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アメリカ車シャシー (クラスA、クラスB、クラスC)

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暫くキャンピングカーから遠ざかっていましたので、キャンピングカーに関する事柄に話を戻し、アメリカ車のキャンピングカーシャシーに関して数回に分けて書きたいと思います。 

皆様は既にご存知の通り、殆ど全てのガソリンエンジン搭載クラスA、クラスB、クラスCはフォード、シボレー(ワークホース)、ダッジ(クライスラー)等の自動車メーカのシャシーを基礎にして製造されています。 エンジンや駆動関係の部品が必要な場合にキャンピングカー製造会社から購入しようとすると値段が高いどころか、部品が届くまでに長期間掛かったり、待っても捜してもらえない場合もあります。 専門外の部品だからです。

分り易い例がクラスCです。 上の写真の様な後部を切り取ったタイプ(Cutaway Van Chassis)を利用してクラスCは製造されますが、大型キャビンを取り付けて送迎バスにしたり、配送トラック、救急車等にも改造されます。 此れらの全ての部品はシャシー会社(自動車会社)の部品です。

エンジンや駆動関係部品が必要な場合は、フォード、シボレー(ワークホース)、ダッジ(クライスラー)等のデーラーに行けば殆どの部品が必ず手に入りますし、純正部品(OEM=Original Equipment Manufacturer 又はFactory Parts)ですので間違いがありませんが多くの場合、値段は定価です。 しかし、最近は純正部品をネットで割引値段で売っている所もあります。 更に、社外品(Aftermarket parts)でも純正部品に劣らない部品が低価格で得られる事も最近は多くなりました。 更に、再生部品の中には一生保証付きの上に安価で非常に良質な部品が出回っています、例えば、スターターモーター、オールタネーター、ACコンプレッサー等です。

少々、横道にそれましたが、ご自分のシャシー名、モデル名、年式、エンジンサイズ、(トランスミッションモデル)出来ればVIN(Vehicle Identification Number=車体番号)を記録しておく事は部品入手の際、又は故障修理の質問をする際に非常に大切です。 又、部品の中には同じ年式でも前期と後期では異なる場合がありますので注意が必要です。

次回はフォードシャシーに関して書く予定です。
RVKen