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エンジンオイル交換

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エンジンオイルを抜いた後でオイルフィルターを切らしている事に気が付き、エンジンメーカーにオーダーしましたが祭日が入った為遅れてヤット昨日届きました。 本日オイル交換をした際に経験した事を含め、幾つか書いてみます。

フィルターに金属の異物発見
フィルターは写真上左の様に完全に包装されていましたが、取り出して何気無く調べていましたら写真上右の様な金属片(ワイヤメッシュの一部?)が目に付きました。 隙間に挟まれていて最終段階の清掃時に取れなかったのだと判断し、少々の力では外れないと思いましたが、指で触ると簡単に動きました。 フィルターの入り口の方でしたらフィルターで受け止めますが出口の方でしたのでエンジンに入っていたらその内大きな故障の原因になったかも知れません。 

新品部品でも点検
部品取り付けの前に、例え新品でもよく調べる事は必要です。 例え、購入したばかりでも壊れている可能性もあります。 以前砂漠地帯のレストエリアで若者2人がオーバーヒートでエンジンを調べていました。 家に着くまでの緊急措置としてサーモスタットを抜いてあげましたが、サーモスタットは其処に着く前に新品を購入して換えてもらったばかりで問題は無いと言って箱も見せて呉れましたが、先端が曲がっていて明らかに新品ではありませんでした。  色々な状況が考えられますが、新品の箱に入っていても壊れている場合もあれば使用済みの部品と交換(意図的では無くても)される事も有り得ます。

オイルフィルターはオイルを満して
私のエンジンマニュアルにはフィルターにオイルを注ぎ込み充分に入った状態で、ガスケットに軽くオイルを付け、取り付ける様に書かれています。 この件に関してはRVフォーラムで反対意見も少なくありません。  オイルが満たされていますとフィルターを傾ける事が出来ず、取り付け時に周囲に触れて異物がフィルター後の部分に付いたり入ったりする可能性があり、直接エンジンに入り込む可能性が高くなるからでしょう。

しかし、エンジンの磨耗の一番大きな原因はエンジンが暫く停止(オイルがオイルパンに落ちた状態)で始動する時だそうで、此れに関しては多くの専門家が指摘していて反対意見は無さそうです。 従って、オイルフィルターにオイルが回るまで、油圧が無い状態でエンジンが回転する時間を減らす事が出来、多少は利益があると考え、私は毎回オイルを満たす様にしています(乗用車の場合は行いません)。 

暫く走らせていませんでしたので高速道路を走らせましたが、オイル交換をすると乗り心地が非常によく感じれれました、丁度洗車後やワックスを掛けた後と同じです。

遠心分離式(Centrifugal)オイルフィルター  その2

“遠心分離式(Centrifugal)オイルフィルターに関して更に詳しく”との要望が有りましたので補足します。

購入時、遠心分離式(Centrifugal)オイルフィルターを調べましたら多くが同一形状で、インドの多数の会社で製造されている事を知りました。 恐らくインド政府の援助で開発されたのでは無いかと思われますが、機能的に優れたデザインが施されています。  
http://www.indiamart.com/centrifugefilters/
http://www.indiamart.com/cbs-technologies/
http://bhagyashree.tradeindia.com/
http://www.filtekindia.in/industrial-centrifuge.html#centrifuge-ft020
http://autowinsystem.trustpass.alibaba.com/aboutus.html
その他

遠心式オイルフィルター 25SE (インド産?)
次のサイトは私が使用しているフィルターと同モデル(25SE)の取り扱い説明書並びに部品リストです。
http://www.oilconditioningsystems.co.nz/ocs/downloads/25_new.pdf
25SEの構造は至って簡単、耐久性にも富んだ優れたデザインだと思います。 


此れに対してアメリカで販売されている遠心式フィルターは次のサイトに示されるフリートガード製です。
http://www.fleetguard.com/pdfs/product_lit/americas_brochures/LT32599_03.pdf
回転部分(交換フィルター部)は効率的にスス(Soot=煤)を受け止める工夫がされていて、廃棄を考えプラスチックが使用されています。
http://www.fleetguard.com/html/en/products/lube/centriguard_56kvideo.html
他のフィルターメーカーも回転部の工夫を凝らし特許を取っています。

遠心式フィルターの交換用回転部は多くのフィルターメーカーで製造されています。
http://www.google.com/webhp?sourceid=navclient&ie=UTF-8&rlz=1T4DKUS_enUS281#q=centrifugal+oil+filter+system&hl=en&rlz=1T4DKUS_enUS281&site=webhp&prmd=imvns&source=univ&tbm=shop&tbo=u&sa=X&ei=gQOVTp-tLNDdiAKbsNiLBQ&sqi=2&ved=0CJIBEK0E&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&fp=80434a3d6cd1e277&biw=1090&bih=600


遠心式フィルターの選択
フリートガード製遠心式フィルターはスス(Soot=煤)を取り除く工夫がされていて機能は優れていると思われます。 しかし、内部の堆積物を取り出す事は出来ず、定期的に交換が必要です。 

此れに対してインド産(?)のフィルターは内部のドーム(チェインバー)は金属で簡単に堆積物を取り除く事が出来、再使用が可能です。 バイパスフィルターは、言わば予備に取り付けるフィルターですので、25SEの機能で充分以上の成果が得られます。
経済性も重視する場合はインド産、即ち25SEをお勧めします。

お願い:
今回の書き込みには私の想像が多く、誤りも多いと思われます。 間違いを見付けた場合は是非お知らせをお願い致します、確認後訂正します。