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自作軽キャンパーエアーベッド

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 先日の”軽キャンピングカーの熟睡度”の記事に関する質問を複数頂いた。
 最も多かった質問であるが、エアーベッドとは・・・・?
 エアーベッドとは、いわゆるビニル製のベッドマット。これに空気を入れることで膨らませる。約20センチ程度の厚みがある。
 ホンダの軽自動車は、リアエンジン(荷室部)下にエンジンがあるため、マット製などではエンジンの熱が伝導し、晩春の頃でも熱さを感じて就寝できない。エアーベッドであれば、空気の層ができるため直接熱が伝導しない。
 次に多かった質問であるが、耐久性はどうなのか?
 メーカーによっても異なるであろうが、本車両で使用しているエアーベッドは重さ100kまでOKとされている。しかし、本車両の場合は四方をドア内張りや自作家具、車両のシートなどがあるため、重さをかけても想像以上にしっかりとした状態をキープできる。
 エアーベッドのよさは・・・。
① 車両の凹凸に柔軟にあわせることができるため、ベッド幅を最大限に確保できる。
② マット製ベッドであれば、収納に困るがこのエアーベッドの場合、エアーを抜くことでシュラフ(寝袋)程度の大きさにできる。③ エンジンからの熱を有る程度防ぐことができる。
④ 安価であり、簡単に入手できる。
⑤ エアー圧を変えることで好みのマットの硬さを自由に調整できる。
⑥ エアーベッドは専用の12Vエアーポンプを使い、短時間で(3分程度)で完成する。
などが大まかなよさである。
 バンコンのような組み立て式ベッド展開は軽バンの容積では、収納時邪魔になるばかりか室内高を確保できないため身動きさえできなくなる。
 ベッド展開時の居住性を考えれば、軽バンのベッドは最低高に抑えることが望ましいのではないだろうか。