記事一覧

RVパーク、トレーラーパーク

ファイル 627-1.jpgファイル 627-2.jpgファイル 627-3.jpgファイル 627-4.jpg

今ではRV(Recreational Vehicle)、即ちレクレーショナルビーヘクルと言う言葉が一般的に使われ、文字通りエンジン付きで自力で走行出来るクラスA,クラスB、クラスC、スライドインキャンパー等や、エンジンが付いていない牽引タイプのトラベルトレーラー、フィフスホイール、ポップアップテントトレーラー等、レジャー旅行を目的に作られた車の総称です。 中にはATV(All Train Vehicle - 次のサイトを参照)、即ちオールトレインビヘクルと呼ばれる寝泊りが出来ない車も、レクレーションを目的と言う事でRVと呼ぶ場合もあります。
https://www.google.com/search?q=honda+yamaha+atv&biw=1226&bih=706&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=8ZR4VMTQFdXdoASK9IGoCA&ved=0CAgQ_AUoAw#tbm=isch&q=atv

RVと言う言葉は1970年代は殆ど使われず、キャンパー、モーターホーム、トレーラー等と呼んで、中にはメーカーに関わらずクラスAモーターホームは全てウイニベーゴーと呼ぶ人も相当数居ました。 今では不思議に感じますが、その頃は全てのコピー機はゼロックス(会社名)と呼ばれ、“コピーをする”の代わりに“ゼロックスする”が当たり前の時代でした。

RVパーク(写真上):
前置きが長くなりましたが、現在使われているRVパークと言う言葉は、1970年代に於いてはキャンプグラウンドが一般的で、グッドサムキャンプグラウンド(Good Sam Campground)や、KOA(Campgroud of America)が非常にポピュラーでした。 両者共現在もありますが、グッドサムキャンプグラウンドは組織名で個人経営のRVパークがこの組織に加盟しているもので、これに対してKOAは会社組織でアメリカ各地の要所に点在していて人が多く集まる都心やアミューズメントパークの近くにある場合もあれば、砂漠地帯や田舎町のインターステートハイウエー(国道)脇の閑散とした所に宿泊目的である場合もあります。

RVパークの代りにRVリゾート(RV Resort)と言う言葉を使う所もありますが、これらは高級感を感じさせる名前で、その多くはリゾート地や長期間宿泊が目的のRVパークですが、中には単なる名称の場合もあります。

トレーラーパーク:
トレーラーが駐車出来る場所には違いありませんが、RVパークとは大分意味が異なり、移動可能なトレーラー住宅を大型トラックで牽引して来て(写真左下)設置してある住宅地(敷地)を意味します。 設置後のトレーラー住宅は移動を目的しませんので、通常車輪は外して仕舞い、上下水道や電気メーターが取り付けられます。 中にはトレーラー住宅を2列3列に接続して30坪以上の大きさもあり(写真右下)、一般家屋と全く同様の生活が可能です。 設置工事は1-2日で、上の写真の様な大きなものですと1週間から10日程度で終わる様で、一般住宅に比べて低価格で経済的です。

一般住宅街に隣接していたり、リゾート地の立派なトレーラーパークもありますが、伝統的に低所得者が利用する事もあってトレーラーパークは“ネガテイブ”なイメージがあります。トレーラーパークはモービルパークとも呼ばれ、モービルパークの方が多少ポジテイブなイメージかも知れません。

次のサイトはトレーラーパークで検索したイメージです。
https://www.google.com/search?q=mobile+park+wikipedia&biw=1226&bih=706&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=m6l4VOeoOY_1oATQ04CwBg&ved=0CAcQ_AUoAg#tbm=isch&q=trailer+park

次のサイトはモービルホームで検索したイメージです。
https://www.google.com/search?q=mobile+park+wikipedia&biw=1226&bih=706&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=m6l4VOeoOY_1oATQ04CwBg&ved=0CAcQ_AUoAg#tbm=isch&q=mobile+home+