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円高還元

 I have a few questions for you to answer please. Are you able to pick the AC' s up at the airport sub-station in your area? Also do you have a broker or do you clear it through customes yourself ? After I hear back from you and I will try to get some pricing for you. Again it was great to hear from you!
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 今回見積もりを依頼しているショップから取り急ぎの返信が来た。このショップは、これまで取り引きしたショップの中でも最も親日でフレンドリーである。夫婦2人で比較的大きなRVパーツショップを経営しており、購入したいパーツの見積もりを依頼すると他店と同等もしくは安いプライスを提示してくれる。そして、上の返信のように日本到着時の取り引り方法によっては、送料や通関手数料などが安くなるのである。毎回、輸送業者で一番安いところも手配してくれる。それ故にメールのやり取りで日数を要するが、大きな高額商品はメリットが大きいためメリットも大きい。
 過去には、RVビルダーの保有年数を過ぎ在庫がないパーツを見つけてくれたこともある。
 米国にとっておきの信頼のできるショップを作っておくのも困ったときには頼りになる。

セールスイッチ

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 久々にFFヒーターの動作確認をしたところ動かない・・・。
 そんな場合のチェックポイントは・・・。
 基本的なところでは、
 ①ガス残量のチェック
 ②バッテリーのチェック
 ③ガスバルブが開放しているかチェック
 この条件が全て満たされているにもかかわらず動作ないし場合は、本体の不良が考えられる。
 写真はセールスイッチ。
 セールスイッチの語源は・・・セール=船の帆・・・船の帆が風を受け動作するように、ファンの風を受けて動作するスイッチである。
 このスイッチにはマイクロスイッチが使われているが、スイッチの接点不良やスイッチそのものが故障している場合もある。
 他にもコントロールボードやエレクトロード、アース不良など故障の原因は様々である。長年使用しているとカーボンが蓄積されたり、ガスケットも破れていることも少なくない。できれば、数年後とにオーバーホールをお勧めする。

冬支度

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 11月に入り、九州でも朝晩はかなり冷え込んできた。
 そろそろ暖房がほしい季節。
 季節物の機器は、そのシーズンにならないと使用しない。久々にスイッチを入れたら動かない・・・。よく聞く話である。
 スイッチの固着、ベルト駆動の機器は、ベルトの変形、接点の酸化による接点不良、ネジの緩み、ベアリングの焼きつき、センサーの故障・・・キャンピングカーに搭載されている機器の故障原因は様々である。
 しばらく使用していない機器は出かける前に動作確認をしておくと安心である。また、機器の故障の確立を低くするためには、シーズン外でも定期的に動作させることが大切である。
 写真は、サーバーバーンFFヒーター。セールスイッチ、ファンベアリング、サーモセンサーなどを交換し、燃焼部分は、耐熱塗料で防錆処理を行う。 

ベルト交換

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 写真は、E350のエンジンルーム。
 エンジンに比べボンネットが小さいため、一見作業性が悪そうに見える。
 しかし、エアークリーナーやその付属のパーツを外せば、上から覗くと案外作業スペースは確保できる。
 本作業は、フロントベルト交換である。2つのうち一方はオートテンショナーのため非常に作業が楽である。
 ベルトはもちろん輸入。ベルト単体であっても国内で購入するよりも安い。(約10分の一)。現在は、90円台なのでさらに割安である。

オナン発電機バルブ

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 これは、バルブの摺り合わせを終えたオナンのバルブ。もちろん、シリンダー側のバルブシートも研磨済みである。さすがエンジンオーバーホールの業者に依頼しただけありバルブとバルブシートは完璧なほどの密着性である。オナン発電機の場合はヘッドが分解できないため、ブロックごとのバルブシート研磨となる。

 これをすることでどのようなメリットがあるか?
 エンジンシリンダー内部の圧縮高めることができるため、パワーが上がるのである。エアコンや電子レンジを同時に使用した際にエンジンのパワーが極端に落ちる場合やエンジン停止する場合には、この圧縮抜けの症状が考えられる。 
 

フォード キャリパーピストン

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 この写真は、今回輸入したピストンである。
 純正は、樹脂製ピストンが使われているが、今回輸入したピストンは、オールスチール製である。
 樹脂製ピストンの場合、ピストンに膨らみによる段が付きピストンが固着し、引きずりを起すケースが非常に多い。
 このスチール製に変更すればそのトラブルはかなりの高い確立で解消される。

オナン発電機オーバーホール⑤

 業者に出していたオナンジェネレーターの吸気・排気バルブの摺りあわせが完了した。また、シリンダーブロックのバルブシートも研磨しフィッティングは、完璧である。
 あとは、米国からの必要なガスケット類の到着を待つばかりである。
 

オナン発電機オーバーホール④

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 写真は、オナンジェネレーターのピストンリングセット。1本のピストンに対して5本のリングパーツが使われている。
 シリンダー内部の磨耗が少なければこれらのリングを交換するだけでもエンジンの圧縮が向上する。

オナン発電機オーバーホール③

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 写真は、オイルパンを外した状態のオナンジェネレーター。
 ピストンは、オイルパンを外せば比較的簡単に抜くことができる。シリンダーブロックは一体となっているため、その状態でオーバーホール業者へ持ち込みシリンダー内部の磨耗確認やバルブのすり合わせを依頼する。

オナン発電機オーバーホール②

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 オナン発電機はサイドバルブ方式が多く採用されている。
 この方式の場合、シリンダー内に均一にオイルが回りにくい。
 また、オナン発電機のインテーク、排気バルブはガタが出やすい。 純正マニュアルでは、一定時間が経過した場合オーバーホールを実施するように書かれている。
 始動の悪い場合や負荷をかけると停止してしまう場合などはオーバーホールの検討も必要である。

オナン発電機オーバーホール

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 夏場の発電機は、ルーフエアコンを回す際の必需品である。
 真夏日が続いた今年の夏に酷使したジェネレーター。
 エンジンの始動性が悪かったり、負荷をかけると停止してしまう場合などは、エンジンの圧縮が低下しているケースがある。
 その場合、圧縮を正規の数値に戻すためのオーバーホールが必要となる。
 写真は、オナンジェネレーターのピストン。

キャリパーオーバーホール②

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 写真はオーバーホール後、取り付けたキャリパー。ピストン研磨、ピストンシール、ダストブーツ交換、耐熱塗装・・などである。これに伴い、エアー抜きとブレーキフルードも入れ完了。
 これでしばらくはブレーキ系トラブルの心配は軽減される。