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ブレーキフルイッドに関する事実  その3

日本のDot5に関する質問サイトを読んで驚きの事実を知りました。

例1:
〝グライコール(グリコール)ベースのフルイッド(フルード)であるDot4にDot5を短期間であれば使用可能”と書かれていましたが、アメリカでは通用しません、問題発生は確実です。 

例2:
〝Dot4にはグライコールベースのDot5をミックスする事は可能”と在りましたが、Dot5の“Dot”は既に書きました様に本来は規格を意味し、Dot5は全てシリコンベースです。 従ってグライコールベースのDot3又はDot4には極く少量でもDot5をミックスする事は出来ません。  しかし、日本では、グライコールベースのDot5が出回って居る様で、若し、此れが一般的である場合は更に複雑で、日本では規格品を使用すると危険な状況になる可能性があり、規格は無視した方が安全な場合も出て来ます。 若し、グライコールベースであればDot5.1であるべきなのですが、Dot5.1とは記述出来ない何らかの理由があるのでしょう。  余り深く考えない方が良いのかも知れません。

例3:
〝ハーレーにDot5の使用”を勧めているサイトが在りました。 ハーレーのオートバイには、年式に依って異なりますが、製造時にDot5が使われている事は事実です。 しかし、日本のグライコールベースのDot5を規格品のDot5にミックスした場合は問題が生じます。

従って、このブログに書かれた事は参考程度にして、日本に於ける事実を元に最終判断を下す必要があります。  

次回は予定通り、Dot5に関して書きます。

ブレーキフルイッドに関する事実  その2

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ブレーキフルイッドの種類:
既に書きました様に、現在一般的に出回っているブレーキフルイッドにはDot 3、Dot4、Dot5、Dot5.1 の4種類があります。  これ等は2種類に分類され、Dot 3、Dot4、Dot5.1のグライコールベースと、Dot5のシリコンベースです(上左のチャート)。

沸騰温度:
ブレーキフルイッドの規格(FMVSS 116、 NHTSA 116、 SAE J1703-J1705、JIS K2233、 その他)には沸騰温度、粘度、酸性度、温度に対する耐久性、化学的耐久性、腐食性、その他の必要条件が定められていますが、その中でも最もよく目に付くのが沸騰温度で、ブレーキフルイッドは沸騰温度で優劣が付けられている感じを受けます。  

参考1: グライコール ブレーキフルイッドは吸水性が高く、容器を開封しますと空気中の水分を吸収し始めます。 ドライ沸騰温度のドライとは容器から取り出した直後の水分が0%の状態を言い、ウエットは時間を経て吸水した状態を言い、ウエット沸騰温度のテストでは3.7%(重量)の状態で行います。

水は100℃(212℉)で沸騰しますので、フレーキフルイッドは吸水が増せば増すほど沸騰温度が下がります。 上左のチャートに示されて居ます様にDot3の沸騰温度はDot4より低いのですが、吸水性はDot4の方が高い性質を持っています。 その為、使い残しの長い時間が経過したDot4の沸騰点はDot3よりも低くなります。 従って使い残しの古いブレーキフルイッドは決して使わない事が大切で、メーカーに依っては大きな容器(32オンス、1リッター)では販売しない会社も在る位です。 

ブレーキフルイッドのミックス:
既に書きました様に、ブレーキフルイッドには透明色又は薄い透明茶褐色のグライコールベースのDot 3、Dot4、Dot5.1と紫色又は赤紫色に着色されたシリコンベースのDot5が在りますが、チャート(上右)に示されて居ます様にグライコールベース間のミックスは問題在りません。 しかし、シリコンベースのDot5は他の何れのグライコールベースのブレーキフルイッドともミックスをする事は絶対に出来ません。

参考:
アメリカ国内で販売されるブレーキフルイッドはDot571.116の規格を満たす必要があり、パッケージに関しても詳細な条件が書かれており、その中にはDot5には〝Dot5 シリコンベース”、Dot5.1には〝Dot5.1 グライコールベース”と表示する様にも記載されています(参考:Designation of the contents as “DOT—MOTOR VEHICLE BRAKE FLUID” (Fill in DOT 3, DOT 4, DOT 5 SILICONE BASE, or DOT 5.1 NON-SILICONE BASE as applicable)。.

次のサイトに興味を引く記述が在ります。
http://www.keiyo-parts.co.jp/seiken.dot5.html

このブレーキフルイッドはDot5で在りながらグライコールベースと書かれています。 最初に容器(写真下)を見た際はDot5.1の印刷ミスか容器に記載されている5.1の〝.1”が見えないかとも思いましたが、上のサイトにハッキリとDot5でグライコールベースと書かれています。
メーカーに直接問い合わせれば簡単に解決する事なのですが、Dot5に関してはこの様な疑問を抱く事柄が沢山あります。  国に依っては、グライコールベースで沸騰温度の高いブレーキフルイッドがDot5(Dot5.1では無く)と表示されて売られたり、Dot6として売られて居る様で、アメリカのDot規格とは関連が無い場合も在る様です。

参考: 
Dot5とDot5.1 には何らかの関係が在る様な感じを受けますが、両ブレーキフルイッドの間には何の関連もありません。 強いて共通性を上げれば両者の沸騰点が同じ事です。  尚、上に表示されています沸騰温度のチャート(上左)は規格から得たもので正確ですが、Dot5.1 の方が高く表示されているチャートも出回っていて、数値にも種類があります。 

Dot番号(ブレーキフルイッド)の選択:
同じベースのブレーキフルイッドのミックス、即ちDot 3、Dot4、Dot5.1をミックスしても反応を起す様な事はありませんが、厳密にはマニュアルに示されたDot番号のブレーキフルイッドを使用するのが確実です。 Dot3使用の車にDot4を使用した場合にブレーキシステム部品、特にゴム部品に問題が生じる可能性は無きにしも在らずです。  しかし、一般的にはDot番号の低い方から高い方に変更する事には全く問題が無いとされています、即ち、Dot3からDot4に変更すれば少なくともDot3以上のパフォーマンスを期待出来ますが、Dot4からDot3に変更しますとDot4と同等のパフォーマンスは期待出来ないと言う事です。 更に、異なるブレーキフルイッドをミックスしますと沸騰温度は単一ブレーキフルイッドより下がります。

何れにしても、異なるブレーキフルイッド(グライコールベース間)のミックス以上に大切な事はブレーキフルイッドを定期的、即ち2-3年毎に新しい物と交換し、又使い残した古いブレーキフルイッドは再使用しない様にすれば、マスターシリンダー、キャリパー、アクチュエーター等の部品は酸化や腐食の影響を最小限に留める事が出来て、長い目で見れば経済的だと思われます。


疑問:
ブレーキフルイッドに関して調べていますと疑問点が沢山出て来ます、特にDot5に関しては果たしてどれが正しいのか驚きです。 

シリコンベースのDot5は沸騰温度が高い上に、自然に優しく、毒性は無く、グライコールベースの様にペンキを溶かしたりする事も無くクラシックカーには最適で、アメリカ軍の全ての車両にはこのDot5が使われています。 しかし、Dot5の宣伝、例えばレーシングカー用などと書かれた説明を読んだだけで飛び付いたら大変な事になります。  又、〝Dot5はエンタイロックブレーキシステム(ABS)には使用するべきでは無い”は良く目にする記述です。


次回はシリコンベースのDot5に関連した事柄を説明します。

ブレーキフルイッドに関する事実  その1 

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最初に、ブレーキフルイッドには現在Dot3.Dot4、Dot5、Dot5.1があり、DotはU.S. Department of Transportation(米国運輸省)の略で、規格はFMVSS 116(Federal Motor Vehicle Safety Standard #116)で、次のサイトに出ています。
https://www.gpo.gov/fdsys/pkg/CFR-2012-title49-vol6/xml/CFR-2012-title49-vol6-sec571-116.xml

尚、ブレーキフルイッドの品質規格はSAE (Society of Automotive Engineers)のSAE J 1705に定められてあり、試験方法はASTM(American Society for Testing and Materials)に示されています。


ある理由でブレーキフルイッド、特にDot5に関する情報が必要になりネットで調べてみました。 ところが、様々な意見、相反する情報も在りました。 

Dot5はDot3又はDot4とは混ぜる事が出来ない事は可成り沢山書かれています。 しかし、その理由は殆ど書かれていませんし、又Dot4からDot5に交換する際にどの程度の残量が許容量かも書かれていません。 

その為、Dot5の容器に示されている2社に電話をして対応した技術者に問い合わせてみました。 その結果、〝混ぜると問題が起こるから混ぜては成らない”、更にどんな問題が起こるかを聞くと化学反応が起こるとか、ジェリー状になるとか、余り信頼は出来ない様な返答振りで、両社とも我社はDot5の製造はしておらず、製造元から購入して販売をしているとの事でした。  結局、製造元を突き止め、Dot5を開発して1980年代にこの特許を得た人から情報を得る事が出来ました。  

Dot5は多くの利点がありますが欠点もあり、製品の宣伝を読んだだけで正しく理解せずに購入(選択)の判断をすれば大変な事になる可能性が大いにあります。


今回は2-3回に分けて、ブレーキフルイッドの種類、性質、使い分け、注意点等に関して書く予定です。

〝DEF”オイルに関して

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日本語と英語では異なる意味の言葉があります。  〝DEF”オイルはその様な言葉の一つです。

日本語での〝DEF”オイルと言えばデフオイル、即ちデファレンシャルギヤーの潤滑油の事だと思いますが、英語での〝DEF”オイルは潤滑油では無くてデイーゼルエンジンの排気ガスの触媒装置に使われる液体を意味します。

〝デフオイルと混乱するのでは?”と思われるかも知れませんが、文字に書けば明らかに異なります。
デフオイル:  Diff Oil (Differential Gear Oil)  
排気ガス用触媒液:  DEF Oil (Diesel Exhaust Fluid)
と言う事になり、アメリカに於いてデイーゼルエンジンを搭載したRVに興味がある人やトラック運転手は勿論、デイーゼルエンジン搭載車を所有する人の多くはこの二つの言葉が異なる事を理解していると思います。 

〝DEF”オイルは殆ど全てのトラック用のガソリンスタンド(アメリカではトラックストップと呼ばれる)に燃料ポンプと同様の〝DEF”オイル用のポンプが設置されていて、ガソリンが黒(レギュラーガスは赤)のノズル、軽油が緑のノズルに対して、〝DEF”オイルは青のノズルで販売されており、自動車部品店やウオールマートの様な量販店でもプラスチック容器に入ったDEFオイルが販売されています。

高速道路で見たRVの写真  その3

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アメリカのインターステートハイウエー(I-10、I-40、I-15、I-25、その他)を走ります旅行中のRVを頻繁に見掛けます。  当然、時間帯や場所に依って異なりますが、国立公園や景観の良い地域やそれらの場所に繋がる道では殆どがRVの様な場合もありす。
http://www.net-camper.com/cgi-bin/rv-ken/diarypro/diary.cgi?no=167

アラスカ州の場合は例外で、殆ど全ての幹線一般道でRVが多数走っており、48州(メインランド)に比べ物に成らない数のRVが在ります。  此れは他州から来るRVの数も多いと思われますが、それ以上にアラスカ州に住む人達の多くがRVを所有しているからだと思われます。 実際、道路から見える家の多くにはRVが置いてあるのが見えます。

高速道路で見たRVの写真  その2

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一般的にはトウドをけん引するクラスAやクラスCが多いのですが、今回写真を写した道には砂漠方面に向かうRVや湖に向かうRVも居て、多種類のけん引を見掛けました。  

旅行中に、何もけん引していないクラスAを見るのは稀で、けん引していない多くはナンバープレートで分かりますが、新車RVが工場からデイーラーに届けられている途中の場合が多いです。

高速道路で見たRVの写真  その1

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先日、ミニバン(RVでは無く)で出掛けた際にRVの写真を写しましたので、添付します。 これ等は単に気が向いた時に写した写真で、合計15枚を3回に分けて、写した順に添付します。  


昨年暮れに〝RVが欲しくなる病気“に侵されて、結局負けて仕舞いました。

知って於くと便利な自動車のリモート

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自動車のリモートの反応距離は限られて居ますが、次のビデオで紹介されている簡単な方法を使いますと反応距離が2倍、3倍と増すそうです。
https://www.youtube.com/embed/0Uqf71muwWc

既に知っている方が多いのかも知れませんが、私は数日前に知り、未だ試してはいません。
ビデオの説明者は知識が豊富で専門的に説明して居ますが、簡単に説明しますと、頭の中には水があり、リモートの周波数は水に接近(接触)させると共振を起してリモートの反応距離が増し、 水を入れたポリタンクを使うと更に増す様です。

リモートに使われている周波数は日本やヨーロッパの場合は433.92MHzで、波長は約70cm、即ち70cm毎に共振を起し、波長の半分の35cmでは相殺して届き難くなる様です。

此れまでに広い駐車場やビル内の駐車場で駐車場所が分からなくなり、リモートを使いながらアチコチを歩き回った事が有りますが、次回は是非使いたいと思います(覚えて居れば=記憶を長くする方法は?)。