,簡単な切断&ボルトナット止めに決定。中央部とその両方のフットは真ん中で高速切断機を使いカットし,屋根の高さにフットを重ねあわせた部分にドリルで穴を開けステンレスボルトナットで固定。(写真はそのフットを真ん中から切断。リベット用の穴をあけているところです。)
 天井にも穴を開け,長いビスをねじ込みます。これに使用するネジも同胞されていたもので,材質はステンレス。はやり錆対策に万全を期すヨーロッパ産です。
 フットが天井に当たる面にコーキングを施し,ネジを締めた後,ネジも覆うようにシールをたっぷり施します。その後さらに,フットと天井の接触面を覆いこむようにしてシーリングを施します。これは,シーリングによる接着力を強めるためと雨漏り防止のためです。
 なお,オムニスター社のルーフキャリアを取り付けるに当たって必要なものは以下の道具類です。特に特殊工具としてはリベッター程度の工具で取り付けできます。
■ドリル ■リベッター ■シーリング材 ■プラスドライバー ■シーリングガン
■マスキングテープ シーリングを綺麗にならすためのパテべらなど

□ルーフ形状に応じてフットを切断する場合は,ステンレスボルトナットおよび高速切断機またはかなきりのこなど

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