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GPS、 POI  に関して、 その2

此れまでにトラック専用のGPS (http://www.truckgpsstore.com/trgpsre.html) は色々出回っていましたが、今年初めにRV専用のGPSが発売されました。http://www.randmcnally.com/products/rvnd5510.jsp

RVパーク、ダンプステーション、国立公園、トラック用ガソリンスタンド、RVデーラー、犬猫病院、その他RV旅行に必要な施設が記されていて、更に出発前のチェックリストや重量制限/高さ制限の数値設定をする事も出来るソフトが組み込まれて居ます。

買い替えも考えましたが、モニター画面が小さ過ぎ秋には大型サイズが発売されるとの事で先延ばしにしていましたが、今回新しくPOI(必要地点)の入れ替えをしましたのでしばらく現在使用中のGPSを使い続ける事にします。

インターネット上に色々なPOI のサイト(無料)がありますが、中でも次のサイトは充実しています。
http://www.poi-factory.com/poifiles

例えば、高さ制限、重量制限、WIFI基地、ダンプサイト(汚水排水施設)、公園、図書館(無料インターネットが使用可能)、スピード取締りカメラ設置場所、赤信号無視取締りカメラ設置交差点、RV修理工場等、あらゆる種類のPOI リストが収められています。

又、各々の地点を地図上に示すアイコン(印)のリストや、予告POIを語る音声のリストも備わっています。

長距離を走る場合は退屈する場合もありますので余興の積もりで、私のGPSにはレストエリアは2Km前に、そしてウォールマート、その他の大型ショッピングセンターは2.5Km前に予告する様に設定してあります。


日本のカーナビは進歩していて停止中はテレビを写す事も可能ですが、アメリカでは見た事がありません。 アメリカに住む多くの人はカーナビでテレビが見れる事など知って居る人は少ないと思います。


ここに書いた事は、日本では当り前?、幼稚で可笑しい?、その他様子が分かりませんが、一応日本とは異なるかも知れませんので書きました。 少なくとも、私はこれからしばらく満足して使う事になります。

GPS、 POI  に関して、 その1

POI(ピーオーアイ=ポイ)と言う言葉を聞いた事はありますか?


日本ではカーナビ又はナビと呼ばれ20年位前からポピュラーに成り始めた様に記憶していますが、アメリカではGPSと呼ばれてRV界では10年程度前から割合と話題に上る様になりましたが乗用車にに取り付けている人は日本での3分の1以下だと思います。

現在私がキャンピングカーに使用しているGPSは3機種目ですが、約3年程経過している為ソフトが古くて間違っている所も少なくありません。 道自体はそれほど変化してはいないのですがインターチェンジが左側からの枝分かれが右に変わっていたり、スーパーマーケット等の所在地が間違っている事が少なくありません。 この様な間違いに遭遇すると30程度直ぐに無駄にして仕舞います。

アメリカの最大のスーパーマーケットのチェーンであるウオールマートは広い駐車スペースが有る為にRVerに取っては何かと便利のよい店です。 5-6年前までは殆どのウオールマートの駐車場は無料で1泊出来ましたが、最近は多くの場所でOvernight (宿泊)禁止となりつつあります。 理由は、地元のRVパークのオーナーや買い物客の苦情が多いからだと思われますが、RVerの中にはマナーに問題がある人も居ます。 本来は走り続けて深夜に体を休める程度の使い方でしたが、昼間からスライドアウトを出し、ジャッキを下げて、テレビアンテナを上げて、ローンチェアーを出して居てはキャンプ場としての利用で、当然苦情も予想されます。

夜、宿泊出来なくても必要な品物の多くは揃いますし、昼食を食べる為や何らかの理由で短時間駐車したい時は便利のよい場所で長距離を走る場合は毎日1-2回、3-4回利用する事もあります。  地方(田舎道)ではレストエリアやトラックストップ(ガソリンスタンド)が便利ですが、町中の場合はウオールマートと成りがちです。

今回の旅行中にGPSを利用して再三ウォールマートに行きましたが、GPSに示されている場所に無かった事が3回あり、空き地であったり工場であったりしました。立地条件の良い新しいショッピングセンターが出来るとそちらの方に移転して仕舞うからの様です。

GPSに依っては、ソフトをサイトから一生無料でダウンロオード出来る機種もありますが、私のGPSは毎回$100前後取られます。 現在、一番気になるのは正確なウォールマートの場所、レストエリア、ダンプステーション、RVパーク等ですので、今回はそれらの情報の入れ替えで我慢し解決しました。 それらの情報は無料である上、地図上にアイコン(印)を付ける事も出来、音声で予告も可能、予告距離も設定出来ます。

此れらの情報の事をPOI(Point of Interest)と言い、インターネット上に無料で自由に利用出来る素晴らしいサイトがあります。

次回はPOIに関して書きます。

トウド ブレーキ

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トウドを牽引するにはもう一つ考慮する事があります、それは牽引中のトウドブレーキです。
色々なトウドブレーキシステムが市販されていますが、私は10年ほど前に購入した“ブレーキバデイー”の名称で売られているものを使用しています。 トウドブレーキは無くても差ほど問題はありませんが、法律で必要とされている州(カナダは全州で必要)がありますし、持たずに事故を起こした時に保険が下りない可能性も出て来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=ki4z4jfP_9o&feature=related

一般的によく知られているモデル名(又はメーカー)は、US Gear Unified Tow Brake、ReadyBrake、Brake Pro, Even Brake 、Brake Buddy Vantage Select、Brakemaster、SMI Air Force One、M&G Tow Brake、Apollo、Vantage、VIP Tow Brake、Add a Brake、Pro Brake等があります。 

ブレーキ作動の誘引は幾つかありますが、基本的には上の写真に示されている様なものがあり、
• 減速の慣性力を利用して電気スイッチをオンにしてバルブを開き、ブレーキペダルを押すシリンダーに空気を送り込む
• 牽引車が減速した際、トウドが牽引車を押す力でブレーキペダルを押す
• エアーブレーキの空気を利用してトウドブレーキを押す
• 電気でブレーキを押す、その他

又、トウドブレーキの押し方には基本的に2種あり、(1)予め設定した一定(オンかオフ)のブレーキを押す力と、(2)牽引車と同じ様に強弱が連動(Proportional-比例的)するものがあります。 (2)のタイプは値段が高く又多くの人が優れていると考えている様ですが私は1.のタイプが優れていると思います。 理由は“私が使っているから”ではありません。
• 牽引車両はトウドの重量に比べて何倍もあります。 従って僅かでもトウドのブレーキが効き過ぎの状態であれば直ぐにトウドのライニングが減って仕舞います。
• 普段は牽引車のブレーキだけで充分制動出来ますので必要ありませんし、緊急時にトウドのブレーキが作動すれば充分です。 トウドブレーキが実際に作動する事は年に一度あるか無いかです。
• 多くの(1)のタイプは配線、配管、装備取り付け等の改造を全く必要としません。
• 出発前にブレーキ操作ボックスを車に取り付けるだけですので、どんな車にでも直ぐ取り付ける事が出来ます。

トウドブレーキが作動する事を確認する為に、私のキャンピングカーには次の様な仕組みが施されています。 乗用車の多くはブレーキを踏むとブレーキが点灯(キーが切ってあっても)します。この電源を利用してキャンピングカーの運転席に取り付けたLEDライトが点灯する様にしています。 参考までに、左右のブレーキライト、テールライト、ヘッドライト、排気ブレーキ等も異なる色のLEDが点灯が点灯する様になっています。 

注意:
前輪を上げて牽引又トレーラーに乗せての牽引に対してトウドの4輪を接地させて牽引する事を“4-Down”又は“Flat Towing”と言います。 他の方法では可能のバックが“4-Down” 又は“Flat Towing”では出来なくなりますので注意が必要です。 直線を30cm程度でしたら可能ですが、それ以上ですとトウバーを曲げたり牽引システム又は取り付け部品を壊す結果に成りかねません。 従って、バックが必要な時はトウバーを牽引車から外す必要があります。 切り替えしが出来ませんので、一度で曲がり切れない場合は予めトウドを外す必要があります。

トウド牽引に関して

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日本ではトウドに関して話し合う機会は少ないと思われますので少々思い付いた事を書いてみます。

先週ベースプレートを取り付けて初めての牽引でしたので気になりましたが、近所の駐車場で連結して確認後高速道路を走り始めましたら直ぐに忘れて仕舞いました。1.ベースプレートが外れたり不具合を起す事は全く心配していませんでしたが、2.ブレーキや尾灯の作動と3.牽引習性が気になっていました。 結果的には全て予期していた以上で満足です。

1. ベースプレート
市販されているベースプレートは非常に良く出来ていて、取り付けはヤヤ厄介な所もありますが、説明通りに行えば外れる心配は全くありません。 数社から販売されていますが、私はヒッチピンが外せるタイプを選択しました。 従って普段はトウドであることが殆ど分かりませんし前に飛び出している物がありませんので歩行者が足を打って怪我をする様な事もありません。

2. ブレーキ灯と尾灯
既に書きました様にトウド用の配線が必要です。 RV(米車)の多くの方向指示灯はブレーキ灯と兼用で日本やヨーロッパ車の様に分離した黄色のライトは付いていません。 しかし、多くの乗用車には黄色の方向指示灯が付いている為配線が複雑になります。 気を付けないといけないのは、最近の車はコンピューターが使われていますので、RVの電流がトウドに逆流してコンピューターを壊さない様にする事です。 前回は各線に電気部品店から購入したダイオードを入れて逆流を防ぎましたが、今回は市販されている専用ダイオードキットを使用しました。このキットはRVからの3本(左右のブレーキ、尾灯)の線とトウドの3本の入力、3本の出力の線の合計9個のターミナル付いています。 個々のダイオードを使いますと500円程度で、キットですと3000円と高くなりますが、出来上がりは簡潔で時間が掛かりません。 機能は全く同じですので時間の余裕がある場合はダイオード使用で充分だと思います。
http://www.radioshack.com/product/index.jsp?productId=2062591&CAWELAID=107597274

3. 牽引習性
車に依って牽引習性が異なります。 以前1990年型シビックを牽引した事がありますが、道路端の縦駐車から急ハンドルを切ったり、砂地等の柔らかい地面で急ハンドルを切るとトウドのハンドルが逆(反対方向)に向いて、その度降りて直さなければなりませんでした。 スズキのジムニーは非常に牽引習性が良いのですが、4駆のままですとカーブで抵抗がありスムーズに付いて来ませんので、必ず前輪のハブを自由回転にして走る必要があります。 此れまで牽引して来た1999年製のCRVは小型で軽くかったのですが、新しいCRVは大きく重そうですので牽引中に重量を感じるのでは無いかと思っていましたが違いは全く感じられず、燃費の違い(瞬間燃費表示器)も無い様に感じました。

日本でトウドをお考えの方はジムニーは牽引習性が良くて軽いので適していると思います。 若し軽自動車のジムニーのシャシーが別物でしたら同様の習性では無いかも知れません - 牽引経験がありません。

日本ではトウドに関する情報が少ないと思われますので、疑問の点がありましたら調べて説明致します。 法律に関しては全く分かりません。

ベースプレート(Base Plate)取り付け

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キャンピングカーの後ろに牽引される車の事をトウド(Toad=Towed)と呼びますが、この車の前方に取り付ける牽引用装備をベースプレートと呼びます。 “牽引可能車”用にデザインされたベースプレートが市販されていて、既存のネジを利用して取り付けるだけの簡単な物もあれば車体の一部を切ったり穴を開けたりして時間が掛かる物も有ります。

今回私が取り付けた物は後者で、それ程難しくは無かったのですが、溶接で硬化している金属を電気鋸で切ったり、制約されている場所に8個の穴あけで大分時間が掛かりました。
写真は順に1.内側バンパーを切り落とす、2.ベースプレート取り付け、3.完成(ピン付状態)、4.完成(ピン取り外し状態)、5.ブレーキ/テールライト配線

参考:
牽引可能車とは、トランスミッションオイルの潤滑ポンプの関係で牽引出来ない車も少なくありません。 又、車に依っては特殊な操作や走行条件もあります。 ホンダ車の場合は牽引前にエンジンをスタートさせ、ギヤーを前進(1速、2速、D)等に入れてから直接N(ニュートラル)に入れて、キーをアクセサリーの位置にします。 ギヤーを後退からNに入れてから牽引しますとトランスミッションを焼き付けて仕舞うそうです。 多くのオートマチックトランスミッション車の場合、ある一定の走行時間や距離毎にエンジン始動が義務付けられているものがあればジープの様に全く何も条件が無いものもあります。 トウドとしてよく見られる車はホンダ車(CRV、アコード)、GM車(サターン、シボレー)、ジープ、スズキ(グランドビタラ)、スバル(フォーリスター)

注:
トヨタのオートマチック車は牽引不可で、次の様な改造が必要です。
• 電動トランスミッションポンプを取り付け、牽引時に使用
• ドライブシャフトを外す簡単な装備(市販)を取り付ける
スバルのオートマチック車は牽引不可で、マニュアル車だけが牽引可能です。
(私の記憶からですので確認願います)

日本ではそれ程必要は無いと思いますし、キャンプ場で駐車に困る場所も少なく無いと思いますが、トウドは、
• 旅行中に故障した場合に部品調達等の移動可能
• キャンピングカーが大きくて移動が困難な目的地(例えば大都市)で移動が容易
• 大陸の遠隔地では町に出る距離があるので移動に不可欠

最近は、クラスCでトウドを牽引している人も多く、中にはクラスB(バンコンバージョン)で牽引している人を見掛ける事もあります。
 
ベースプレートを取り付けただけでは未だ牽引は出来ません。 キャンピングカーと連動するブレーキライトとテールライトの配線が必要です。 幾つかの方法があります:
• ダイオードを使用してトウドに電気が逆流しない方法でトウドの既存ライトを使う
• トウドのテールライト内に穴を開けてブレーキ/駐車灯を加える
• 独立のブレーキ/駐車灯をトウドのトランク又は屋根にマグネットで取り付ける

何れの方法を選んでも必要な部品が市販されています。


参考:
トウドを牽引するにはトウバー(Tow Bar=牽引棒)が必要で、キャンピングカーとトウドを連結させる役目を果たします。 更に、トウドのベースプレート同様、キャンピングカーにもトウバーを受け入れる装備が必要です。 此の装備をヒッチ(Hitch)と呼び、トウバーが挿入される角穴は2インチが一般的です。

トーヨータイヤへの賞賛の声

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バースト、振動、異常磨耗等が原因のタイヤに対する苦情はよく見聞きします。 嫌な経験をして憂さ晴らしをしたくなり、フォーラムに投稿するのでしょう。 

調子よく走って当り前、長持ちして当たり前、人々は良い事に関しては中々書こうとはしません。

ところが、次のサイトの全てがトーヨータイヤに対する褒め言葉で、トーヨータイヤに満足している人ばかりです。 

http://www.rv.net/forum/index.cfm/fuseaction/thread/tid/24490127.cfm

質問者の“トーヨータイヤに対して良い、悪いの意見を聞かせて下さい?”に対して、
• 乗用車に2回、トラックに2回買いましたが、長持ちして何の問題もありませんでした。 モーターホームのタイヤの買い替えが必要になった時はヨーヨータイヤにします。
• 少々高価ですが、トーヨータイヤは良いタイヤです。 
• クラスBのフォーラムでトーヨータイヤの評判は良いようです。 後輪がシングルのクラスBはクラスCと同じかそれ以上に過酷です。
• 以前トーヨータイヤを使いましたが、満足でした、タイヤ店の関係で少々値段は高かったですが。
• ミシュランからトーヨーに買い換えました。 約20000Km乗りましたが、非常に満足しています。 値段もズーと低いです。
• 昨年、ミシュランからトーヨーに買い換えましたが、安くて乗り心地は其れほど変わりません。 気に成るのは妙な匂いです。
 
私トーヨータイヤを使用していて、7年経過した為、最近新しいトーヨータイヤに買い替えました。 非常に満足しています。

皆さんも良い製品やサービスを経験した時はネットキャンパーに投稿して、メンバーに知らせては如何でしょう?

RVKen

アメリカ車の部品

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アメリカ車、特にキャンピングカーの部品購入に苦労をした経験をお持ちの方は少なく無いと思います。 

自動車部品に関して:
最初に乗用車、トラック、バン等のアメリカ車(キャンピングカーを除く)の部品に関して説明します。

部品を探す又は購入する場合に必要な事柄があります。 それは、
• 車体製造メーカー(フォード、シボレー、ダッジ等)
• 年式(1992年型、1995年型等)
• モデル(E350、F250, G30等)
• グレード (XL、XLT、XLS等)
• ドアーの数(乗用車の場合)
• トランスミッション(オートマか、マニュアル)
• エンジンサイズ(6.0L、6.8L、454等)
• 車体番号(VIN=Vehicle Identification Number)
• エンジン番号

以上を書き留めておくと、部品を購入する際に役に立ちます。 ブレーキパッドを買う際、エンジンサイズは関係ないようですが、聞かれます。 又、エアークリーナーを買うのにドアー数は関係なくても聞かれます。 部品検索には上のような項目別で分類されて居る為機械的に聞かれる訳です。 車体番号は常に必要ではありませんが、部品変更年の境目に引っかかる部品を探す場合は特定する為に役立つ事があります。 エンジン番号もエンジン部品を探す場合に同様です。

アメリカ車の場合、同じ部品でも種類が多く、車種に依って入り組んでいますので複雑です。 例えば、同じフォードF350 でエンジンが大きくてもラジエーターの小さな物が付いていたり、オートマには異なるラジエーターが付いていたりします(ラジエーターは適切な例ではありませんが他の部品でもよく経験します)。 カタログ等に掲載されている写真は当てにならない場合もよくあります。 異なる部品でも全て同じ写真が掲載してある場合もあります。

キャンピングカー部品に関して:
ベース部分の部品
キャンピングカーはフォード、GM(シボレー、又はワークホース)等で製造されたベース部分を基礎にしてキャンピングカー製造会社が住居(ハウス)部分を付け足した物が殆どです。従って、バックミラー、エアークリーナー、ブレーキ関係等の部品はシャシー会社で組み立てられた物でキャンピングカー名、例えばサンフライヤー、ベクトラ、アスペクト等の名称は、余程キャンピングカーに興味がある店員を除いて、自動車部品屋に取っては意味の無い言葉です。 又、此れらの部品はキャンピングカー製造会社、例えばウイニベーゴーやフリートウッド社では扱っていないと思った方が良いでしょう、扱っている部品があっても高価になります。 又、トラックやバンがベースの場合、ベース部分の部品は社外品や再生部品で純正部品と変わらない品質で低価格で買える物も沢山ありますので、考慮する価値は大いにあると思います。 しかし、eBayやその他のネットで極端に安い、売主の分らないような部品は粗悪品の場合もありますので気を付けた方が良いでしょう。 アメリカ国内でのチェーン店のネットから購入した部品でしたら、返品や交換も出来、部品によっては一生保証付きもあります。 無論、日本からですと送料が高く、返品や交換は現実的に得にはなりませんが、純正部品では無いからと言って品質に関して神経質になる必要は無いと言う事です。 電気部品や電子部品の場合は返品が聞かない場合もありますので注意して下さい。

デーゼルプッシャー(DP)の場合
この場合は更に複雑になります。 4つの製造会社が連携してキャンピングカーを製造するからです。 それらは:
• エンジン会社(カミンズ、キャタピラー(キャット)、ベンツ等)
• トランスミッション会社(多くの場合アリソン社製)
• シャシー会社(スパルタン、フリートライナー、ワークホース、その他キャンピング会社独自の製品)
• キャンピングカー製造会社(ウイニベーゴー、フリートウッド、テイッフィン、ガルフストリーム、ニューマー、モナコ、フォーリストリバー他多数)

と言う訳で、キャンピングカー会社から買える部品もありますが、それぞれ(エンジン、トランスミッション、シャシー)の会社から直接部品を買うのが確実です。 

キャンピングカーになるまでの製造工程は、シャシー会社がデザインに応じて、エンジン、トランスミッション、車軸、ブレーキ関係、ハンドル関係、サスペンション、その他の部品をそれらの専門会社から集め、時には自社製品を含めて組み立てます。 完成したシャシーはキャンピングカー製造会社に買い取られ、居住(ハウス)部分が付け足されます。

キャンピングカー製造会社は、例えば値段、評判、将来の排気規制、市場予想等を考慮して条件の良いまとめ買いをしますので、2006年型のキャンピングカーであってもエンジンは2005年型、時には2004年型の場合もあります。 極端に言えば、エンジンが2004年に製造され、シャシーが2005年に製造され、キャンピングカーは2006年型の場合もあり得ます。 此れを知って腹を立てている人をRVフォーラムで読むことがありますが、法律で認められている事です。 ただ、キャンピングカーは2006年型であっても、エンジン部品は2005年の可能性がある事を考慮して部品購入をする必要はあります。 エンジンが大幅に変更された年に近い場合はエンジン番号で確認する必要もあります。

最後に、居住(ハウス)部分以外の部品でどうしても見つからない部品がある場合、例えばデーゼルプッシャーのエアサス、ステアリングメカ、ラジエーター、デフ、ゲージ類、ブレーキ部品等はシャシーメーカーにVIN(vihecle Identification Number = 車体番号)を言って問い合わせれば全ての使用された部品が車体番号別に記録されており、部品番号や製造した会社名が分ります。 しかし、キャンピングカー会社で取り付けた部品は無理です。 例えば、クルーズコントロール関係の部品はキャンピングカー会社で取り付けられた物もあり、それらはシャシー会社には記録がありません。 そのような部品は、居住部分の部品同様、キャンピングカー会社に問い合わせる必要があります。

修理滅裂になって仕舞いましたが、多少役に立ちましたでしょうか? アメリカ車にお乗りの方は参考になさって下さい。
RVKen

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