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猛暑を過ぎて・・・・ 

 今年は、猛暑が続いた。
 先日、ある国産車ディーラー方と話しをする機会があり、面白い話を聞いた。
 その面白い話とは・・・・
 「今年は、エアコンが壊れた・・・という理由で車を持ってくるお客さんがとても大かった。メカニックが噴出し口を測定すると12度だし、ガスも減っていない・・・・。特に故障しているわけでもない・・・・。」
 結局は、外気温度が高すぎて、車内が充分冷え切らず”エアコンが故障”したと判断し、ディーラーに持ち込むユーザーが多かったとのことである。
 最近でこそガス抜けによる不良の車両が少なくなってきた。その理由は、製品や技術が向上したことはもちろんであるが、オールシーズンコンプレッサーを回すタイプの車両が増えているのも1つの理由。コンプレッサーの中には、オイルも含まれておりコンプレッサーが作動することでオイルがまわり、潤滑する。言い換えれば、来年の夏まで一度もエアコンを作動させないことも、壊れるリスクがあるということである。古いタイプのキャンピングカーや輸入車などは、コンプレッサー保護やOリングからのガス抜けを未然に防ぐための手段の1つとして、秋・冬・春であっても時々エアコンのスイッチを入れコンプレッサーを作動することをお勧めする。