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信号の無い砂漠の道

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アリゾナ州のコーツサイト(QUARTZSITE)一帯や更に南のユマ市一帯は冬季は温暖な為、アメリカ北部やカナダから多数のRVがやって来ます。 その為、RVの部品を販売する店やフリーマーケット、並びにRVを修理(窓ガラス交換、オーニング交換、ボデイー修理、塗装等)する店が沢山ありました。

ところが今回行ってそれらの店が激減していた事に気が付きました。 話に依りますとコーツサイトでは数年前にRV部品の販売を禁止したからだと言う人も居ました。

ある部品を探していましたので、約80マイル(約130Km)離れたユマ(YUMA)まで行ってみましたが、無駄でした。 兎角探す時は見つからないものです。
http://maps.google.com/maps?ie=UTF-8&rlz=1T4DKUS_enUS281&hl=en&tab=wl

往きに信号が無い事に気が付きましたので調べてみました。 写真左上の標識にコーツサイトまで74マイルと書かれています。 この先に最後の信号があり、其処からコーツサイトまで73マイル(約116Km)は信号がありませんでした。

写真下は砂漠の中の自動車解体屋で、土地は幾らでもありますので無制限に自動車を野放しにする事が出来ます。

大きなRVパーク

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アリゾナ州は海抜の高い地域を除いて殆ど砂漠で、州西部の中央部分の国道10号線にあるコーツサイトと言う町は砂漠の中にあります。 一般的にBLM(Bureau of Land Management)と呼ばれる政府の管理する土地が沢山あり、場所に依ってはRVパーク用に整備されて居て2週間まで$40程度の使用料を取る所もあります。
http://www.your-rv-lifestyle.com/quartzsite-blm.html

上の写真の様な私営のRVパークも50箇所?以上あると思われます。 駐車だけの場合は1日$7で、電気、上下水完備のサイトは1日$30です。 この場所は約1000台の駐車が可能で、電気、上下水完備サイトは100台分あるそうです。 お金を取りますが、写真左下の様に飲料水給水塔は9個(18台分)、ブラックウオーター(グレーウオーター)ダンプステーションは4台分完備されていて、必要があれば何時でも待たずに使えます。

写真右下の様なBLMは駐車無料で、この様な無料で宿泊出来る場所は無限にあると言っても過言ではありません。

砂漠地帯は3月に入ると暑くなり、夏は気温が40度を超しますのでキャンプ地としてはふさわしくありません。

熱気球 その3

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熱気球は着地出来る所でしたら何処でも着地して仕舞います。

飛行中のパイロットは風向きから着地の出来そうな場所を選択し、其処に向かって降下します。 しかし、降下するに従って風向きは変化します。 学校の校庭やゴルフ場等の広い場所では問題はありませんが、建物の多い路上や狭い場所が目的着地点の場合は高圧線、電線、建物等が行く手に現れれば高度を上げ、機会を見計らって高度を下げて着地します。

ロンドンブリッジは何処にあるかご存知ですか?

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ロンドンのテームズ川上に掛けられていましたが、1960年代後半にロンドン市が橋の掛け替えをする際に橋の買い手を探しました。

購入した人はアメリカのアリゾナ州、レークハバス市に運び、1971年に再建し完成しました。 従って現在はアリゾナ州のレークハバス市にあります。

アリゾナ州はカルフォルニア州の東隣に位置し、南半分はコロラド川で隔てられています。 そのコロラド川がアリゾナ州とカルフォルニア州の接しているほぼ最北にレークハバスはあり、コロラド川はそこから東に曲がってグランドキャニオン(アリゾナ州)を通り、ユタ州の南部を通ってコロラド州に向かいます。 

http://maps.google.com/maps?pq=london+bridge+wiki&hl=en&sugexp=pfwl&cp=16&gs_id=1z&xhr=t&q=london+bridge+lake+havasu&rlz=1T4DKUS_enUS281&gs_sm=&gs_upl=&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&biw=1054&bih=624&wrapid=tljp1327126122662031&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wl

今回の熱気球の催しはこのロンドンブリッジを渡った島で開催されています。

ロスアンジェルスからレークハバス迄は約480Kmで、キャンピングカーで約6時間の距離です。 乗用車ですと4時間余りです。

熱気球 その2

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熱気球に関して少し知識を得ました。
熱気球は上昇又は下降と気球自体を回転させる事は出来ますが、それ以外の飛ぶ方向は全く風任せです。 しかし、風の方向は高度に依って大きく異なり、経験豊富で技術が高いパイロットは状況次第で左右前後(東西南北)どの方向にも或る程度飛べる様ですが、多くの場合は運任せの様です。

実際、5-6個の熱気球は会場から飛び立って高度を上げ約10Km程度離れた所まで飛び、その後高度を下げて飛び立った地点に戻って着地しました。 見て居て技術の差が分かる様な気がしました。 

熱気球 その1

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写真はアリゾナ州の熱気球の会場です。

熱気球は早朝と夕方に飛び立ちます。

風まかせの為搬送車が熱気球を追かけています。 風が無い様に思えても短時間の間に驚くほど遠くに飛んで行きます。 どの様にして道を探し、追いかけて行くかは不思議で疑問です。

オーバーサイズトラック

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写真は風力発電機の羽を取り付ける中心部と思われる荷物を運ぶトラックです。

写真左はこのトラックが左車線を約70マイル/時(112Km/時)で走って行く様子です。
カルフォルニア州では全ての牽引車は55マイル/時が最高制限時速です。 ところがこの高速道路の乗用車の制限時速は70マイル/時ですので、この様な大きなトラックが2車線占拠して55マイル/時走りますと交通渋滞を引き起こします。 従って、このトラックは車線の少ない、乗用車が追い越し難い部分では乗用車同様の70マイル/時で走るのではないかと、私は想像しています。 もちろん速度違反ですが、警察も大目に見ているのでは?

アメリカのガソリンと軽油価格

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ガソリン価格は、日本に比べて比較に成らないほど安かったのですが、1970年代のオイルショック以後徐々に値を上げ、現在では日本に追い付け追い越せです。

アメリカのガソリンや軽油価格は州に依って異なり、それも州税に大きく左右されます。 一般的に第二次産業(製造業等)が多い州は第一次産業(農業等)が多い州に比べて高く、当然ながら、カルフォルニア州は常にトップクラスの価格です。 

最近はインターネットのお陰で安いガソリンスタンドを直ぐに見付ける事が出来る様になりました。 幾つかありますが、ガスバデイーは最近では知らない人は無い位に一般的になりました。 上の写真はガスバデイーのサイトの一部で、此れを見ますと、カルフォルニア州はガソリンの価格では他の何処の州にも負けない事が明らかです(軽油価格は地図に表示されているガソリン価格より高い)。
http://www.losangelesgasprices.com/index.aspx?fuel=D

このサイトは一般市民メンバーで、近所のガソリンスタンドの価格を報告する様に作られています。 何時間前に誰が報告したかが分かる様になっていますので中には間違えもあります。例えばガソリンスタンドが指定の住所に無かったり、軽油は扱っていなかったりもあります。 しかし、大部分は正確で、カナダにも広がっています。 

上のサイトを見て頂ければ分かりますが、現在は日本より大分安くなっていますがここ2-3年に非常に高くなる事が何回かありました。 価格が安い時はレギユラーガソリンと軽油の価格はほぼ同じですが、高い時は軽油がレギユラーガソリンの20%前後高くなります。 この様な時は例えデイーゼル車の燃費が10%良くても燃料価格が20%高く、ガソリン車の方が経済的と言う事になります。 しかし、デイーゼルエンジン搭載RVの数が減る事は無く、最近では大型トラックを改造したクラスCに近い形状のRVも多く、これらの中型は“スーパーC”、特大型は“トラックコンバージョン”等と呼ばれています。 

カルフォルニア州の私の近所の軽油の場合を例にとりますと、安い所は1ガロン約$4前後で高い所は$5に近い価格です(上のサイト参照)。 此れを日本の価格に換算しますと、1リッター辺り80円 - 101円と言う事になります。

カナダはガソリンや軽油が豊富ですが、価格は北米以上です。 カナダの価格は以前は同じガロン表示でもアメリカのガロンに比べて多いインペリアルガロンが使われていましたが、現在はリッターが使われています。 アラスカに行く道中ではガソリンスタンドの数も少なく、日本よりも大分高い価格です。

兎に角、アメリカはガソリンの安い国だとの考え方は古い昔の事です。 アメリカでは5-6年前からトヨタのプリウスが沢山走り回っていて、最近ではホンダシビックのハイブリッドも良く見掛けます。

RVで旅行に関してはモット燃料が安くなって呉れれば良いのですが、それでも日本に比べれば有料道路が殆どありませんので助かります(東部には有料道路が多い)。