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リコール

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 写真は、シボレイーP30、ウイネベーゴべクトラのアルミホイール。メーカーは米国の大手アルミホイールメーカーのものである。 写真のホイールではないが、このメーカーでも数種類のリコールが出されている。米国サイトでは、アルミホールを対策品と無償交換の上、米国内のタイヤ組み換え工賃なども全てメーカー側で負担するというもの。使用を続けると亀裂が入りホイールが破損するというもの。日本国内において、米国製品は、とかく情報が少ない。一度ガス関係、電気関係、シャーシ関係など装備品を米サイトでチェックしてみるのも事故を未然に防ぐ上で大切である。

3ウエイ冷蔵庫コントロールボード対策品

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 ここ数日は、大手自動車メーカーのリコールが話題となっている。 写真は、ノーコールド冷蔵庫に使われているコントロールボードの対策品。
 3ウエイ冷蔵庫のコントロールボードにおいてもリコール対象となるものが多数ある。機能しない、エラーになる・・・などはまだ良いが、使用を続けることで危険に結びつくリコールもあり、WEBページでは、冷蔵庫の使用を直ちに停止し、米国サービスセンターへ連絡するように促されている。
 日本で購入したアメリカ3ウエイ製冷蔵庫や純正でキャンピングカーに装備されているアメリカ製冷蔵庫は、それらのリコール情報もユーザーへ連絡されることもなく、その情報も持っていないことが多い。同型であっても年式によりリコールが該当するものもある。

E350用ヘッドライト

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 今回依頼されているE350のヘッドライト。
 フォードE350エコノラインは経年劣化でライトレンズが黄ばんでくる。磨けば一時的にいくらか黄ばみが取れるが、すぐにくすんでくる。今回の依頼は、この経年劣化を解消するためのライト交換。日本で購入すると高価で躊躇してしまう価格だが、本国から輸入すれば激安である。
 今回オーダーをかける際にライトを調べてみると、90年後半のフォードE350にも、シールドビームが存在する。
 シールドビームは、使い勝手の面や入手の手間からも好ましくない。実際に角目シールドビームを日本で入手しようとしても入手が非常に困難である。大手自動車用品チェーンもシールドビームは全く取り扱っていないらしい。
 写真は、E350のバルブ交換タイプヘッドライト。

スタッドレスタイヤ

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 先日、チェーンを巻かなければ走れない状況の積雪があった。
 その頃の天気予報によるともう一度寒波が来て積雪がある・・・とのこと。
 チェーンを巻く作業が面倒なため、某オークションでスタッドレスタイヤを落札。早速タイヤを組み替える。
 軽自動車の55扁平タイヤであるためビードが硬く取り外しが少々厄介である。
 タイヤとホイールを分離したついでに、ホールの損傷や異常をチェックする。
 リムの内側には、ゴム質が付着していた。これもエアー漏れの原因となることがある。これを綺麗に除去してタイヤを組み込んで終了。業者で組み換えをしてもらう際にも、この部分のチェックをしておくことが大切である。
 しかし、ここ数日春の陽気らしいが、雪は降るのだろうか?

リコール情報

 円高が進むについて輸入を依頼を受け部品の価格をリサーチしたり適合を確認したりする中で、依頼者の車両情報を確認する。
 ほとんどの場合VINナンバーで車両の情報を確認するのだが、その車両がリコール対象となっていることがある。
 特にブレーキ関係のリコールは早めの対処が求められる。
また、車暦を確認すると米国内でレンタカーで使用されていた車両や過走行、その他特殊な車暦をもつものもある。

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Vehicle: 1994 FORD F53
Records: 3 records found Vehicle History database
Recall Results: Open Recall found:
Manufacturer recall issued
Recall # 09S07

除雪

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 週末は先週の雪から一転快晴となった。
 べクトラの屋根からいつまでたっても水が落ちてくる。降り積もった雪が原因である。
 ボディカバーを掛けているから良いものの、これがカバーなしだったら永遠と流れてくる水によっていくつもの黒い水垢の線が付着してしまう。水垢を除去するのが大変な作業になるところである。
 ラダーにのぼり屋根を覗いてみる・・・。
 すると、雪がまだしっかりと残っている。これではいつまでたっても雪融け水が落ちてくるはずである。
 早速屋根に上がり除雪する。

ベルト交換

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 写真は、三菱の軽自動車3G83のベルトである。
 このエンジンに使用されているフロントベルトは、1本で全てを取り回している。サーペンタインと呼ばれる方式らしい。
 この方式の特徴としては、ベルトの表裏を利用するため、かなりの角度で取り回しされている。そのため、劣化も早いそうである。
 写真は、新車から4万強走行車両のベルトである。
 すでに、リブ部に亀裂が無数に入っている。これから本格的に寒くなる前にベルト類のチェックを!
 

パーキングブレーキメンテナンス

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 写真はシボレーP30ベクトラのパーキングブレーキドラム。
 P3×系のシャーシでは、サイドブレーキがトランスミッションのすぐ後ろにある。
 一般的なリアタイヤを固定する方式とは異なり、プロペラシャフトを回転させないことでロック方式である。
 構造は簡単。ドラムブレーキ同様シューを押し広げてロックする。P3×系のシャーシは、通常Pレンジに入れてもミッションをロックする機構がなく、パーキングブレーキのみで車両が動かないようにしている。このブレーキも定期的なチェックやメンテナンスが必要である。

ウォーターポンプ交換

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 最近の自動車は、タイミング”ベルト”がタイミングチェーンになっており、タイミングベルトを交換しなくても良い車両が増えてきた。
 タイミングベルト交換と一般的にセットとして交換するのがウォーターポンプ。ウォーターポンプは、タイミングベルトを外すときに外しやすいためと時期的にベルトと同時期にそろそろ不具合がでるからである。
 ウォーターポンプは、LLCを循環させエンジンを冷却する重要な部品である。ウォーターポンプが劣化すると冷却能力が落ちたり、オーバーヒートを起すこともある。特にシールからの大きな漏れなどは、エンジンを焼きつかせ致命傷となる場合がある。
 不具合には、ぺラの磨耗やシャフトのがたつき、シールの劣化によるLLCの漏れなどがあげられる。
 アメリカ製キャンピングカーの場合も、タイミングチェーンが採用されている車両が非常に多い。
 既に10年経過した車両などは確実にウォーターポンプの劣化が進んでいる。
 冷却能力が落ちてきたりLLCが減ってきたりしているようであれば要注意である。キャンピングカーは停車している時間が長く使わないから劣化も進む。
 今回交換したウォーターポンプは、P30シャーシ。べクトラのものである。
 補機類を外しようやくポンプにたどり着く。ネジは固着し、ホースも固着している状態。エンジンは大きいが整備性が悪いため、時間をかなり要する。
 写真では分かりにくいが確認用の小さな穴から、LLCの漏れた形跡がある。ポンプのカバーには、固形物が付着。ポンプは軸が劣化し、新品と比べるとぺラの重さが全く異なる。
 日本国内で流通しているキャンピングカーの多くはタイミングチェーなのでウォーターポンプ交換はしていないことが予想される。
 大きな車両であるため事前の交換を行い、旅先での故障は避けたいものである。 
 ちなみにウォーターポンプは今回輸入したもの。価格は、なんと国内のキャンピングカー関連業者価格の約10分の1。
 
 技術協力:宮崎自動車(0947-49-1002)

軽自動車の名義変更

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 先日購入した軽自動車の名義変更を行った。
 名義変更は、自動車販売店などが行うもの・・・と思われがちであるが、個人でもできる。
 費用は写真にある領収書のほんの僅かな費用だけである。これを人に頼めば当然費用がかかる。
 名義変更は、書類に記入し、以前のナンバーを取り外し、新しいナンバーを取り付けするだけであるため工具はドライバー1本あればOK。書類の記入もサンプルがあるのでそれを見ながら記入すれば難しいものではない。新所有者が住民票などの書類を準備しなければならないことと地域によっては、車庫証明を事前に取らないといけない場合がある。
 初めての場合は、最寄の陸運局の軽自動車協会などに電話をして確認すれば詳しく教えてもらうことができる。
 個人売買、業者から購入に関わらず名義変更を自分で行えば経費を安く抑えることができる。
 
 

Yahoo!オークションにて...。

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先日、Yahoo!オークションにて、onan社のコマーシャル6500と言う発電機を購入。
神奈川県からの出品だった為、NCの友人にご尽力いただき、引き取り&発送。
試運転してみましたが、さすが、数十時間しか使用されてないので、回転も安定して、問題なく回りました。
残念なのは、左サイドに本来あるべきファンカバーが無く、ファンがむき出しになってます。
日本のonan社販売代理店に問い合わせしてみた所、ファンカバーを装着しないで使用すると、危ないのは勿論、冷却に問題が出る可能性があるとの事なので、購入する予定です。
発電機自体はそれなりに安く買えたのですが、結局、高くつきそうです。(゚Д゚;)

持ってたら、イザと言う時に役立つのですが、問題は、このジェネを載せるような車両に、私が乗ってないと言う事かと...。(笑)
これ以外にも、masterさんのジェネレーターを修理していた間にベクトラに載せてたエメラルド6500もあるし、更に中国製のポータブルもあるし...。
物欲リミッター作動しないと、置き場所が...。

運営事務局 賢

医療用検診車

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 写真は、大型バスの検診車に搭載されている発電機。
 米国製キャンピングカーでおなじみの”色”の発電機、オナン社製である。
 見る限り、かなりの年代物。またキャンピグカーに搭載されている発電機よりはるかに大きい。
 車載用?とはとても思えない大きさである。しかし、この大きさの割りに出力は100V60Aと案外小さい。
 医療用として使われているため不具合がでないために万全に整備されているのであろう。聞くところによると一定時間を使用するとエンジンのオーバーホールを行うらしい。
 逆に医療用であればかなりの使用頻度が有る程度あるため、調子が良いとも考えられる。
 キャンピングカーの発電機の場合、数ヶ月使用しないこともあり、使おうと思ったときにエンジンが始動しない・・・という話もよく聞く。
 エアコンを使う時期・・・キャブの詰まりがないか、オイルの量は適切か、消耗部品は交換時期ではないか・・・・最近始動していないようであれば事前のチェックを!